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東京都 世田谷区 山本クリニック 山本 博昭(脳神経外科専門医)
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本 博昭

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科・
心療内科・耳鼻咽喉科
山本クリニック形成外科・皮膚外科・美容外科
形成外科・美容外科・・レーザー治療・レーザー外科
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
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東京 都 世田谷 区 の 評判 山本クリニックの毎日の日記帳

平成21年12月6日(日曜日)

平成21年の「冬」12月

になりました。

平成21年の。

「春」の「3月」「4月」「5月」が。

おわり。

「夏」の「8月」。

そして「秋」の「9月」「10月」「11月」がおわり。

いまは「冬」の「12月」です。

とてもとても。

あかるいあさ。

透明な感じのつよい「明るい朝」。

早朝の「あかるい陽射し」は。

日々毎日続いています。

さわ水のように。

ひんやりとした。

「ながれるみず」のような。

「冬」の風。

「冬」の「12月」です。

「冬」がきた。

「ふゆ」がきた。

どこに来た。

「山」にきて。

「里」にきて。

「野」にもきた。

「冬」は。

「まち」にもやってきた。

今年の「冬」・から「春」は予期せぬ

インフルエンザ*の

大規模な流行が予想されます。

東京 都 世田谷 区 山本クリニックでは。

薬事法の「能書」にあるとおり

「正規の」

「2回法によるインフルエンザワクチン」の

予防接種をおすすめいたします。

常時いつでも接種可能です。

1回法=3500円

2回法=7.000円

です。

昨年の。
冬間近くの。
さらなる前に。

「晩秋」>のころ。

「秋」の日の。
「金木犀:きんもくせい」の。
花の蕾が淡い黄金色にかがやいて。
が見えてから「10日間」で。
花は去りました。
黄金色のじゅうたんが毛氈(もうせん)ように。
地面「金色」に広がりました。

「昨年」の。
「秋」の日の。
「金木犀:きんもくせい」に続いて。
「銀木犀:きんもくせい」もプラチナ色の
花が咲き始めました。

「昨年」の。
「秋」の日の。
「金木犀:きんもくせい」のあとを追って。
「銀木犀:きんもくせい」の花は去り。
地面に「プラチナ」が一面に広がっていました。

「冬」の「12月」

私の「大好き」な。

「冬の草花」の。

「蕾(つぼみ)」と。

「わかば」と。

「冬」の樹木の。

「葉っぱと花」のふくらむ季節。

そして。

「木々の木の葉の紅葉の落葉焚き火」の季節。

「冬の花」と「木の葉もえる冬」

「みどりとこがね色」

「冬草いろ」の。

季節になりました。

私の「大好き」な。

萌え出づる「冬わかば」。

常緑樹の「冬」の若葉が。

美しい季節になりました。

そしていろいろな。

「冬」の木々の花ひらき咲く季節。

冬花(はな)と冬若葉(わかば)と。

こがねの冬若草(ふゆわかくさ)の。

ワルツの季節になりました。

山本クリニックの庭園は。

大昔は。

雑木林であったのです。

「野生」の。

「やまぶき」や。

「やぶつばき」や。

「季節の花さく木々」が。

とても沢山。

群生してはえています。

日々の毎日にどんどんと。

みるみるうちに。

「冬の花」が。

つぼみや「花」を大きくしています。

けれども「冬の花」は。

蕾が大きくなったそのよるには。

花咲き。

暗い朝にちっていることが。

すくなくありません。

冬花は

ぬばたまの

暗き闇夜の

ふゆ嵐に

風に弓射られて

花ぞ舞い散る

ふゆはなは

ぬばたまの

くらきやみよの

ふゆかせに

かせにいられて

はなそまいちる

「秋の花」は。
早朝には「白鷺の羽」
のように地面に
舞い降ちています。

昨年の。
「晩秋」
「木犀:もくせい」の花の
「芳香」は蕾のみえるまえから
あります。

花が去ったあとは
「あっというまに芳香が消えます」。

「晩秋」の
「木犀:もくせい」たちのかおりがさり。

「冬」になり。

「12月」。

ふゆばとともに。

つぼみを日々。

大きくしている。

「冬の花」。

「みかん」と「からたち」

こがねい実のふくらむ季節。

「冬」の「12月」。

そして。

「冬の花」や。

「みのる木々」

をみまもるのは。

「みかんの木」の。

「まるいみかん」の

「丸い群れ」。

「円いみかん」は。

「丸くたわわに実り」。

まるで。

「ぶどうのふさ」のようです。

「秋」の果実。

樹木にみのりつづけ。

おちない「みかん」。

秋の「竜田姫(たつたひめ)」

にさそわれて

実りはじめた「みかんの実」。

兄弟同士(姉妹同士)

お互いに。

「はなことば」でお話しをしているに

ちがいありません。

秋の「竜田姫(たつたひめ)」は去りいまは冬。

とおくで「春」の女神(めがみ)の。

「佐保姫(さほひめ)」が微笑んでいます。

私は山茶花(さざんか)よりは。

「やぶつばき」がずっとすきです。

山本クリニックの庭園には。

いずれも。

野生の「やぶつばき」と

野生の「山茶花(さざんか)」ばかりです。

野生の「すみれ」も珍しい品種がはえています。

堂々たる。

「冬かぜ」と「冬吹雪:ふゆふぶき」

が吹いています。

「冬」になりました。

「冬」がはじまりました。

「あかるくて」とてもよい「冬」。

「冬」の風です。

「冬」がふかまれば。

「もっと深い「冬」」の。

トンネルをこえる。

そこは「里山の「冬」」。

「冬吹雪:ふゆふぶき」は

遠くの蒸気機関車の鳴き声のように

聞こえます。

また次に「冬から先」への。

「トンネル」のあることも

わかります。

冬樹の妖精の吹くフルート

のよう。

そして。

「冬吹雪:ふゆふぶき」をなだめるように。

「樹木の穂先」が舞います。

「樹木の穂先」は「舞姫」です。

「冬吹雪」は突如(とつじょ)

天から舞い降りるように。

吹きます。

「冬」の陽射しはまばゆい。

こがねのにしき。

ひかりのかがやく「冬」になりました。

星のかがやく「冬」になりました。

風のうたう「冬」になりました。

きょうは。
とてもとても寒い。

「冬吹雪:ふゆふぶき」の声は

「冬かぜ」のふく音色は。

「冬」の女神(めがみ)

