東京都 世田谷区 山本クリニック 山本 博昭(脳神経外科専門医)
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本 博昭

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科・
心療内科・耳鼻咽喉科
山本クリニック形成外科・皮膚外科・美容外科
形成外科・美容外科・・レーザー治療・レーザー外科
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東京 都 世田谷 区 の 評判 山本クリニックの毎日の日記帳

平成22年10月14日(木曜日)

「あき」です。

「あき」の「10月」

になりました。

まばゆいほどに。

ことばでは。

いいつくせないほどに。

まぶしくて。

すがすがしくやさしい。

「あき」「10月」の。

黄金(こがね)のように

かがやいている。

透明な。

やさしい朝の陽射しです。

しあわせいろの。

あかるい朝の陽射し。

やさしいあかるい朝の陽射し。

「10月」の。

「朝」の陽射しの「あかるさ」は。

なにものにも。

たとえようもありません。

けぶる季節の山焼き。

大気は「かおる」。

しずかなひざしです。

「秋」のあさひ。

「朝陽」の光は。

とてもやさしく。

けれどもちから強くしずかです。

秋朝陽(あきあさひ)

緑木枝間に

われを見る

まばゆくも

輝く柔しき

眼(まなこ)なりけり

あきあさひ

みどりきえたまに

われをみる

まばゆくも

かかやくやさしき

まなこなりけり

★★★

今年の春・から冬は予期せぬ
インフルエンザ*の
大規模な流行が予想されます。

東京 都 世田谷 区 山本クリニックでは。
薬事法の「能書」にあるとおり
「正規の」
「2回法によるインフルエンザワクチン」の
予防接種を行います。
御予約が必要です。

1回法=3500円

2回法=7.000円

です。

当院ではいつでも御来院されれば
インフルエンザ予防接種が可能です。
まだ。

インフルエンザ予防接種をされて
いないかたは
ぜひともうけられてください。

「秋」になりました。

今年も秋がきました。

「あき」がきて。

今は「10月」。

「秋」がふうせんのように。

ふくらみそしてみのり。

ひろがりゆく季節。

「10月」です。

季節のまつりは季節におわり。

野には。

たんぽぽは葉草となり。

季節の花が咲き。

野草は「葉草」となり。

よもぎや。

すぎながいっぱいになりました。

季節の「はれ山水」の風情です。

くさみどりの葉のつつじが。

さえほこっています。

「あき」になり「川の水音」は。

あたかも。

「ゆたかな清流」の。

「みずのながれのおと」の如く。

きこえるようになりました。

「季節」の小川。

「どんどん」ながれる。

季節のおがわ。

高さも低さこそ見えないのに。

あゆみたゆまず。

ながれる水の流れ。

ありがたいような不思議さ。

ずっと流れを追いかけて。

海原までたどれるのだろうか。

海原のもっとさきまで。

たどりつけるのだろうか。

たどりつけるのであれば。

いつのひか。

海原のもっとさきまで。

いってみたいものです。

春分の日もすぎれば。
「さくら」咲きはじめ
「さくら」がおわり。
「4月」が終われば。
「5月」になり。
「5月」もおわれば。
6月に。「夏」になり。
6月も終われば。
7月 たなばた。
7月 もおわれば。
せみのなく8月。
8月の夏はすぎれば。
9月の秋になり秋の虫が鳴く。
そして9月がおわり。
中秋10月なり紅葉の季節。
そして10月がおわり。
「11月」になり。
晩秋「11月」もおわり12月の「冬」。
「12月」になればまた「年」があけ。
また「初春」がくる。
「1月」がおわれば「2月」
そして「春」の「3月」「4月」「5月」
そして「6月」「7月」「8月」
「9月」がすぎて。

