8月の終わりから、今日のために再プレイしておいて良かったと思った。途中、彼女が「はい」と手を差し伸べる場面で泣き、最後の15分とエンドロールではずっとぼろぼろと涙をこぼし続けた。結局のところ、この『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』は“あたしがどれだけ彼女に思い入れていたか”を確認するためのものだったのかもしれない。
彼女への思い入れがどれほどのものなのか、どんなに言葉を重ねても伝えることはむずかしいだろうけれど。
以下その他の感想。
- ゲーム最後の場面──レッドXIIIがミッドガルを見下ろすところから物語が始まることにちょっとした感動を覚えた。
- えらく色っぽくなったクラウドにかなりテンションが上がった。
- 「興味ないね」で思わず笑う。
- レノ格好良過ぎ。
- 伍番街の教会を見た途端、何とも言えない気持ちになった。
- あの着メロに何が起きたのかと思った。
- 忘らるる都は徒歩じゃないと行けない気がする。
- ヴィンセントって格好良かったんだな。
- なんでケット・シーはレッドXIIIに乗ってるんだろう。やはりモーグリではいろいろとアレなのか。
- いくらなんでもこの人間業とは思えない跳躍は無理があるんじゃないだろうか。
- ツォンとイリーナも出て来たので良かった。
- カダージュは見目形はとても好みだが、今ひとつ役不足。やはりセフィロスじゃないと。
- バトルシーンは動きが早過ぎて目がついてゆかない。格好良いし美麗だが。
- 彼女の名前は最後まで、一度も呼ばれることはない。
- クラウドの最後のセリフは想像通り。
しかしこれ、音楽も含めさまざまな場面で、細々としたところで、ゲームをプレイしていないとわからないというか、感情移入しにくい部分が多い。というか、プレイしていることを前提に作ってるんだろうけど、今でも持ってて見る前にプレイした人ってどのくらいいるんだろう。特典の映像だけじゃ絶対わからないと思うんだが。
それにしてもクラウドの、どこか神経質で憂いを含んだ色っぽく美しい顔は激しくツボだ。そして、ゲームではどうしても決戦前のティファとのアレが非常に腹立たしく、これまでずっと許せなかったのだが(もちろん選択肢ではとことんティファに冷たくした)、これを見て「もういいや」と思えた。