ひきいる女神たちの。

なつかしき笛ふく。

ふゆかぜのワルツ。

みのりのワルツ。

ふゆは。

いまは。

モデラート・マ・ノン・トロッポ。

フオルテです。

最近は
朝くらい早朝には「星がみえます」。
「明けの明星」の金星が南の空に高くみえます。

病院の明かりが灯り暗闇のなか。
朝はやく。

「明けの明星」の金星に「おはよう」を
毎日こえで「御挨拶」を伝えます。
「明けの明星」の金星から「おはよう」と
返事がかえってくる声をききながら。
病院の明かりをともします。
まだ真っ暗なのですが。

夏場の早朝のくらい時には。
明星はみえずらかった。
季節が「冬から「春」「夏」「秋」へとあゆみ」。
今は「冬」。

いよいよ。
大気が「澄んできた」ということでしょう。

霧雨(きりさめ)の。

霞(かすみ)の大気。

「冬吹雪:あふゆふぶき」の「音」。

「ろうろう」「こうこう」

「冬かぜ」の鳴き声

「ろうろう」「こうこう」

「冬吹雪:ふゆふぶき」の。

鳴き声とともに。

「冬一番」の「ふゆのしらべ」が。

あわせきこえます。

「どれみふあ」「そらしど」

朝暗いうちの「冬かぜ」の合唱は。

「冬」の「ふうりん」のようです。

あれ沢山の「ふうりん」かな。

「冬」の「ふうりん」の音色です。

「ろうろう」。

さやかにやさしくも「あたたかい音」です

「こうこう」

わびわびと。

「蜜蜂をよんでいる音」です。

「蜜蜂」のはぜる元気な「音」から

「冬」のおとずれが。

わかります。

冬の女神(めがみ)

のおとずれが。

わかります。

「ススキの穂先」は
そぞろに「冬」の今年の芽栄え。

そして「冬」の旅愁。

昔昔の懐かしさをも感じさせます。

「ふけゆく冬の夜」
「夜のすすき」はどのようにして
「夜」をこすのだろうか。

「よるのすすき」がみたいです。

ススキの茎の「穂先」には。

「冬ふくろう」が。

何匹も集ってつどい。

何匹ものふくろうが。

皆で何かを真剣に。

考えているように。

みえます。

ふゆくれば

こがね葉いずる

冬すすき

葉のいづる

そのときときこそは

冬さかりなるらむ

「ススキの葉先」は。

「しあわせと幸福を手招き」

している

何本もの「手」のように。

みえます。

エドヴァルド・ムンク:Edvard Munch

の「冬」の絵画のようです。

私も「日々を旅ゆく人間」です。

奥の細道の序文に松尾芭蕉が。

「月日は百代の過客(ひゃくたいのかかく)
にして行かふ年も又旅人也。」

「つきはひゃくたいのかかくにして
いきかふとしもまたたひひとなり」

とかたり。詠みました。

私は

「日々の月日」に。

道連れをさせていただき。

「時」を旅をする

「旅人(たびびと)」

のひとりです。

「日々月日の旅のつれあい」は。

私には。

「きょう」と。「あす」しか。

ありません。

「きょう」と。「あす」しか。

私にはありません。

「きのう」はありません。

朝くらいとき。
陽の出の直後は。
いつも一瞬は晴れています。
いまだ かすかにも。
のこる「冬」の気配
であるけれども。

あきらかに。
そしてしっかりと。
しのびよる。
もっともっと奥の。
深く深まる「冬のおとづれ」からの大気。

もっと。
「あかるい「冬」」の気配が。
「確かに」。
そして明らかに。
そして輪郭もはっきりと。

感じられるようになりました。

「12月」。

「冬」です。

「冬の青葉の城」の「12月」

をむかえました。

はやいものです。
速いものです。
早いものです。

街路樹もそうそうたる
羽振りの木々から
「はじまりゆく「冬」の樹木」にうつろうように
変化しています。

「冬」。
「樹木の若葉の芽生え」があることに
気がつきました。

冬の芽吹くときには。

街路樹のポプラも
幹や枝葉の穂先が。
ろうそくのともしびのように。
「炎の様」になっています。
あたかも
ゴッホの描いた「夜の糸杉」のように。
秋の早朝にみえます。

冬になり。
この「穂先」が一気に「ポプラの葉」へと
扇・おおぎのごとく開きました。

フィンセント・ファン・ゴッホの絵画の「夜の糸杉」から。
フィンセント・ファン・ゴッホの絵画の「ひまわり」
のように。
一斉に開きます。
11月にはいってからのことです。

11月そして12月。

今は「晩冬」の「2月」がおわり。

「春」の「3月」「4月」「5月」がおわり。
「夏」の「8月」がすぎ。「9・10・11月」がすぎ。
「冬」の「12月」。

今現在は落ち着いた「ふゆ」の葉木。
「冬」の木々の「葉」
へと。
そしてふかまる「冬」の木々の「幹:みき」へと。

ふかまる「みのりの冬」にむけて。
「あつく」うつろいています。

ポプラも。つばきもくすのきも。
レースのハンカチをふるように
「「秋」のわかば」の「めばえ」がみえます。
窓越しにもみえます。

今は「「冬」のわかば」の「めばえ」は
とても大きくなりました。
「冬」の「めばえ」のひろがりです。

「冬がくると」。
空と木枯らしのかなでる「蛍の光」や
「冬のコンチエルト」にあわせるように。

ポプラの葉や芽葉は。
ハンカチのようにふわふわと。
ふわふわと。
「穂先から葉葉」は「舞い振りまがら」
ハンカチは木を去っていきました。

樹木のハンカチは。
大地を訪れて飛翔し。
大地にまいおり大地にもどります。
そして大地となります。

そして。
ポプラの葉や芽葉が。
ハンカチのようにふわふわと。
ふわふわと。
「穂先から葉葉」は「舞い振りまがら」
木を去っていく光景は。
あたかも。

「夜の魔法」「夜のガスパール」

のようです。

そして。

「花の去った枝」には。
「「冬」の若芽のめばえ」
が。
「冬葉」がみえます。

木々の「葉」が「枝や幹」を
「保護する役割をしている」
ことに気づきました。

桜の花の時期とうってかわり
桜の木の公園
の桜の木々は。
夏になりとても獰猛な気配を放つ。

初めて気がつきました。
いまは「冬」です。

「晩冬」の「2月」がおわり
「春」になり「3月」「4月「5月」がおわり。
「夏」の「8月」はすぎさり。
「秋」の「9月」「10月」がおわり。
「秋」の「11月」。