「あき」の「10月」です。

「陽」はすでに

日々にみじかくなりつつあります。

「秋」がきて。

さらにも。

季節のかおりつたえる大地。

その大地をてらす「ひざし」の。

やさしい「光」の日々毎日です。

http://www.youtube.com/watch?v=yTn48NiIb04&feature=related

「秋」の「10月」です。

「あき」の「10月」の。

陽は日々ひくくなっています。

夕暮れ時の夜にゆらぐ。

明るい家々のゆふべの灯火(ともしび)。

あたたかいぬくもり灯火。

しあわせのだんらんのひかり。

きせつに燃えてゆらぐともしび。

しあわせいろの季節のともしび。

団欒のともしび時に。

豆腐屋さんのラッパや。

季節のよるはよなきそばの

らっぱも

むかしは。

聞こえました。

朝陽ののぼるのがおそくなりました。

夕陽がおりるのははやくなりました。

朝の「あき」の陽射しは

窓越しにも「まばゆい」

くらいです。

夕暮れの「あき」の陽射しは

「はしりおえた」

「陸上競技の選手」のようです。

つかれて。けれども充実して。

くれてゆきます。

明るいあきの夜の空になりました。

http://www.youtube.com/watch?v=yTn48NiIb04&feature=related

まことに。

冬来たりなば春遠からじ。

ふゆきたりなば

はるとおからじ

(出 典は。

 ひばりを崇拝するイギリスの詩人シェリー*の

『西風に寄せる歌』の一節。

英 語の原文: 

If winter comes,

can spring be far behind? )

「英国:United Kingdom UK」のロマン派の
詩人は。「御自分」のテーマの「鳥」を
紋章のようにもっています。
英国ロマン派の詩人は、
それぞれ愛好し、崇拝する鳥を持っていました。

ジョン・キーツは、
「夜鶯」(ほととぎす)の神秘的な声に魅惑され。
夜の闇に響くその歌声を主題に詩を書いています。

ワーズワースにとって、詩の霊感をもたらし、
彼に生きることの喜びを教えてくれる鳥は、
「郭公」(かっこう)でした。

パーシー・シェリーは「雲雀」(ひばり)の声に魅惑され。
ひばりを崇拝する鳥として。
主題とした詩を書いています。

「なつ」から「あき」への

移り変わりは

二階から。

「かけあし」の足音の。

とんときこえぬ。

「空き家」のような。

「うつろいかた」でした。

二階から。

「かけあし」の足音がきこえない。

まるで「かげろう」

の「たたずまい」のように。

季節がうつろいました。

昨年。
「9月」の初秋がおわり。
「名月中秋10月11月もおわり」ました。
「11月」もおわりました。
「12月」になりました。
いきつくひまなく。
「新年」。
「初春」の「1月」「2月」もおわり。
「3月」「4月」「5月」「6月」「7月」
「8月」「9月」
がすぎました。

「10月」

「季節」から「季節」への移り変わりは

「かげろう」のようにうつろいでいきます。

そしてまた「年」をこします。

「季節」はひそやかにと。

こっそりと。ゆっくりと。

しのびあしで。あるいて来ます。

そしてゆっくりと。

「あらたな季節」にむかって

あるいて行くようです。

だから。

「新しい季節」をまつのであれば。

「新しい季節」がひそやかに。

しのびあしで。

歩いてくるのをまたなければ。

なりません。

「季節」をまつのであれば。

すぎさる「季節」がゆっくりと。

しのびあしで。

歩いていくのをまたねば。

なりません。

「かぜのおとに*」おどろかされるまで。

またねばなりません。

「かぜのおと」がかわり。

「季節」はなにかが生まれるようにおとずれます。

http://www.youtube.com/watch?v=yTn48NiIb04&feature=related

秋きぬと目にはさやかに見えねども 

風の音にぞおどろかれぬる

(藤原敏行・古今集169)

