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東京都 世田谷区 山本クリニック 山本 博昭(脳神経外科専門医)
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本 博昭

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科・
心療内科・耳鼻咽喉科
山本クリニック形成外科・皮膚外科・美容外科
形成外科・美容外科・・レーザー治療・レーザー外科
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東京 都 世田谷 区 の 評判 山本クリニックの毎日の日記帳

平成21年11月10日(火曜日)

「春」の「3月「4月」「5月」

がおわり。

そして「夏」「6月」「7月」「8月」

「秋」の「9・10月」がおわり。

「秋」の「11月」になりました。

「秋」です。

「みどりいろの秋」から。

「こがねの秋」になりました。

早朝に。

すっかり車のとだえた。

コンクリートの幹線道路を。

よこぎって。

向こう側から。

沢山の「木枯らし」のこえが。

きこえます。

★★★

今年の春・から冬は予期せぬ
インフルエンザ*の
大規模な流行が予想されます。
東京 都 世田谷 区 山本クリニックでは。
薬事法の「能書」にあるとおり
「正規の」
「2回法によるインフルエンザワクチン」の
予防接種を行います。
御予約が必要です。

1回法=3500円

2回法=7.000円

です。

当院ではいつでも御来院されれば
インフルエンザ予防接種が可能です。
まだ。

インフルエンザ予防接種をされて
いないかたは
ぜひともうけられてください。

「昨年」
「9月」がおわわりました。
「10月」も終わりました。
「11月」もおわり。
「12月」で「冬」になりました。
「12月」がおわり。
「昨年」はおわりました。

