東京 都 世田谷 区 の 評判 山本クリニックの毎日の日記帳

平成20年6月12日(木曜日)

「今日は何の日」は
私は私は新潟の寒村の百姓のうまれです。
私の郷愁の小説である雪国。
1937年 - 川端康成が「雪国」を発表された日です。

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『雪国』(ゆきぐに)は、
川端康成の長編小説で代表作の一つ。
1935年以降、『文藝春秋』『改造』などに分載されました。

主人公と土地の芸者・駒子、その許婚者(?)の妹・葉子の
人間関係を描いたものです。
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「雪国」

私はこの「雪国」に風景描写に。
たとようのない郷里新潟の「哀愁」を感じます。

枕草子や和歌などの系譜にある
日本的な美観を発現しているとされ、
情景や心情の描写が特に高く評価されています。

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作品のストーリーは
そのクライマックスに突然に終わるような印象です。

作品の展開が美の頂点に達しその低下を
予想させる直前を狙って
話を終了させていると考えられています。

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「雪国」
舞台・モデル
小説中には明記されていません。
けれども物語の舞台は新潟県湯沢町です。
川端康成氏は
高半旅館に1934年(昭和9年)秋より1937年まで
逗留致しました。

川端康成のもとにその間に通い詰めた
芸者さんもいたそうです。

けれども
川端は「駒子のモデルはいるが、小説とは違う」
という意味のことを
語ってもいます。

村松友視の『「雪国」あそび』に
モデルの女性(1999年逝去)
について記載されています。
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「雪国」
川端康成が滞在した高半旅館の建物は建替えらました。
けれども
雪国を執筆したという「かすみの間」が
保存されています。

湯沢町歴史民俗資料館に。

モデルの芸者が住んでいた部屋を
再現した「駒子の部屋」もあります。

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「雪国」の
書き出しの読み方

『雪国』は
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。」、
という書き出しで始まる
ことは有名です。

「国境」とは、かつての令制国である
上野国(群馬県)と越後国(新潟県)の
境という意味で「国教」。

因みに日本国内における
旧令制国の境界の読み方は一般に「くにざかい」
になります。
「こっきょう」と読まれることが多いです。

『雪国』における「国境」の読み方には議論があるようです。

私はどちらでもよいと考えます。

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「雪国」の鉄道

鉄道にまつわる豆知識
「長いトンネル」というのは上越線の清水トンネルです。

はじめに列車が止まった
「信号所」は土樽信号場(現、土樽駅)です。

なお『雪国』の冒頭部分をテレビなどで取り上げる際。
必ずや
蒸気機関車の列車の映像が登場致します。

これは間違いです。

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「雪国」

上越線の長大トンネルの煙害対策のために
上越線は。
初めから直流電化で開業致しました。
列車は電気機関車であり蒸気機関車ではありませんでした。

「トンネル」通るから。
「トンネル」前の駅では
「蒸気」から「電気機関車」
に「繋ぎ変わります。

このときは「見所」でした。

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「雪国」

雪国のトンネルで昔は「窓」を
しめました。

けれどもそれでも「煙」は入ってくるのです。
トンネル越しでは皆の顔に「煤:すす」
がつきます。
トンネルをでたあとに「駅」で顔を洗うため
停車時間はたっぷりありました。

「清水トンネル」は余りに「長い」ので

これは新潟出身の人間であればよく知っている
ことです。

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因みに
清水トンネルがある
湯檜曽駅〜土樽駅間を複線化するにあたり
新清水トンネルがなくなりました。
1967年より下り線用として再開されました。
だから
旧来の清水トンネルは上り線用となっています。

そのため現在では。

川端が執筆した当時の清水トンネルを抜けて
「雪国」を訪れることはできません。
昔懐かしい「トンネル」で「煤ける」ことも
できません。

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かつて上越線には、
この小説から愛称をとった
急行列車「ゆきぐに」が運行されてい
ました(1959年〜1965年、とき (列車)の項を参照)。

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川端康成の「雪国」
映像化作品
2005年現在までに。

テレビドラマ5本と映画2本が製作されています。
テレビドラマ
1962年 - 文芸シリーズ「雪国」
(TBS系列、連続7回、出演:池内淳子、山内明、岸久美子、阿部寿美子ほか)

1970年 - 長時間ドラマ「雪国」
(NHK、単発、出演:中村玉緒、田村高廣、亀井光代ほか)
1973年 - 「雪国」(フジテレビ系列、連続4回、出演:大谷直子、山口崇、三浦真弓、原田大二郎ほか)
1980年 - 木曜ゴールデンドラマ
「雪国 純白の雪と湯煙りに燃える恋!」(日本テレビ系列、単発、出演:松坂慶子、片岡孝夫、真行寺君枝、堀内正美、内田朝雄ほか、語り:森繁久彌)
1989年 - ドラマスペシャル「雪国」
(テレビ朝日系列、単発、出演:古手川祐子、鹿賀丈史、有森也実、富田靖子ほか)

映画
1957年 -
「雪国」(製作:東宝、監督:豊田四郎、出演:池部良、岸惠子、八千草薫、森繁久彌、加東大介、浦辺粂子、市原悦子ほか)

1965年 - 「雪国」(製作:松竹、監督:大庭秀雄、出演:岩下志麻、木村功、加賀まりこ、沢村貞子、早川保、柳沢真一ほか)

翻訳
Snow country(エドワード・サイデンステッカー訳、
1957、Unesco translations of contemporary works)

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雪国 (文学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA%E5%9B%BD_(%E6%96%87%E5%AD%A6)

『雪国』(ゆきぐに)は、
川端康成の長編小説で代表作の一つ。
1935年以降、『文藝春秋』『改造』などに分載された。

主人公と土地の芸者・駒子、その許婚者(?)の妹・葉子の人間関係を描く。
枕草子や和歌などの系譜にある日本的な美観を発現しているとされ、
情景や心情の描写が特に高く評価されている。

作品のストーリーはそのクライマックスに突然に終わるような印象であるが、
作品の展開が美の頂点に達しその低下を予想させる直前を狙って
話を終了させていると考えられている。