いまは「あき」ですね。

「季節」はゆっくりとあるいてやってくる。

「季節」がひそやかにかくれてやってくる。

さきのことすぎるかもしれないが「来年」。

このように「時」のうつろいを

心はせれば。

考えると「おそろしいもの」です。

考えなければ。
「なおおおそろしい」
ものであるものかもしれない。

「考えずにいるつけ」がまわって
くるからかもしれません。

「来年」のことを考えれば。

「鬼」が笑う。

ゆく先々を「来年」とすれば。

「来年」のことを考えずに。

すむのであれば。

「鬼」は

笑わないのでしょう。

「鬼」とはなんだろう。

「日本以外の国」にも。

「わらう」。

「鬼」のような「怪物」は。

存在するのだろうか。

今日の深夜早朝03:15amには。

久方ぶりに。

大きな「あき」の「星空」がみえました。

早朝くらいうちは。

空に月。

「お月様」が「雲のじゅうたん」に。

天高くにねそべって。

かさををさしている。

ようです。

「あき」の「夜空」の。

「おぼろ月夜」です。

「クリームいろの月」でした。

05:50amころ日があければ。
まだまだくらい朝日を背に。
西のコバルトの空高く明るい。
とても高い成層圏近くの高い高度に。

西のコバルトの空高に。
「刷毛」でひいたように「絹雲(けんうん)」が
何本も何本も。
描かれて。
たなびいていました。

実に見事な筆捌(ふでさばき)です。
ためらいのない「朝焼け」
「季節」の「朝焼け色」の線描です。

「きせつ」の朝。

「陽射し」ののぼるころは。

「西」の空

のほうが明るいのです。

朝が明けて午前になれば。

まばゆいほどの。

「きせつ」のひざしが。

陽がのぼる。

東から。

窓のカーテンと。

木々の合掌(あいま)をぬって。

「さあ 外においで!」

とさそうがごとく。

大きな声で。

よびかけてくるようです。

ハーメルンの笛吹き男のようです。

高い成層圏近くの高い高度に。
「刷毛でひいたように」「絹雲(けんうん)」
の端には渦巻きのような「ぬけあな」があり
「さらなる遠方の青空」が透けてみえます。

さながらにして。
東山魁夷画伯の描かれた大きな壁画。
大きな屏風絵の世界。

東山魁夷画伯の描かれた大きな絵画を
彷彿とさせますです。

東山魁夷画伯。
「よくえがかけた画伯です」。

この「あおぞら」をみていると。

陽のひかりをみていると。

とても

信じられないくらいに。

元気がわいてくることに。

気が付きました。

「太陽」の「陽射し」。

「陽」の「めぐみ」は。

なんと。

ありがたいことだろう。

なんと尊いことだろう。

そら一杯の青空の

天井(てんじょう)と。

「太陽のひかりのひざし」は。

「生きとし生けるもの」にとって。

なによりもの。

まことの。

「めぐみ」です。

それを戴けるのは。

「よろこび」おおきことです。

「太陽のひかりのひざし」は

「いのちへのめぐみ」。

「いのちのよろこび」。

ありとあらゆる「生命」「いのち」をはぐくみ。
ありとあらゆる「生命」「いのち」をたたえる。
ありとあらゆる「生命」「いのち」をなぐさめる。

「生きとし生けるもの」の「いのち」に。
さらなる。
「はるかかなた」までの。
「いきるちから」をさずけるものです。
「太陽」。

ありがたいものです。

はやいものです。

ときのたつのは。
はやいものです。

そしてふと考えれば

去年も
「12か月」が
終わりました。

中秋から晩秋にうつろい。
「寒月」の「12月」がおわり。
新年の「1月」がおわり。
「晩冬」の「2月」がおわり。
「初春」の「3月」「4月」がおわり。
「夏」「8月」がおわり。
「秋」「9月」「10月」「11月」はおわり。
「12月」「1月」「2月」「3月」「4月」「5月」
そして「6月」「7月」「8月」
「9月」
がすぎされば。