「さくら」は冬の濃い緑の樹肌になり。
やさしさとおだやかさ
が感じられます。

そしていつしか
幹先に若葉色の葉をもまじえています。
しだいにしだいに。
紅黄色に葉っぱが消え
若葉にかわりつついくことに
きがつきます。

さくらから。
さくらはのきぬずれのおとが。
きこえるころ
です。

桜の樹木も「丸くなりました」。
桜の樹木も毎年毎年と毎日毎日。
「旅(たび)をしている」のでしょう。

朝陽をあびる落葉樹は
「すべてがあざやかな黄金色」に
かがやきます。
朝陽をしっかりと。
「いうにいわれぬ美しい絵のごとく」
陽射しを受け止めています。

「「冬」の朝陽」は真東に大変鋭いことに
気づきました。
眩しいです。

今はまぶしい「冬」の「あさひ」です。

するどいけれども。

「あたたかいろ」がかんじられます。

春は別として。
桜の木は木の下で。
夏は心安らかに。
「休める木ではないなあ」
と思います。
昨年は
秋になり
桜の樹木も安堵の葉色
になりました。
ちょっとばかりびっくり致しました。

枝や幹からは秋の陽の木漏れ日がみえます。

夏桜の木は獰猛なほど葉をおいしげらせ
ていました。
夏には
桜の木の下で木陰で。心安らかにやすもうという
気はおきません。

いまは「春」から「冬」になりました。
そよかぜに揺れる残り葉は
招き誘われるような気すら致します。

「冬」になり幹にはもう「花は散る」。
ちったあと枝の根元には。
「冬のわかば芽栄え(めばえ)」
若葉がみえます。

けれども
やはり桜の木は

シューベルトの歌曲の旋律にある「菩提樹」
ではないのです。

冬の桜木(さくらぎ)。

冬になり

人生に果てて(はてて)

なれるが如く桜樹木はかわりました。

良い木になってきました。

素敵(すてき)です。

冬の桜木(さくらぎ)。

「春」の桜木(さくらぎ)。

「冬」の桜木(さくらぎ)。

木々でも。
いちょうや。松や。杉などの針葉樹
は。またソテツなどは。
「古い時代の木」です。

「チャールズ・ダーウィンの進化論」からは
「針葉樹」から。
「常緑樹」「広葉樹」「落葉樹」にと。
「進化」しているはずです。

「原始的」な樹木ほど。
「硬い幹」です。
例外はありません。

硬ければ。
幹は硬ければ動物に
「かじられる」ことはないでしょう。

いにしえの古代の時代にも。

恐竜をはじめめとする
「大型」の草食動物にも。

かたければかじられることは
なかったでしょう。

街並みを彩る街路樹には「落葉植物」が多いです。

ふと。考える。

街路樹が「松や杉」のように。
「冬も葉を持つ針葉の常緑樹」では。

冬はうっそうとして道端では
やさしい暖かな陽射しをかくしてしまう。

夏場は枝ぶり葉っぱぶりからつよすぎる日の光は
さえぎれません。
そして
「冬」の「夕焼け陽」には。
「金色のちいさき鳥の形して」
秋の夕焼けの陽射しに舞うこともできません。

常緑樹の針葉樹では。
は四季のリズムをつたえる

北大路魯山人のかたる

ことば。

「ざっくり感(ざっくりかん)」

が。

ありません。

木々の秋の萌黄が早朝暗い中でも
うかびあがります。
私はくすのきが「大好き」な「木」の
ひとつです。
ポプラも好きです。
イチョウもすきです。
モミジもすきです。
カエデもすきです。
松や杉もすきです。
月桂樹やシナモンもすきです。
オリーブもすきです。
オレンジの木もすきです。
「そてつ」の木もすきです。
ツバキもすきです。
ソテツもすきです。
南天もすきです。
木や植物がすきです。

木々の穂先は毛氈(もうせん)
のようにあざやかな夏の萌黄色です。
まるで大きな深い山の森のうねりのようです。
今年は木々のわかばの秋のめばえが非常に鮮か
です。
木々は「春樹」の役目をおわりました。
「秋木」とかわろうとしています。
「あき木」とかわりました。

街角の雑草も花は咲きはじめ。
「秋の花」の姿となりそして「秋」を迎える。
「ほとけの座」や「はこべ」が
「かたばみ」や「いたどり」が
ますます姿を大きくして。

そして「すすき」もくわわりました。

冬草から春草へ。
そして気がはやく。
夏草へのたたずまいをしている草もある。
そしてもうすっかり夏草へと黄金色に転した
街角には雑草もあります。
こがねいろ。

雑草も。
同じく花をさかせ自ら種をとばし
秋葉がみえる。
そして秋を迎える。
冬が来て。木枯らしに吹かれ。
雪をかむり。そして。
春がくる。
そしてまた夏。
そして秋。

そして今は。

「秋」。

ツツジは潅木。

ツツジの花の葉の優しさには

あらためてびっくりしました。

黄緑・草色のビロードです。

のぞきこむと若葉はまだ沢山ある。

何故か得をしたように思えました。

そして雨にうたれて

そのまま地に落ちた

ツツジの若葉は

幾何学的に裏側を下にむけて

逆さじょうごのように

落下していることに

気がつきました。

まるで。

「若草色」のきのこが。

沢山はえているようです。

木から落ちても。
まだ「若葉」です。ふと。
ヴェルディの「椿姫」「La Traviata」
の「つばき」を思い出しました。

1852年パリに滞在したヴェルディは
アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)
の戯曲版『椿姫』の上演を見て感激し
ました。
そのころ新作の作曲依頼を受けていた
ヴェネツィアのフェニーチェ劇場のために。
翌1853年初めに比較的短時間で作曲された
『椿姫 』(La Dame aux camelias、1848年出版)
は。
アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)が
実際の体験を基にして書いた長編小説。
主人公のモデルはかつて作者が交際をしていた
マリー・デュプレシという高級娼婦。
恋人アルマンのイニシャルである
『AD』は
小デュマのイニシャルと同じです。