「冬」も「年」を越しました。
「1月」がおわり。
「晩冬」の「2月」もおわりました。
「3月」「春」です。

「春」の。
「3月」「4月」「5月」はおわり。

「8月」はおわりました。
「秋」です。

「11月」はしずかに。
しずかに。しずかに。

能の舞(のうのまい)の。

「おきなのあゆみ」のように。

そそとした「秋舞台」の上を。

さらにふかまりつつゆく

「秋」から。

「もっと深い秋」の景色の舞台の上を。

あゆみつつあります。

能の舞(のうのまい)の。

「おきなのあゆみ」は

「秋」の「11月」から。

さらにおくふかい「四季の季節」

「ふかい黄金(こがね)の「季節」」へと。

むかっています。

暗い朝の早朝に。
南の天に「明けの明星」が
輝いています。
闇夜の天高いかがやく惑星。

「明けの明星」金星に。
毎日「おはよう」のあいさつを
します。

「秋」の「11月」の。

早朝に。

はるか暗い早朝に。
「りす」のかすかな。
ひとりぼっちの。
鳴き声がきこえたような気が致しました。

けれどもそれは。

「季節風」の声。

毎朝の暗いうち「季節風」の「音色」は。
毎日違います。

「ろうろう」「こうこう」

耳をすませば。
「季節風」の鳴き声は。

「独唱」から次第に「合唱」に
なってゆきます。

そしてオーケストラの楽器の配列のように。
一風一かぜ(ひとかぜ)の
「季節風」の鳴いている場所も。
わかるように。なってきました。

「季節風」も

「秋」。

みのりの「秋」の季節。

 にむけての。

ころもがえやひっこしをしている
ことがわかります。

「あきかぜ」に

「衣替え」して。そして。

また深い「秋」への。

「衣替え」を。

するのでしょう。

「季節風」は。

「鳥」のように。

木々の上から電線のうえにやどるようです。

「季節風」は

「街路樹」にとまって。

「秋」を過ごすのでしょう。

「秋」です。

秋の「季節風」がうたう季節

になりました。

「11月」になりました。

日々ゆっくりと

日は短くなります。

陽はひくくなります。

夜は長くなります。

空はたかくなります。

天上の太陽空たかく。

いまは「秋」。

そして。

「秋」から。

「深い秋:ふかあき」に。

向かいます。

あさは曇っていて。
さらに昼間でも「さむい」ことがある。
私がおきるまっくらな早朝は。
とてもとても。
とても寒いです。

雪国うまれの私は秋さむいのがつらい
です。

宮沢賢治

「さむさのなつはおろおろあるき」

は秋にもいえる。

早朝「そら」をみあげれば。
晴れているはず。日差しもあるはず。

けれども空には
「雲がいっぱい」で「空はくもりそら」
です。
ふしぎな「秋」のひざしです。

ふとかんがえれば・・。

そして「秋」には。

「秋」の「強い日差し」から。

「芽」をまもり。

「秋」の太陽から。さらなる恵みを。

「実る木の芽」にあたえる。

「空」こそは。

「ソフトフイルター」の役目を。

「秋」の「おぼろくもりそら」が。

しているようです。

自然とは。

とてもよくできたものです。

変幻自在であり

そして規則も正しい。

なおかつにして。

自由が自在。

春夏秋冬。

大気に漂う霞がごとし。

深い山の奥に住むという

仙人の心境(ここち)が。

よくわかる。

「秋」の街路樹もそうそうたる。
ふかまる冬の羽振りを。
まとう木々に姿になってきました。

街路樹は「落葉樹」がよいです。

街路樹が「松や杉」のような。
「常緑樹」では
冬はうっそうとして
陽の光をえられない。

夏場は枝ぶり葉っぱから陽の光を
さえぎれない。

晩秋も「針葉樹の落葉」では
木枯らしもつりがあわない。
とどのつまり
四季のリズムはつくれません。

ヴイバルデイの
「四季」の「夏」にある
木陰で休む羊飼いの旋律
も。
フランツ・シューベルトの
「菩提樹」の歌曲
も「うまれません」。

落葉の針葉樹で
強いからといって私の「好き」な。
「からまつ」をうえられても
街路樹には叶(かな)わないでしょう。

私の「大好き」な。
北原白秋の「からまつの詩」。

「からまつ」は

街路樹にはそぐはないかもしれません。

播磨の俳人滝野瓢水の句

「手に取るな

やはり野におけ蓮華草」

のように。

「秋」ではあっても。

やはり野におけ蓮華草。

やはり野におけから松木。

「からまつ」も蓮華草と同じくに。

清楚な華やかさとはかなさを

もっています。

やはり野におけ。

蓮華草とからまつ。

「秋」の「からまつ」です。

そしていま。
「秋」をあゆみゆく
「からまつ」の時期になりました。

-------------------------------
北原白秋
 
「水墨集」より

  
 落葉松
-------------------------------

      一
 
 からまつの林を過ぎて、
 
 からまつをしみじみと見き。
 
 からまつはさびしかりけり。
 
 たびゆくはさびしかりけり。

      二
                 
 からまつの林を出でて、
 
 からまつの林に入りぬ。
 
 からまつの林に入りて、
 
 また細く道はつづけり。

      三
 
 からまつの林の奥も
 
 わが通る道はありけり。
  きりさめ
 霧雨のかかる道なり。
 やまかぜ
 山風のかよふ道なり。

      四
 
 からまつの林の道は、
 
 われのみか、ひともかよひぬ。
 
 ほそぼそと通ふ道なり。
 
 さびさびといそぐ道なり。

      五
 
 からまつの林を過ぎて、
 
 ゆゑしらず歩みひそめつ。
 
 からまつはさびしかりけり、
 
 からまつとささやきにけり。

      六

 からまつの林を出でて、
  あさま ね
 浅間嶺にけぶり立つ見つ。
 
 浅間嶺にけぶり立つ見つ。
 
 からまつのまたそのうへに。

      七
 
 からまつの林の雨は
 
 さびしけどいよよしづけし。
 
 かんこ鳥鳴けるのみなる。
 
 からまつの濡るるのみなる。

      八
 
 世の中よ、あはれなりけり。
 
 常なれどうれしかりけり。
 
 山川に山がはの音、
 
 からまつにからまつのかぜ。

-------------------------------

木々の青葉の房が
早朝くらい中でも
うかびあがります。
とりわけ私は
くすのき科が。
「大好き」な「木」の
ひとつです。
ポプラも好きです。
イチョウもすきです。
けやきもすきです。
カエデもすきです。
もみじもすきです。
松もすきです。
杉もすきです。
からまつも好きです。

