晴れ、非常に残暑の厳しい日。風は弱く景色は霞み、太陽が低くなってきているせいか部屋に随分差し込むのが辛い。実際今日一日でずいぶん日に焼けたような気がする……。一旦からだが涼しいのになれてきているせいかもしれない。
ぱらぱら読んだ本。
『宮崎駿の世界』
鈴木敏夫×石井克人、押井守×上野俊哉……といった対談部分が面白い。宮崎駿がどういう仕事のやり方をするか、といった話。
午後、通りがかった空き地で猫がぐったりうたた寝しているのがかわいらしかった。渋滞する国道沿いのうるさい場所ではあったのだけれど、砂利を踏みしめて後ろから近寄ってもびくともしない。
一昨日終わった衆院選選挙向け政党ポスターが街角の掲示板に貼ってあった。ぽつんと残って（たぶん、支持者がわざと遺しているのだと思うのだけれど）風にはためいているのがひどく寂しい気がした。党首のきらめく笑顔。20世紀からの政治家である人たちが、改革の前進をとなえて21世紀も生き残ろうとしている。
思い立ったが吉日という思いで今日から DI:DO で日記を書かせて頂くことにした。よろしくお願いいたします。
晴れ、大陸から日本海へ台風15号崩れの低気圧が出てきたせいで南風がかなり強い。ベランダのスリッパが1メートルほど飛ばされていた。
午後、半月が青空にうっすら白く浮かんでいるのが美しい。ひどい暑さは今日までで明日からは涼しくなるらしい。確かに風はひんやりしている。
数日前から、ケーブルテレビのNHKデジタル総合がノイズがのってうつりが悪くなった。音声も時々1音、2音分ほど抜けるのが意外に勘に触る。とうとうケーブルテレビ局に電話したら「障害の報告は出ていません」とのことで、うちの受信機側のトラブルだろうと指摘される。そして後日点検に来られることになった。台風とか悪天候のときに様子が悪いんですけど、といってみたものの、ケーブルがとぐろのようになっているので自信無し。「どこか接続が悪かったりケーブルの不調があったりするとこんなふうにNHKに出やすい」と言われたのだが。
語り継ぐこと。
ストーリー、物語化と「説話」、説話文学とのつながりをぼんやり考えてみている。語りや説話によって広く世間に、そして長く後世に伝えようとしたことが古来からある。
曇り。「敬老の日」だった日は昨日までの猛暑一転、予報通りかなり涼しくなった。
ケーブルテレビの受信状況が悪くなっているのの点検修理に来てもらう。受信レベルが随分低いとのことでやはり異常は異常であるらしい。そして今日のところは応急措置で終わる。どうやら「我が家の設備の不具合」といった問題ではなく、もっと大がかりな、マンション全体か少なくともうちの棟に関わる大問題かもしれないとのこと。影響が大きいので、全戸告知の上で日を改めてもっと大がかりな検査や工事をする必要があるらしい。
ハイビジョン放送を見ていたら延暦寺の一年を撮影したテレビ番組に何気なく行き当たる。僧侶の厳しい修行。顔つきが緊張感に満ちた、しかしどこかにやわらかさのあるものに変わっていくのが印象的だった。
やわらかく雲海や霞に覆われる叡山の美しさは水墨画のようでもあり、水墨画とは水の存在に拠るところが多いなあ、などとぼんやり思う。