この作品は人々に愛されて幾度も舞台、映画化され
続けてきました。

朝暗いうちは。

とても。

はださむいです。

東京 都 世田谷 区 山本クリニックには。
孟宗竹のたけやぶ
があります。
竹はせがたかいから。

クリニック館内からはすこし離れた所にある。
はなれていても。
とおくからもみえます。

山本クリニックには。
検見川の落合遺跡の遺跡発掘の際に
みつかった「古代のハスの種子」から。

2000年ぶりに発芽したことで有名な。
「古代蓮(ハス)」があります*。
【大賀ハス:おおがはす】です。
「有名な古代ハス」です。
とても勇壮なハスで。
花のいろはとてもあまりにも美しく。
たとえ様もありません。

ハスの花がさき。
「「蓮(ハス)」の実」になりました。
「はすの実」も「はす」の葉も。
2mくらい水面から高いところに
あります。

睡蓮(すいれん)があります。
睡蓮(すいれん)は「葉」が水に浮び。
はのきれこみは羊の足のようです。
睡蓮(すいれん)を「ひつじぐさ」とは
なるほどと考える。
睡蓮(すいれん)の茎の長さには
おどろかされます。

「姫睡蓮(ひめすいれん)」でさえも。
池はばが長ければ四方八方に「水の中の枝」。

「モネ」の描いた睡蓮(すいれん)の
「水の中の枝」は「どれほど長いのだろう」。

睡蓮(すいれん)も「太古の時代」に
陸の動物に「かじられないように」
水中に「逃げ込んだ」のでしょう。

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大賀ハス(オオガハス、おおがはす)とは。
1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川
(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある
東京大学検見川厚生農場
(現・東京大学検見川総合運動場)の
落合遺跡で発掘された
今から2000年以上前の古代のハスの実から
発芽・開花したハス(古代ハス)のことです。

戦時中に東京都は燃料不足を補うために
花見川下流の湿地帯に豊富な草炭が埋蔵されていた
「草炭」を採掘していました。

採掘は戦後も継続して行われていました。
1947年(昭和22年)7月28日に作業員が採掘現場でたまたま
1隻の丸木舟と6本の櫂を掘り出しました。

その調査によりもう2隻の丸木舟と
ハスの果托などが発掘されました。

「縄文時代の船だまり」であったと
推測され落合遺跡と呼ばれました。

植物学者でハスの権威者でもある大賀一郎博士
(当時・関東学院大学非常勤講師)が
発掘品の中にハスの果托があることを知り。
1951年(昭和26年)3月ボランティアの協力
を得てこの遺跡の発掘調査を行いました。

翌日で打ち切りという
30日の夕刻になって花園中学校の女子生徒により
地下約6mの泥炭層からハスの実1粒が発掘され予定を延長し
4月6日に2粒、計3粒のハスの実が発掘されました。

大賀博士は5月上旬から発掘された
3粒のハスの実の発芽育成を試みるも2粒は失敗に終わりました。
だが1951年3月30日に出土した1粒が育成に成功致しました。

翌年の1952年(昭和27年)7月18日にピンク色の大輪を咲かせました。
このニュースは国内外に報道されて多いな「驚愕」を与えました。
同年11月17日付米国ライフ誌に「世界最古の花・生命の復活」
として掲載され博士の姓を採って「大賀ハス」と命名されました。

シカゴ大学のリピー博士らによって放射性炭素年代測定が行われました。
ハスの実は今から2000年前の弥生時代以前のものであると推定された。

この古代ハスは、
1954年(昭和29年)6月8日に「検見川の大賀蓮」として
千葉県の天然記念物に指定されました。
また1993年(平成5年)4月29日には千葉市の花として制定され、
現在日本各地は元より世界各国へ根分けされ、
友好親善と平和のシンボルとしてその一端を担っています。

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ふと「パンの神」を思い出しました。
(「牧神パン(Pan)」=「Pan」=「パン」=
「飯(はん)」=「全般の般」=「パンアメリカンのパン」=

「パン」「pan」は「すべて」という意味の
古代ギリシャ語そして「サンスクリット」も同じ。

古典ギリシア語 Παν、Pan「パンの神」は。
幼少時からゼウスから他の神々全て*に好かれたので
(古代ギリシャ語でTheophilusテオフイルス/ラテン語では
amadeus アマデウス**)
「パン」と名づけられました。

「頭は人間で胴体は山羊」です。

「テュホン:テューホーン:Τυφών: Typhon」
ギリシア神話に登場する魔神***。
に追いかけられ
あわてて身を守るため川に飛び込み「頭は人間で胴体は人魚」
に変身したために。

「パニック」=「panic:パン的」
という言葉が生まれました。

星座に「山羊座」という星座があります。

山羊座は不思議ですが
「あわてて身を守るため川に飛び込み
「頭は人間で胴体は人魚」」
に変身した「パンの神」を示しています。
山羊ではありません。

むしろ正確には人魚です。

だから。
「山羊座」という「意味」はわかります。
けれども「命名」の観点から。
「山羊座」というのはかなり「妙」な気が致します。
「人魚座」というのが正しい。

 


名称「パンの神」の由来は「ギリシャ神話」でも
非常に多くの「言い伝え」がいくつがあります。
その「言い伝えの数」に正比例して「混乱」があります。

**
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの
「アマデウス」とは「パンの神」のことです。
(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの
ヴォルフガングは「おおかみが行く」という意味です。
よって
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは

「狼のように歩み神に愛されたモーツアルト」
ということになります)