「秋」「11月」になり。
裸木の。
木々の穂先は小さいけれども毛氈(もうせん)
のようにあざやかな萌黄色と緑です。

まるで。
大きな里山の森の冬のうねりのようです。
今年は木々のわかばの冬のめばえがとてもとても
鮮烈です。
「秋」の芽はえも「鮮烈」なことと見守ります、
「季節風」が。
若芽のうえを吹き抜けていきます。

街角の雑草も
秋草に変貌して。

「季節風」になり。

道端のくさばなは。
「遠慮がち」にながら堂々と一本の茎。

雑草も。
秋草へと変貌しつつながらえています。
あたたかかう
ふかまる「秋」をまつ。
「秋」の野の雑草:ざつそうです。

朝暗いうちは。
とてもはださむいです。

東京 都 世田谷 区 山本クリニックには。
ふとい孟宗竹のたけやぶ
があります。
竹はせがたかいから。

クリニック館内からはすこし離れた所にある。
はなれていても。
とおくからもみえます。

秋風しらしむ秋竹の

笹葉は蒼くふるえたり

みどり葉笹葉にかぜはやみ

秋陽をうつすやうつろひの

竹の葉秋かぜはやいくとせ

地にも空にも
みどり葉ひらき
みどり木冬空
天高くひろがりけり
ゆたかなりけり
いふことのなし
いふことがなし
いふことはなし
ゆたかなりけりはる

-------------------------------
ミニ伝言板
★当院は完全予約制です。★
-------------------------------

平成21年1月12日(月曜日)は祝日です。

「祝日」で元来は「休診日」です。
けれども「完全御予約制」の。
御予約の患者さんのみ限られた時間帯で。
診療を行います。

はおわりました。

-------------------------------

平成21年2月11日(水曜日)は祝日です。

「祝日」で元来は「休診日」です。
けれども「完全御予約制」の。
御予約の患者さんのみ限られた時間帯で。
診療を行います

はおわりました。
-------------------------------

平成21年3月20日(金曜日)は祝日です。

「祝日」で元来は「休診日」です。
けれども「完全御予約制」の。
御予約の患者さんのみ限られた時間帯で。
診療を行います
はおわりました。

-------------------------------

平成21年4月29日(水曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。

-------------------------------

平成21年5月4日・5日・6日・
(月曜日)(火曜日)(水曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ
限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
------------------------------

平成21年7月20日(月曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ
限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。
------------------------------

平成21年8月14日(金曜日)と15日(土曜日)
の「二日間」
は病院の医療コンピューターの更新のため。

診療ができないので二日間「休診日」になります。

平成21年8月13日(木曜日)まで平常どおり。
平成21年8月18日(日曜日)から平常どおり。

はおわりました。

------------------------------

平成21年9月21・22・23日
(月曜日)(火曜日)(水曜日)
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
------------------------------

平成21年10月12日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

------------------------------

平成21年11月 3日(火曜日)
平成21年11月23日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。
------------------------------

私は寒い新潟の寒村の百姓のうまれです。
毎朝03:15amには起床致します。

睡眠時間は「4時間」。

朝の病院への移行に車をつかいます。
まっくらです。

朝5:00am前に東京 都 世田谷 区 山本クリニック
の明かりがともります。

真っ暗な中で。
病院の事務局と病院の診察室との
往復はとても気温が低いと
とてもくつらいです。

朝の日の出前までの間は今日御来院される患者さん
の「診療録:カルテ」のチエックと
朝の申し送りの準備です。

★★★

今年の春・から冬は予期せぬ
インフルエンザ*の
大規模な流行が予想されます。
東京 都 世田谷 区 山本クリニックでは。
薬事法の「能書」にあるとおり
「正規の」
「2回法によるインフルエンザワクチン」の
予防接種を行います。
御予約が必要です。