今は「10月」。

「季節の花」の花の花びら。

ひろって。
手のひらにかかげれば。
「きせつの花」の花のかおりは。
プラチナ色の香りが
致します。

今は。
「季節の花・花々」が。
蕾をふくらませています。
「季節の花」の。

はながは鐘袖(ベル・スリーブ)のように。
ふくらんでいます。

「きせつ」の花の「はなびら」が。

闇夜のあいだに。

朝の早朝まだ。

「花」にもきがつかぬうちに

また地に舞い下りています。

「きせつの花」

には。

ひとのよの。

「人のいのち」の。

「こたえ」があるような

気が致します。

ふと野の花は。

一般的には。

香らない花が。

多いことに気づきました。

伊藤左千夫の「野菊の墓」の「野菊」は。
矢車菊 (やぐるまぎく)
はとても綺麗なむらさきの「のぎく」です。
けれども「のぎく」は香りません。
(Corn lower, Bachelor's-button)です。

因みに
最高級の(今はもうとれない)
インド・カシミール地方で産出されたの
サフアイアの色は

「矢車菊色:やぐるまそう色」といわれます。

「カシミール・ヴァイオレット」。

麦畑やとうもろこし畑の中に 咲いていたことから。
「コーン・フラワー」=「野菊」(Corn lower)
です。

別名 「矢車草(やぐるまそう)」
といわれることがあります。

実は「矢車菊 (やぐるまぎく)」と
「矢車草(やぐるまそう)」まったく違う植物です。
矢車菊 (やぐるまぎく)が「野菊」。
「矢車草(やぐるまそう)」は「高山植物」。