***
「テュホン:テューホーン:Τυφών: Typhon」は
「台風:たいふう」と日本語では名前を変えています。

****
タイフーン級原子力潜水艦は
旧ソ連・ロシアの941型(プロジェクト941)
戦略ミサイル搭載原子力潜水艦のことです。
タイフーンはそれに付けられたNATOコードネームですが
この名称は日本の「台風」とは「直接関係」はありません。

日曜の

朝晴れて

はじめて気づく

にわの小ささ

にちようの

あさはれて

はじめてきづく

にわのちいささ

朝晴れて

にわの小さき

気づかぬときは

病(やまい)なりけり

日曜の朝

あさはれて

にわのちいさき

きづかぬときは

やまひなりけり

にちようのあさ

葉のつきて。

物心もつく

桜かな

はのつきて

ものこころもつく

さくらかな

休診日ですが。
早朝に朝まだ暗いうちから
首都高を走って病院に到着致します。

空はきらきらのラピス・ラズリの
紺碧のジュースから
ミルク色のはいった
トルコ石の「プリン」に変わるように変化
していきます。

遠くにぽかぽか浮ぶ「雲々」は
トルコ石の「プリン」の上の「クリーム」の
ようです。
にわのあじさいは「アイスクリーム」
のようです。

きらきらラピス・ラズリの空(そら)
紺碧のカクテルいろの空(そら)
ミルクをそそそいだ空(そら)
トルコいしのプリンの空(そら)
はるかにとほくたかい空(そら)
ほかほか浮ぶ雲々(くもぐも)そら
プリンの上のクリームのような空(そら)
睡蓮(すいれん)の水面に空(そら)
睡蓮(すいれん)のうえに空(そら)
空(そら)の向こうにまた空(そら)
空(そら)そのまたむこうにももっと大きな空(そら)

春のうららのこもれびに

緑木いらかをかぜはやみ

青風ひるむやうつろひの

四季のつきひははやいくとせ

夏のうららのこもれびに

緑木いらかのつねなりて

赤き空(そら)にて炎えたたむ

四季のつきひははやいくとせ

秋のうららのこもれびに

緑木いらかにかぜさやか

秋風かたれるやすらきの

四季のつきひははやいくとせ

冬のうららのこもれびに

緑木いらかにかぜつよし

冬風弓(ゆみ)射る木枯らしの

四季のつきひははやいくとせ

日々のうららのこもれびに

祈想い(おもい)のいらかにかぜつよし

生きる力に祈りはせ

四季のつきひははやいくとせ

やまひのとまやのこもれびに

祈願りの(いのり)のいらかにかぜさみし

やみいるこころに力(ちから)はせ

四季のつきひははやいくとせ

いづるわかばのこもれびに

ひかりのいらかにかぜやさし

おもふこころに瞑想(おもひ)のせ

四季のつきひははやいくとせ

やさしくかたるるこもれびに

あさひのいらかにかぜさむし

ゆれるからだに意思(こころ)つみ

四季のつきひははやいくとせ

かわるるつきひのこもれびに

かたりのいらかにあめさみし

うたれしからだに決意(さだめ)おい

四季のつきひははやいくとせ

ゆめみしあさひのこもれびに

くもまのいらかにつきうすし

いさりてあゆめる未来(のそみ)みし

四季のつきひははやいくとせ

陽(ひ)いでてあふるるこもれびに

もののふいらかにかぜあおし

ひかりてかかやく希望(ねかひ)もて

四季のつきひははやいくとせ

椎木(しいのき)は枝高し
そらに吼える若葉の穂束
そらに吼える蒼き獅子のごとし
天にも地にもみどりはさける
のあさふかまりて
陽の光ゆたかなりけり
いふことのなし
いふことがなし
いふことはなし
いふこともなし
ゆたかなるかな

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ミニ伝言板
★当院は完全予約制です。★
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平成21年1月12日(月曜日)は。

「祝日」で元来は「休診日」です。

けれども「完全御予約制」の。
御予約の患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。

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平成21年2月11日(水曜日)は。

「祝日」で元来は「休診日」です。

けれども「完全御予約制」の御予約の。
患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
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平成21年3月20日(金曜日)は。

「祝日」で元来は「休診日」です。

けれども「完全御予約制」の御予約の。
患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。

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平成21年4月29日(水曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成21年5月4日・5日・6日・
(月曜日)(火曜日)(水曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ
限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成21年7月20日(月曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ
限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成21年8月14日(金曜日)と15日(土曜日)
の「二日間」
は病院の医療コンピューターの更新のため。

診療ができないので二日間「休診日」になります。

平成21年8月13日(木曜日)まで平常どおり。

はおわりました。

平成21年8月18日(日曜日)から平常どおり。

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平成21年9月21・22・23日
(月曜日)(火曜日)(水曜日)
元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。

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平成21年10月12日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成21年11月 3日(火曜日)
平成21年11月23日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
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平成21年11月23日(水曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

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年末年始の診療
平成21年12月30日(水曜日)*まで
診療を行います。

また
平成22年1月は。
1月5日(月曜日)*より診療を開始する予定
ですが。

まだ変動する可能性があります。

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年始の診療
平成22年1月23日(水曜日)
平成21年11月23日(水曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。
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★★★

今年の春・から冬は予期せぬ
インフルエンザ*の
大規模な流行が予想されます。
東京 都 世田谷 区 山本クリニックでは。
薬事法の「能書」にあるとおり
「正規の」
「2回法によるインフルエンザワクチン」の
予防接種を行います。
御予約が必要です。

1回法=3500円

2回法=7.000円
です。

当院ではいつでも御来院されれば
インフルエンザ予防接種が可能です。
まだ。
インフルエンザ予防接種をされて
いないかたは
ぜひともうけられてください。

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2004年10月15日より厚生労働省により

肺炎球菌ワクチン
が努力義務のある予防接種の対象
とされました。当院でも接種可能です。
御予約が必要です。
去年2007年の「5月ころ」NHKの
放映があり。
昨年は全国で「肺炎球菌ワクチン」が
たりなくなってしまいました。

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成人の風疹急増。
御婦人で風疹の既往が定かでない
場合は。
風疹抗体価血液検査と風疹ワクチン予防接種を
御勧め致します。
御予約が必要です。

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学校の入学式。桜の花。
そして「眼に青葉やまほととぎす・」
の時期。
そして紫陽花が咲き夏になり
秋になりまた今年も冬がきます。

インフルエンザをはじめ「ウイルス系」の
「感染・伝染」が急増致します。

今年は猛暑と厳寒。
「地球温暖化による大気温度差の拡大」が
顕著であろうと推察されます。

体調を崩される方が多いものです。
私はこの夏は「猛暑」になり極め厳しい「暑さ」
であることを懸念しています。
そして気候の変動は
激しいと思います。

このような今年からは
冬場や春にかぎらずインフルエンザに
代表される。
ウイルス性感染症が
大流行するおそれが強い。

麻疹(はしか)の大きな流行が予想されます。

成人しての麻疹(はしか)は重傷化しやすいです。

はしか(麻疹)のワクチンの予防接種を行っています。
御予約が必要です

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「完全御予約制」の御予約で。
これからの1週間にお越しになる
患者さんの「診療録:カルテ」。