1回法=3500円

2回法=7.000円

です。

当院ではいつでも御来院されれば
インフルエンザ予防接種が可能です。
まだ。
インフルエンザ予防接種をされて
いないかたは
ぜひともうけられてください。

-------------------------------

2004年10月15日より厚生労働省により

肺炎球菌ワクチン
が努力義務のある予防接種の対象
とされました。当院でも接種可能です。
御予約が必要です。
去年2007年の「5月ころ」NHKの
放映があり。
昨年は全国で「肺炎球菌ワクチン」が
たりなくなってしまいました。

------------------------------

成人の風疹急増。
御婦人で風疹の既往が定かでない
場合は。
風疹抗体価血液検査と風疹ワクチン予防接種を
御勧め致します。
御予約が必要です。

------------------------------

学校の入学式。桜の花。
そして「眼に青葉やまほととぎす・」
の時期。
そして紫陽花が咲き夏になり
秋になりまた今年も冬がきます。

インフルエンザをはじめ「ウイルス系」の
「感染・伝染」が急増致します。

今年は猛暑と厳寒。
「地球温暖化による大気温度差の拡大」が
顕著であろうと推察されます。

体調を崩される方が多いものです。
私はこの夏は「猛暑」になり極め厳しい「暑さ」
であることを懸念しています。
そして気候の変動は
激しいと思います。

このような今年からは
冬場や春にかぎらずインフルエンザに
代表される。
ウイルス性感染症が
大流行するおそれが強い。

麻疹(はしか)の大きな流行が予想されます。

成人しての麻疹(はしか)は重傷化しやすいです。

はしか(麻疹)のワクチンの予防接種を行っています。
御予約が必要です

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学校の入学式。桜の花。
そして「眼に青葉やまほととぎす・」
の時期。
そして紫陽花が咲き夏になり
秋になりまた今年も冬がくる。

インフルエンザをはじめ「ウイルス系」の
「感染・伝染」が急増致します。

今年は猛暑と厳寒。
「地球温暖化による大気温度差の拡大」が
顕著です。

体調を崩される方が多いものです。
私はこの夏は「猛暑」になり極め厳しい「暑さ」が。
そして気膠の変動は
激しいと思います。

このような今年からは
冬場や春にかぎらずインフルエンザに
代表されるウイルス性感染症が
大流行するおそれが強い。

-------------------------------
麻疹(はしか)の大きな流行が予想されます。

成人しての麻疹(はしか)は重傷化しやすいです。

はしか(麻疹)のワクチンの予防接種を行っています。
御予約が必要です。

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「地球温暖化による大気温度差の拡大」で
季節の変わり目に「反復性上気道感染」に
なられるかたが多いです。

「世情は不安定」であり何かひとつ
生活しづらい日々を感じられる
かたも多いものです。。

人間は「倒れるまではたっています」。
人間は「冬・春」の旅に(度に)齢を重ねる。

昔の「数え年」は「たいした物」だと思います。

難易度の高い「病態」をお持ちの
患者さんが増えています。
難易度の高い「病態」の患者さんが患者さんが
「良くなられていく」笑顔を思い浮かべながら。

私 院長の山本博昭と
東京都 世田谷区 山本クリニックの
「全員」が頑張ります。

難易度の高い「病態」の患者さんの良くなられる
「笑顔」は何物にも変えがたい。

難易度の高い「病態」の患者さんが患者さんが。

「良くなられていく」笑顔に。

心より感謝・感謝。

「今日は何の日」は。
最も高名なオペラ作曲家の
ジュゼッペ・ヴェルディの「あるペラ」
が上演された日です。

戯曲は1835年、
マドリードで上演され。
スペインで大評判、
あるいは。
大スキャンダルとなった話題作のオペラ化。

「主要登場人物が全て死ぬという
陰惨極まりない劇であり。

そして主役アルヴァーロの最期の言葉

「自分は地獄からの使者だ、
人類は皆滅びるがよい」
という冒涜的なものである。

1862年 - サンクトペテルブルクで。
ジュゼッペ・ヴェルディの有名な歌劇「運命の力」が初演
された日です。

++++++++++++++++++++++

作曲の経緯
『仮面舞踏会』の初演(1859年)から2年が経過したとき。

ヴェルディは作曲をまるで忘れたかのようでありました。

新たに創設されたイタリア国会において

彼はボルゴ・サン・ドンニーノ
(今日のフィデンツァ)代表の
議員であったし。

またサンターガタの農園に
各種の近代的設備を導入する仕事にも
忙殺されていました
(ヴェルディの農園経営に対する情熱は、
余技の域を超えていました)。

その農園改造計画への資金の必要も一因となり。
ヴェルディを政治の世界に引き立てた
首相カヴールが急逝した1861年頃になると、
再びオペラの虫が疼き出すことになりました。

