ひろひろ

ATARUのことを少しだけ。
他のところでチラッと書いておりましたが、ATARUは好きすぎてちゃんとした感想が書けないので、思いつくままにさらっと書いて見たいと思います。

好きなシーンはいろいろありますが、とにかく、チョコちゃんとマドカのシーンは全部脳内に保存したい。可愛いわーあの二人。
ルート66のキングマンでの二人は特に。チョコちゃんとマドカがおでこをくっつけあってるシーンは大好き。あのシーンでのマドカの「アタル」って言い方はすごく好き。声が柔らかくて可愛くて。
あのシーン、チョコちゃんじゃない人だったら、キスシーンに相当するんだろうなあ、と思います。あと、ぎゅっと抱きしめたりとか。
「&マドカ」って百合を渡すくらいだから、チョコちゃんにとっては恋愛というよりは家族のくくりなんだろうけど、あえて言うならそういう感じなのかなーと。

見ていて、チョコちゃんというより中居ファンに戻るのは、スプリンクラーの水とスタンガンで感電した後の、ベッドに倒れこんだ中居さん。あのときの目と指がもう……!
あと、星管理官に謝られた後、管理官を車椅子に座らせて、壁沿いに行くところ。あそこは何がいいのか自分でもわからないけど、壁にくっついてく中居さんが好き。
それとラストシーンの、百合を並べ終えてしゃがみこんでるところ。ここは中居さんとチョコちゃん混じって好き。なんかもう可愛くて可愛くて。

小ネタで好きなのは、とにかく北村さん。つか、沢主任。主任の部屋はネタだらけで良いですねっ!一番好きなのは枕もとの主任の写真。なんでテルマエロマエなのよ?
あとは聖コマツダ教会。字面だけだと気づかなかったけど、口に出してみて「なんだこれ?」と大笑いしました。

ズルイなと思ったのは前田美波里さん。もうさー彼女出てきたら「反則」って思っちゃいますね。夏木マリさんくらいズルイ。
そういや関係ないけど、前田美波里さんのシスター・アリーニとちっちゃいマドカが二人で「マードーカ」って名前の練習してるところと、この間の安堂ロイドの冒頭、麻陽が「ローイードー」って自分が名づけた名前を嬉しそうに呼んでるところ、言い方同じですよね。ホント関係ないですけどね(笑)。

後は好きなところはね、そもそものドラマの時点からそういうところはありましたけども、説明が少ないところ。
百合が4輪じゃなくて5輪だった理由は、「&マドカ」でわかりますけど、マドカが5輪目、と言葉で説明はないですよね。そこにどんな意味があるかも。
一番最初にマドカがチョロを見て「それ、嫌いなの」っていうシーンがあるけど、その後一切説明はなし。チョコちゃんがチョロを置いていくときはいつもマドカのところに行くときなんだけど、そうは言わない。
もちろんそうやって見ていればわかるけれど言葉で説明することはなくて、登場人物の、たとえばマドカやチョコちゃんの態度や表情で表すっていうのがすごく好きです。

そして何より一番好きなのがマドカ。
雑誌やテレビのインタビューで、マドカをどう描くか、ということをみんなですごく話し合った、と中居さんも北村さんも千明様も言ってましたけど、マドカは怖いけれど本当にすごく可愛くて切なくて、マドカをちゃんと描こうといろいろ考えたっていうのが、よかったな、と思います。良かったっていうのは一視聴者である私が言うことじゃないのかも知れないけれど、なんというか、そうやってマドカをちゃんと描いてくれたから、こんなふうにマドカに感情移入できて、こんなふうに大好きな映画になったんだと思う。
マドカの気持ちを考えながら見るととても切なくて、そしてとても綺麗な話だな、と思います。

ATARUは本当に大好きで、大事な話になりました。