1週間の患者さんの「治療戦略」で
「診療録:カルテ」
をすべからくチエックします。
「御既往」を問診票にお書きいただいており
前回「お書き戴いた文章のあいだ」をよみとる。

「お書き戴いた文章のあいだ」=
行間には「さまざまなものが見えます」。

お書き戴いた
「問診票」は大切な貴重な情報源です。
「問診票」のお書きいただいた文章は
「同じこと」がかかれているようで
わずかにも・内容多くにも・患者さんの
「御自覚症状」を伝えてくれます。

「囲碁・将棋・チエス」で言う所の
「3千手」位までは「先読み」致します。

すなわち患者さんの場合極端に言えば
「10年後」くらいまでのことも考えます。

そのためには逆に考えると今現在から
「10年前」の「病態」の推察も欠かせません。

患者さん御自身「10年前」のことなど
覚えていらっしゃらないことが多いけれども。
「まず外れません」「はずしません」。

考えて。考えをまとめる。
考える。また考える。そしてまた考える。
考えて。考えをまとめる。
考えて。考えをまとめたら。その結果をまた考える。

作業は予想以上に大変で
「1日仕事」になります・・・・。

難易度の高い「病態」の患者さんが患者さんが
「良くなられていく」笑顔を思い浮かべながら
私と東京都 世田谷区 山本クリニックの
「スタッフ全員」が頑張ります。

難易度の高い「病態」の患者さんの良くなられる
「笑顔」は何物にも変えがたい。
よくなられていかれる「笑顔」に。

私そして東京都 世田谷区 山本クリニックの
職員はなによりもの「喜び」を感じます。

難易度の高い「病態」の患者さんが患者さんが
「良くなられていく」笑顔に。

心より。

感謝・

感謝。

「今日は何の日」は。

ポーランドの現代音楽の作曲家

1933年 - ヘンリク・ミコワイ・グレツキ、作曲家
の生誕日です。

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ヘンリク・ミコワイ・グレツキ
:Henryk Miko?aj Gorecki,1933年12月6日- )は、
ポーランドの現代音楽の作曲家です。

グレツキはポーランド南部に位置する
チェルニツァ(Czernica)に生まれました。

カトヴィツェに移る20歳になるまで、
彼は勤勉な勉強家ではありませんでした。

その後、パリで研鑚を積む間に、
当時ポーランド政府の弾圧により聴くことの出来なかった
アントン・ヴェーベルンや
オリヴィエ・メシアン、
カールハインツ・シュトックハウゼンの作品と出会いました。

やがてグレツキはカトヴィツェで音楽教授となりました。

けれども。
1970年代後期にヨハネ・パウロ2世のカトヴィツェ市訪問を
ポーランド政府が許可しなかったために。

それに抗議して教授職を辞任致しました。

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ヘンリク・ミコワイ・グレツキ
:Henryk Miko?aj Gorecki,1933年12月6日-

第1期
デビュー時の彼の作品はピエール・ブーレーズを始めとする
ミュジックセリエルの作曲家らと同じく
前衛的な様式に基づくものでありました。

ルイジ・ノーノが「INCONTRI」と題した作品を発表すると。

「SCONTRI」という題名の曲で切って
返すほどの挑発的な存在でありました。

第一次ポーランド楽派の最優等生として評価され、
ミヒャエル・ギーレンや甲斐説宗に絶賛されました。

Genesis IIIで見られる音によるアナキーズムへの挑戦、
交響曲第1番のグロテスクなモノディー、
Scontriの鉱物的なクラスターの響きは、
正に当時の前衛そのものでありました。

++++++++++++++++++++++

セリーを用いた作曲に於いても、
断定的な沈黙が多く見られます。

「単音と沈黙」の対比から
徐々に「瞬間的な音響と沈黙」へと傾斜し、
作風が変わってしまった
第2期や第3期でもこの傾向は顕著です。

1960年代前半からノイズ音響を解禁し、
単なる半音階クラスターや複雑な和声よりも
大きな効果が得られています。

なおかつリズム的なソルフェージュは
前衛世代よりも容易に行える為、
多くの模倣者がグレツキの後に続きました。

グレツキの音が誰にでも使えるようになった時、
彼は突如として宗教性を打ち出して第2期へ歩んでゆきました。

++++++++++++++++++++++

ヘンリク・ミコワイ・グレツキ
:Henryk Miko?aj Gorecki,1933年12月6日-の
第2期

この時期以降は調性的側面への傾倒や
巨大なモノフォニーなどを追求し、
結果的に理解されやすい作風となったとも言えます。

「交響曲第2番」以降のグレツキの音楽は、
16世紀以前のカノン技法から現代にいたる音楽様式を
参照しているものの。

ペンタトニックの試験的仕様の後に、
単純な三和音やオクターブを用いる傾向があります。

彼の音楽はholy minimalismと称され、
しばしばミニマリズム(minimalism)と比較されました。

同じく度々比較されるアルヴォ・ペルトの様に、
グレツキの作品に宗教的信仰を反映するものが多いのは、
カトリック教徒ゆえの忠誠心からきています。

交響曲第2番「コペルニクス」や「MUZYCA IV」では
平易なメロディーラインに巨大な音響を付随させるといった策で、
前衛以後の潮流に乗ろうとするが、
すでにいくつかの瞬間で単純な和音の反復など
宗教性を徐々に帯び始めます。

病弱であった彼は、現代音楽の語法の
アップデートそのものに欠落があると信じるようになり、
1970年代後半についに全音階主義に立ち返りました。

++++++++++++++++++++++

第2期を締めくくった交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」は
全作品中とりわけ有名です。

この作品はオーケストラとソプラノ独唱のために書かれ、
3楽章形式を採用しています。

第1楽章では15世紀に書かれた哀歌、
第2楽章ではザコパネに在るゲシュタポ収容所の独房の壁で発見された言葉、
そして第3楽章では民謡からそれぞれ歌詞が使われています。

延長されたカノンが延々と弦楽器群によって
歌われる第1楽章(全演奏時間の約半分を占める)
を持つこの作品は、全体にわたりスローテンポに徹し、
同時に極めて沈思的です。