++++++++++++++++++++++

ロシアからの委嘱

サンクトペテルブルグで長期客演中だった
彼はヴェルディに新作の依頼を行い、
主役アルヴァーロを得た実は1861年1月頃には、
サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場のために
新作オペラを作曲してもらえないだろうか、
という打診が同時に2通も来信していました。

妻ジュゼッピーナ宛には彼女の旧友、
マウロ・コルティチェッリから、
ヴェルディ本人には同地で活躍中の
イタリア人名テノール、エンリコ・タンベルリック
(『イル・トロヴァトーレ』の
有名なカバレッタ「見よ、恐ろしい炎を」で
初めて高音ハイCを挿入したとされる歌手)からでした。)

同時に2通、という裏面には
もちろん仕掛人の存在もあったことと考えられます。

++++++++++++++++++++++

タンベルリックからの手紙に
「題材および台本作家の選定は貴方の自由です」
とあったこともヴェルディの心を動かしました。

実態はともかくも農奴解放も行った
アレクサンドル2世治下のロシアは、
当時のイタリア各都市より検閲が温和だったのは事実であり、
タンベルリックは
「ロシア正教会を批判するとか、
共和政を賛美するとかでなければ大丈夫そうです」
と示唆していたのでした。

++++++++++++++++++++++

ヴェルディは初めヴィクトル・ユーゴーの
『ルイ・ブラス』(Ruy Blas )を検討したようだが、
やがて1861年4月頃には

リヴァス公・ドン・アンヘル・デ・サーヴェドラ
(1791年 - 1865年)の
戯曲『ドン・アルヴァーロ、あるいは運命の力』
に集中するようになりました。

++++++++++++++++++++++

『運命の力』
リヴァス公のこの戯曲は1835年、
マドリードで上演され、スペインで大評判、
あるいは大スキャンダルとなった話題作でありました。

カラトラーヴァ侯爵の美しい娘レオノーラは
インカ人の血を引く主人公ドン・アルヴァーロ
との恋が認められず。

侯爵はアルヴァーロの短銃の暴発で死亡、
侯爵の2人の息子ドン・カルロ、ドン・アルフォンソ兄弟が
アルヴァーロを付け狙います。

カルロはイタリア戦線の陣中で、
アルフォンソは修道院でアルヴァーロに返り討ちに遭い、
女主人公エレオノーラは絶命寸前のアルフォンソの刃に倒れ、
アルヴァーロは酷い運命を呪って崖から身を投げて自殺する、
つまり主要登場人物が全て死ぬという
陰惨極まりない劇であったこと。

そしてアルヴァーロの最期の言葉
が「自分は地獄からの使者だ、人類は皆滅びるがよい」
という冒涜的なものだったことが議論の的となりました。

++++++++++++++++++++++

イタリア語への翻訳は1850年に出版されており、
ヴェルディが読んだのはこちらの方であったと考えられます
(彼はフランス語を解するほか外国語は不得手であった)。
実は1852年と1856年の2回、
ヴェルディはこの戯曲をヴェネツィア・フェニーチェ劇場のための
新作として検討していた前歴があったのだが、
いずれの場合も厳しい検閲を考えて放棄されています
(その結果『椿姫』、
『シモン・ボッカネグラ』がそれぞれ誕生しています)。

検閲上の心配が低いと考えられた
ロシアで冒険的な新作を発表したい、
というのも自然な考えです。

++++++++++++++++++++++

作曲作業
台本作家としてヴェルディが選んだのは
フランチェスコ・マリア・ピアーヴェでした。

ピアーヴェはヴェルディと組んで直近では
『椿姫』、『リゴレット』などの傑作を生み、
最も気心の知れたパートナーであったし、
ヴェルディの引き立てでフェニーチェ劇場から
ミラノ・スカラ座に移籍してきたばかりという事情もあって、
ヴェルディがもっとも強い立場に立てる相手という面もありました。

++++++++++++++++++++++

ピアーヴェは基本的には
原作の筋書を忠実に追っていました。

問題となるかも知れないエンディングでの
アルヴァーロの言動もそのまま採用され、
彼は修道院長に「馬鹿野郎」(Imbecille )と言い放ち、
例の「人類は皆滅びろ」も叫んで
断崖から投身することになりました。

唯一最大の改作点はカラトラーヴァ侯爵の息子役2人を
ドン・カルロに一本化したことであって、
これは歌手数の節約という実際的な要請からでした。

結果としてオペラでは
アルヴァーロとカルロとの最初の決闘は兵士が
止めに入って終了、

アルヴァーロが修道院に入った理由が希薄になる
(原作でのアルヴァーロはまずカルロを殺したから
修道院入りしたわけで、こちらには首尾一貫性はある)、
という悪影響もあります。

++++++++++++++++++++++

一方、軍営地のシーン
(現行版では第3幕第2場後半)を拡充するために、
オーストリア継承戦争を扱っている
シラーの戯曲『ヴァレンシュタインの陣営』(Wallenstein Lager )
での戦陣描写を借用することとなり、
ヴェルディは1861年8月末までに
シラーのイタリア語版翻訳者
アンドレア・マッフェイの承諾も得ています。

++++++++++++++++++++++

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提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8B%E5%91%BD%E3%81%AE%E5%8A%9B

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11月10日
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/11%E6%9C%8810%E6%97%A5

できごと
1862年 - サンクトペテルブルクでジュゼッペ・ヴェルディの歌劇「運命の力」が初演。
1915年 - 第一次世界大戦: 第四次イゾンツォの戦いが起こる。
1915年 - 大正天皇の即位礼が京都御所の紫宸殿で行われる。
1928年 - 昭和天皇の即位礼が京都御所の紫宸殿で行われる。
1940年 - 皇居外苑で紀元二千六百年式典を実施。11月14日まで日本各地で記念行事が行われる。
1940年 - 全国の神社で午前10時に浦安の舞が奉納される。
1940年 - 兵庫県伊丹市・芦屋市が市制施行。
1942年 - トーチ作戦: ヴィシー政権軍総司令官フランソワ・ダルランが連合軍と停戦協定を締結。
1942年 - 第二次世界大戦: ダルランによる停戦締結を受けナチス・ドイツがヴィシー政権の支配地域に侵入、フランス全土が占領下に置かれる。
1944年 - ゲシュタポと親衛隊がケルンでエーデルヴァイス海賊団団員ら13名の公開処刑をおこなう。
1952年 - 継宮明仁親王(現・今上天皇)の立太子礼が京都御所で行われる。
1963年 - 鈴鹿サーキットでオートバイ世界選手権第1回日本グランプリ開催。
1963年 - ジャカルタで第1回新興国競技大会が開幕。
1965年 - 姚文元による論文「新編歴史劇『海瑞罷官』を評す」が上海の日刊紙「文匯報」に掲載、文化大革命の序幕となる。
1968年 - 琉球政府で初の主席公選となる第1回行政主席通常選挙が行われ、屋良朝苗が当選する。
1974年 - ずうとるびがシングル『みかん色の恋』でレコードデビュー。
1981年 - 日比谷のNHK放送会館跡地に日比谷国際ビル(日比谷シティ)が開館。
1982年 - 中央自動車道が全線開通。
1988年 - 竹下内閣時に、自民党が消費税関連法案を強行採決。
1989年 - ベルリンの壁崩壊。壁が壊され始めたのはこの日で、検問所は前日(11月9日)から自由に行き来出るようになった。
1999年 - 国会でクエスチョンタイムが初めて行われる。
2005年 - 日本プロ野球初の国際公式戦となる第1回アジアシリーズが東京ドームで開幕。