++++++++++++++++++++++

交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」。

この作品は1976年に作曲され、
翌年ドイツのSWRで初演されました。

1993年にノンサッチ社から発売された
デイヴィッド・ジンマン指揮、
ロンドン・シンフォニエッタ、
ドーン・アップショウ(ソプラノ)による
録音はベストセラーとなりました。

これはベストセラーになることを
当初全く予期しておらず、
単なるグレツキのロンドン・デビュー以上のものでは
なかったと伝えられていました。

実際はとある放送の番組内でテーマ音楽として
この曲の第2楽章を取り上げ繰り返し放送したことが、
イギリスの人口に膾炙した原因でした。

++++++++++++++++++++++

間もなく、翌1994年にナクソスからも
アントニ・ヴィト指揮によるCDが発売されました。

その後もこの作品のCD録音は増え続けています。

この音楽は1980年代初期に有名になる前に
嶋津武仁がすでに日本に持ち込みました。

ボグスワフ・シェッフェルの著作の日本語訳と平行して、
スコアが手に入らなかったので
音だけでアナリーゼが試みられました。

++++++++++++++++++++++

ヘンリク・ミコワイ・グレツキ
:Henryk Miko?aj Gorecki,1933年12月6日-の
第3期

1990年代は幸か不幸か
この作品のヒットによってholy minimalismの潮流に乗る
作曲家が次々と紹介され、
グレツキはその生みの親のように認識されるようになりました。

グレツキはこの作品のおかげで世界中で講演し、
多くの音楽関係者は当然のごとく
「交響曲第3番」の単純明快さを攻撃致しました。

しかしグレツキの、第一次ポーランド楽派へ最も貢献した、
実り多い第1期の作品を無視しつづけていたのは、
一体誰だったのであろうか?

この事情はグレツキも承知の上であり、
その上で交響曲第3番が書かれている事を知る
音楽関係者は稀少でありました。

++++++++++++++++++++++

クロノス・クァルテットとのコラボレーションで知られる
「弦楽四重奏曲第2番」あたりからは、
死を暗示する沈黙の使用が目立ってきます。

この沈黙もブロック構造の中に取り込まれているので、
特に厭世的には聞こえません。

この時期から彼は体調不良を訴えることが増え、
創作数が激減致しました。

現在も特に目立った趣旨の変更はなく、
同路線での作曲活動を細々と続けています。

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エピソード
1978年にはミコワイ・グレツキと名づけた息子が生まれ、
現在はミコワイも作曲家として世界中で活躍中です。

「若いピアニストの為のコンチェルト」は日本ではヒット作となり
、ピアノ業界で重宝されています。

グレツキ門下の最優等生であった
アンジェイ・クシャノフスキを1993年に亡くした後は、
創作ペースが極めて落ち込むようになりました。

彼の聖なる響きは、
自身の不遇に満ちた生涯抜きで語ることは出来ません。

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+「続きを読むです1」++++++++++++++++++

ヘンリク・グレツキ
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%84%E3%82%AD

ヘンリク・ミコワイ・グレツキ:Henryk Miko?aj Gorecki,1933年12月6日- )は、ポーランドの現代音楽の作曲家。

++「続きを読むです2」++++++++++++++++++

12月6日
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%886%E6%97%A5

できごと
1877年 - トーマス・エジソンの蓄音機第1号稼働。
1917年 - フィンランドがロシアからの独立を宣言。
1927年 - 『労農』が創刊、労農派が誕生。
1956年 - メルボルンオリンピック: メルボルンの流血戦
1969年 - 大阪市営地下鉄堺筋線 天神橋筋六丁目駅〜動物園前駅間が開業。またこの時既存の大阪市営地下鉄線(1号線〜5号線)に愛称が付けられる。
1984年 - 三笠宮家の第三男子・憲仁親王と鳥取久子の結婚の儀。同日、高円宮家を創設。
1992年 - 新東京国際空港(現在の成田国際空港)第2旅客ターミナルビルの供用開始。第1旅客ターミナルビル北ウイング、第1及び第2サテライトが閉鎖。
2003年-アニメ映画ファインディング・ニモの日本公開日。
2005年 - サッカー、1994年FIFAワールドカップアメリカ大会でイタリア代表として活躍し、ACミラン、FCバルセロナなどで活躍したデメトリオ・アルベルティーニが現役引退を発表。
2005年 - 韓国海上警察が日本の海上保安庁に対し、日本領海の捜査権の譲渡を要求するが、海上保安庁は「主権侵害にあたる」として拒否する。
2007年 - 日産自動車がGT-Rを発売。

誕生日
331年 - ユリアヌス、ローマ皇帝、「背教者」(+ 363年)
1421年 - ヘンリー6世、イングランド国王(+ 1471年)
1778年 - ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサック、化学者・物理学者(+ 1850年)
1878年 - 安藤幸、ヴァイオリニスト(+ 1963年)
1890年 - 仁科芳雄、物理学者(+ 1951年)
1920年 - ジョージ・ポーター、化学者(+ 2002年)
1924年 - 鶴田浩二、俳優(+ 1987年)
1925年 - 東久邇成子、日本の皇族(+ 1961年)
1927年 - 宮沢昭、ジャズテナーサキソフォン奏者(+ 2000年)
1929年 - ニコラウス・アーノンクール、指揮者
1930年 - キダ・タロー、作曲家
1933年 - ヘンリク・ミコワイ・グレツキ、作曲家
1933年 - 宍戸錠、俳優
1933年 - 鎮西清高、地質学者
1935年 - 木原正二郎、声優
1938年 - 浅田満、ハンナン会長
1940年 - 露木茂、ニュースキャスター・フリーアナウンサー(元・フジテレビアナウンサー・前アナウンス部部長)
1941年 - ブルース・ナウマン、現代美術家
1943年 - 車だん吉、タレント
1943年 - 星由里子、女優
1947年 - 冨松彰、宇宙物理学者
1948年 - ケケ・ロズベルグ、F1レーサー
1948年 - 菅義偉、衆議院議員
1949年 - 三田純義、工学者
1950年 - 久石譲、作曲家
1954年 - アンドレイ・ミネンコフ、フィギュアスケート選手
1956年 - 車田正美、漫画家
1956年 - ランディ・ローズ、ギタリスト(+ 1982年)
1956年 - 末松義規、衆議院議員
1957年 - 立石充男、元プロ野球選手
1959年 - 吉良知彦、ミュージシャン(ZABADAK)
1959年 - 岩田聡、任天堂第4代社長
1959年 - ラリー・シーツ、元プロ野球選手
1960年 - 勝谷誠彦、コラムニスト・写真家
1964年 - 林家たい平、落語家
1965年 - ホイラー・グレイシー、柔術家
1965年 - 水島努、アニメーション監督
1966年 - 中尾秀正、調教師
1967年 - 遠藤遼一、ミュージシャン(ENDS、元SOFT BALLET)
1968年 - 矢野輝弘、プロ野球選手(阪神タイガース)
1971年 - 高橋直純、ミュージシャン、声優
1971年 - アダム・ハイズデュ、元プロ野球選手
1971年 - ホセ・コントレラス、メジャーリーガー
1972年 - リック・ショート、プロ野球選手
1974年 - 宮田仁、元野球選手
1975年 - 大原さやか、声優
1976年 - 満仲由紀子、声優
1977年 - 市川海老蔵11世、歌舞伎俳優
1978年 - ミドリカワ書房、歌手
1978年 - エメルソン、サッカー選手
1979年 - 橋本義隆、プロ野球選手
1979年 - アレックス・ムンブル、バスケットボール選手
1980年 - 保田圭、アイドル(元モーニング娘。)
1981年 - 辻隼、陸上競技選手(ヤクルト)
1981年 - 牛田成樹、プロ野球選手
1981年 - 佐藤賢、プロ野球選手
1981年 - 東山和樹、元野球選手
1982年 - アルベルト・コンタドール、自転車競技ロードレース選手
1984年 - 宇佐美友紀、アイドル(元AKB48)
1984年 - 岡田晃、陸上競技選手
1984年 - 長野久義、野球選手
1986年 - 冨岡真理央、女優
1988年 - 石井琴里、アイドル
1990年 - 林遣都、俳優