誕生日
紀元前98038年(公称) - デーモン小暮閣下、悪魔 歌手
1431年 - ヴラド・ツェペシュ、貴族(+1476年)
1433年 - シャルル、ブルゴーニュ公(+1477年)
1483年 - マルティン・ルター、宗教改革指導者(+ 1546年)
1668年 - フランソワ・クープラン、作曲家(+ 1733年)
1683年 - ジョージ2世、イギリス王(+ 1760年)
1759年 - フリードリヒ・フォン・シラー、劇作家(+ 1805年)
1822年 - ウィリアム・ヘンリー・トレスコット、政治家(+ 1898年)
1869年 - レオン・ブランシュヴィック、思想家(+ 1944年)
1873年 - アンリ・ラボー、作曲家(+ 1949年)
1878年 - ホルヘ・ウビコ、グアテマラ大統領(+ 1946年)
1882年 - 村上武次郎、冶金学者(+ 1969年)
1883年 - 玉椿憲太郎、大相撲力士(+ 1928年)
1894年 - マキシミリアノ・コルベ、カトリック司祭(+ 1941年)
1910年 - 藤沢武夫、本田技研工業創業者
1910年 - ラウル・ディアニュ、サッカー選手(+ 2002年)
1910年 - 西村幸生、元プロ野球選手(+ 1945年)
1913年 - 佐藤太清、日本画家(+ 2004年)
1914年 - エドモント・コーネン、サッカー選手(+ 1990年)
1923年 - 忠犬ハチ公、秋田犬(+ 1935年)
1930年 - 三橋美智也、歌手(+ 1996年)
1930年 - 黒木和雄、映画監督(+ 2006年)
1938年 - 山城新伍、男優
1939年 - 長田弘、詩人
1940年 - 岡村浩二、元プロ野球選手
1944年 - アスカル・アカエフ、キルギス大統領
1945年 - 河原さぶ、男優
1946年 - 基満男、元プロ野球選手
1948年 - 糸井重里、コピーライター
1953年 - ラリー・パリッシュ、元プロ野球選手
1955年 - ローランド・エメリッヒ、映画監督
1956年 - 高橋三千丈、元プロ野球選手
1957年 - 曽田康二、元プロ野球選手
1959年 - 原日出子、女優
1959年 - 芹澤信雄、プロゴルファー
1960年 - 川島なお美、女優
1963年 - マイク・パウエル、元陸上選手
1963年 - 郭進興、元野球選手
1964年 - 清水宏次朗、男優・歌手
1964年 - 山田恵一、プロレスラー
1964年 - ケニー・ロジャース、メジャーリーガー
1965年 - 前田知洋、マジシャン
1965年 - エディ・アーバイン、F1レーサー
1965年 - 長利正弘、宝くじ評論家
1967年 - 伊藤一朗、ミュージシャン
1967年 - ヴィヴィアン・チョウ、歌手
1968年 - 長井満也、プロレスラー
1968年 - 奈部川勉、元プロ野球選手
1969年 - エレン・ポンピオ、女優
1969年 - 岩崎充宏、元野球選手
1969年 - イェンス・レーマン、サッカー選手
1970年 - 畠田理恵、女優・歌手
1970年 - ジェニー・メノー、フィギュアスケート選手
1972年 - グレッグ・ラロッカ、プロ野球選手
1973年 - マルコ・ロドリゲス、サッカー審判
1974年 - 岩瀬仁紀、プロ野球選手
1975年 - 十文字貴信、競輪選手
1975年 - 荒瀬詩織、元アナウンサー
1975年 - 尾辻舞、アナウンサー
1975年 - オユンナ、歌手
1975年 - ジェイソン・ターマン、元プロ野球選手
1976年 - 河端龍、元プロ野球選手
1977年 - ジョシュ・バーネット、プロレスラー
1977年 - ウォンビン、男優
1977年 - 栗栖ゆきな、タレント
1978年 - 神田朱未、声優
1978年 - 浅川稚広、タレント
1978年 - 鄭大ヒョン、野球選手
1979年 - 雨宮琴、ストリッパー
1980年 - 古木克明、プロ野球選手
1980年 - トニ・ブランコ、プロ野球選手
1980年 - 高木美貴、元お菓子系アイドル
1981年 - 五十嵐恵、タレント
1981年 - 山口あゆみ、女優
1981年 - 松尾晃雅、元野球選手
1981年 - クリスチーナ・コバラゼ、フィギュアスケート選手
1982年 - 浦田直也、歌手、AAAメンバー
1982年 - ザ・たっち、双子タレント(たくや、かずや)
1984年 - ケンドリック・パーキンス、バスケットボール選手
1984年 - 立花里子、AV女優
1986年 - Takuya、ダンサー・男優
1986年 - 星秀和、プロ野球選手
1988年 - 泉里香、ファッションモデル・タレント(旧名・浜千咲)
1988年 - 杉浦加奈、ファッションモデル・タレント
1989年 - 花井聖、サッカー選手
1990年 - 西勇輝、プロ野球選手
1994年 - 神田憲征、ジャニーズJr.
生年不詳 - Sota Fujimori(藤森崇多)、ゲームクリエイター
1984年 - NAOKI(EXILE)、パフォーマー