忌日
350年ごろ - ミラのニコラオス(聖ニコラウス)、キリスト教の聖人、サンタクロースのモデル(* 270年ごろ)
735年(天平7年11月14日)- 舎人親王、奈良時代の皇族・淳仁天皇の父(* 676年)
805年(延暦24年11月12日)- 壱志濃王、奈良時代・平安時代の皇族(* 733年)
1185年 - アフォンソ1世、ブルゴーニュ王朝初代ポルトガル王(* 1109年)
1311年(応長元年10月26日)- 北条貞時、鎌倉幕府第9代執権(* 1272年)
1352年 - クレメンス6世、第198代ローマ教皇(* 1291年)
1613年 - アントン・プレトリウス、キリスト教カルヴァン派の牧師(* 1560年)
1672年 - ヤン2世、ポーランド王(* 1609年)
1679年(延宝7年11月4日)- 伊達宗勝、初代一関藩主(* 1621年)
1779年 - ジャン・シメオン・シャルダン、画家(* 1699年)
1779年(安永8年10月29日)- 後桃園天皇、日本の第118代天皇(* 1758年)
1841年(天保12年10月24日)- 島津斉宣、第9代薩摩藩主(* 1774年)
1882年 - ルイ・ブラン、フランス第二共和政期の政治家(* 1811年)
1887年 - 島津久光、薩摩藩の指導者(* 1817年)
1889年 - ジェファーソン・デーヴィス、アメリカ南部連邦の大統領(* 1808年)
1892年 - ヴェルナー・フォン・ジーメンス、電気技術者(* 1816年)
1893年 - ルドルフ・ウォルフ、天文学者(* 1816年)
1910年 - 重野安繹、歴史学者(* 1827年)
1922年 - 宮崎滔天、辛亥革命の支援者として知られる革命家(* 1871年)
1925年 - リヒャルト・アイレンベルク、作曲家(* 1848年)
1946年 - マクシミリアン・シテインベルク、作曲家(* 1883年)
1947年 - 醍醐忠重、日本海軍中将(* 1891年)
1949年 - レッドベリー、ブルースギタリスト(* 1888年)
1955年 - ホーナス・ワグナー、メジャーリーグベースボール選手(* 1874年)
1955年 - ジョージ・プラット・ラインス、写真家(* 1907年)
1956年 - ビームラーオ・アンベードカル、インドの政治家・思想家(* 1891年)
1957年 - ロベール・エスノー=ペルトリ、飛行機設計者(* 1881年)
1959年 - 筒井敬三、元プロ野球選手(* 1925年)
1961年 - フランツ・ファノン、思想家(* 1925年)
1975年 - 正木ひろし、弁護士(* 1896年)
1985年 - バーリー・グライムス、メジャーリーグベースボール選手(* 1893年)
1988年 - ロイ・オービソン、歌手(* 1936年)
1989年 - ジョン・ペイン、俳優(* 1912年)
1990年 - トゥンク・アブドゥル・ラーマン、マレーシア初代首相(* 1903年)
1991年 - リチャード・ストーン、経済学者(* 1913年)
1991年 - 服部受弘、元プロ野球選手(* 1920年)
1998年 - セザール・バルダッチーニ、彫刻家(* 1921年)
1998年 - 山下耕作、映画監督(* 1930年)
2003年 - ハンス・ホッター、バスバリトン歌手(* 1909年)
2006年 - 阿部文男、政治家(* 1922年)
2008年 - 遠藤実、作曲家(* 1932年)

記念日・年中行事

ミラの聖ニコラウスの祝日
子供・結婚前の若い女性・商人・質屋・薬剤師・ロシアの守護聖人である聖ニコラウスの日。

サンタ・クロース・デーとも呼ばれ、
オーストリア・オランダ・ベルギー・スイスなどでは、
この日に子供たちにプレゼントを贈る。

姉の日(日本)
姉妹型・兄弟型研究の第一人者、畑田国男が6月6日の「兄の日」、
9月6日の「妹の日」に次いで提唱した日。

女性や子供・旅人などを守る聖人、
聖ニコラウス(サンタクロース)にまつわる三姉妹伝説が
その日付の由来になっている。

また、妹の日から3ヵ月後お姉さんに感謝する日である

独立記念日(フィンランド)
1917年にロシアから独立したことに由来。

音の日(日本)
日本オーディオ協会が1994年に制定。
1877年、エジソンが自ら発明した蓄音機で音を録音・再生することに成功した。
オーディオや音楽文化・産業の一層の発展を図り、音について考える日。