忌日
51年 - ゲルマニクス、政治家・将軍(* 紀元前15年)
765年(天平神護元年10月23日)- 淳仁天皇、第47代天皇(* 733年)
1549年 - パウルス3世、第220代ローマ教皇(* 1468年)
1673年 - ミハウ、ポーランド王(* 1640年)
1799年 - ジョゼフ・ブラック、物理学者・化学者(* 1728年)
1808年 - ガイ・カールトン、アメリカ独立戦争期のイギリス軍指揮官・カナダ総督(* 1724年)
1821年 - アンドレーアス・ロンベルク、ヴァイオリニスト(* 1767年)
1891年 - アルチュール・ランボー、詩人(* 1854年)
1907年 - シャルル・ダンクラ、ヴァイオリニスト・作曲家(* 1817年)
1938年 - ケマル・アタテュルク、トルコ共和国初代大統領(* 1881年)
1944年 - 汪兆銘、南京国民政府行政院長(* 1883年)
1955年 - 堤千代、小説家(* 1917年)
1963年 - 井上貞治郎、発明家・実業家・レンゴー創業者(* 1881年)
1963年 - 畑中武夫、天文学者(* 1914年)
1965年 - 市川團十郎 (11代目)、歌舞伎役者(* 1909年)
1974年 - 小笠原章二郎、俳優(* 1902年)
1981年 - アベル・ガンス、映画監督(* 1889年)
1982年 - レオニード・ブレジネフ、ソビエト連邦共産党の書記長(* 1906年)
1982年 - 石本秀一、プロ野球監督(* 1896年)
1989年 - 島本虎三、衆議院議員(* 1914年)
1995年 - ケン・サロ=ウィワ、作家・テレビプロデューサー・環境保護運動家(* 1941年)
1999年 - フェリックス・ガリミール、ヴァイオリニスト(* 1910年)
2000年 - ジャック・シャバン・デルマス、フランス首相(* 1915年)
2001年 - 西銘順治、沖縄県知事(* 1921年)
2003年 - カナーン・バナナ、初代ジンバブエ大統領(* 1936年)
2006年 - はらたいら、漫画家・東京放送「クイズダービー」レギュラー解答者(* 1943年)
2006年 - ジャック・ウィリアムスン、小説家(* 1908年)
2006年 - ジャック・パランス、俳優(* 1919年)
2006年 - ジェラルド・リバート、R&B歌手(* 1966年)
2007年 - ノーマン・メイラー、小説家(* 1923年)
2007年 - 成宮明光、競馬の調教師(* 1935年)
2008年 - デイブ平尾、歌手・元ゴールデン・カップスリーダー(* 1945年)

記念日・年中行事

エレベーターの日(日本)
1890年11月10日に東京の浅草に完成した
12階建ての凌雲閣で日本初の電動式エレベーターが一般公開されたことに由来し、
1979年に日本エレベーター協会が制定(一般公開は翌11月11日)。

トイレの日(日本)
1986年に日本トイレ協会が制定。
「いい(11)ト(10)イレ」の語呂合わせより。