「野菊」は春から夏にかけて咲くむらさきの花です。

古代エジプトのツタンカーメン王の墓 からも
発見された由緒正しき「野菊」。
色は紫。むらさきです。

ツタンカーメン王の。

まだ幼な子王妃が。

「亡きツタンカーメンンに野菊の花束ささげるけなげな姿」
が鮮烈に眼に浮かびます。

この「花」が。

「野菊」です。

「野菊の墓」の「野菊」。

けれども。

「野菊」は

香らない。

毎朝暗い早朝と。

うす暗くなる午後6時ころには。

「季節風」が

ふいている。

「季節風」がかわりばんこに。

あちこちで

「ろうろう」「こうこう」とないています。

「きせつのかぜ」の
「季節風」の
「コーラス」を聞いていると。

ふと。

「この「きせつ」におびえるひと」の気配が
脳裏をはしりました。
はてだれだろう。

うら若き乙女。
貧しさに。
苦労に苦労をかさねて。
苦しんで苦しんだ苦しんだあげくに。
24歳にして世を去った
「樋口一葉」。

樋口一葉の

「うらわかき」
「「冬」と「春」の短歌」がきこえるようです。

散たまるふもとの落葉わけて思ふ
埋もれぬべきは雪の山里

ちりたまるふもとのおちはわけておもふ
うもれぬへきはゆきのやまさと

庭の面につもる紅葉の色見れば
散りての後もにしきなりけり

にわのおもにつもるもみしのいろみれば
ちりてのあともにしきなりけり

世の中の秋にあはじとおくれけん
一もと野ぎく思ひあがりて

よのなかにあきにあはしとおくれけん
ひともとのきくおもひあがりて

折々に散るものどけし春雨の
はれたる軒の山桜ばな

おりおりにちるものどけしはるさめの
はれたるのきのやまさくらばな

わが園のものとおもへば初わかな
はつかなれども嬉しかりけり

わがそののものとおもへばはつわかな
はつかなれどもうれしかりけり

立ち渡る霞をみれば足引きの
山にも野にも春は来にけむ

たちわたるかすみをみれはあしひきの
やまにものにもはるはきにけむ

わたつ海の波のいづこに立ち初て
果なくつゝむ春の霞ぞ

わたつみのなみのいづこにたちそめて
はてなくつつむはるのかすみぞ

さざ波やしがの都のいにしへの
おもかげうすく立つ霞かな

ささなみやしかのみやこのいにしえの
おもかけうすくたつかすみかな

鶯のけさおとづるゝ声聞て
はじめて春の心地こそすれ

うくいすのけさおとつるるこへききて
はしめてはるのここちこそすれ

うれしくもわがものにして聞てけり
このあかつきの鶯の声

うれしきもわかものにしてきこへけり
このあかつきのうくいすのこへ

のどかなるけさの雨にやはるの野の
みどりも色まさるらむ

のとかなるけさのあめにや
はるののの
みとりのいろもまさるらむ

おくれたる友の為にとしをりして
谷間の蕨折り残しけり

おくれたるとものためにとしをりして
たのまのわらひおりのこしけり

ちりたまるふもとのおちはわけておもふ

うもれぬへきはゆきのやまさと

にわのおもにつもるもみしのいろみれば

ちりてのあともにしきなりけり

よのなかにあきにあはしとおくれけん

ひともとのきくおもひあがりて

-------------------------------

おりおりにちるものどけしはるさめの

はれたるのきのやまさくらばな

わがそののものとおもへばはつわかな

はつかなれともうれしかりけり

たちわたるかすみをみれはあしひきの

やまにものにもはるはきにけむ

わたつみのなみのいづこにたちそめて

はてなくつつむはるのかすみぞ

ささなみやしかのみやこのいにしえの

おもかけうすくたつかすみかな

うくいすのけさおとつるるこへききて

はしめてはるのここちこそすれ

うれしきもわかものにしてきこへけり

このあかつきのうくいすのこへ

のとかなるけさのあめにや

はるののの

みとりのいろもまさるらむ

おくれたるとものためにとしをりして

たのまのわらひおりのこしけり

「24歳」の「とても貧しい乙女」の。

「冬」によろこび。

「冬」にもおびえおののく。

隠したくはない「乙女のほこり」

けれども。

隠さざるを得ぬ「乙女のほこり」

かなしさの。おもかげと。

光さす。輝きと。

お若い「御婦人」の「知」「智」が。

ほこりたかくも。

そしてはかなくも。

「ひしひし」とよみとれます。

「秋」の女神(めがみ)の。

「竜田姫(たつたひめ)」の

去り過ぎた「「秋」そして「冬」。

「春」の女神「佐保姫(さほひめ)」が

微笑んでとおざかりました。

夏がさりました。

「竜田姫(たつたひめ)」の微笑みが。

またおとづれました。

これからは日は。
陽は次第にみじかくなる。
日が長くなる。
朝は明けるのはおそくなり。
夕に暗くなるのははやくなる。

しだいに陽がみじかくなる。
なぜか。
不思議なやさしさ。
やすらぎと。
心やすらかなる
安堵感をかんじます。

心やすらかなる
安堵感をかんじます。

けれども。
「安堵」と「落胆」は。
常に表裏一体。
両羽(もろば)の剣。

「ぬかよろこび」の「ぬか」のような
ものです。

「ながくなる陽」も両羽(もろば)の剣を
持っています。

そして。
季節には「大気の音色(ねいろ)」もあるようです。

朝空は
陽ははるかに天高く。
空色はミルク色です。
クリームのかかった雲空です。

東京都 山本クリニック世田谷の庭園には

「えどむらさき」という「つつじ」
が「何本」もはえています。
野生種に近いものです。
大きな真紅紫の花を咲かせます。

「つつじ」ですから
盆栽の「皐月:さつき」のような
繊細さはみえません。

この「きせつ」になり。
森山を分け入ると。

木々の根元に隠れ咲く。
だいだい色の花の花のごとくに紅葉したまま
しもがれする
「やまはぜの葉木」が「大好き」です。

「やまうるしの紅葉」もかわいらしく。
「大好き」です。

身の丈以上ほどにもなって群生する。
野生の「小紫式部:こむらさきしのぶ」
が。
病院の林の一角に野生のまま
おいしげっています。

野生の「小紫式部:こむらさきしのぶ」
のパープルの真珠が群れたように実る
「実りの木の実」の風にそよぐ音色には。
おどろかされます。

あけびつたもうれしい。
あけびの「実」がみつかればなおなおうれしい。

またたびをみつけました。
根元にねこにかじられきずがある。

里山の季節の時期から。
そしてつぎの「あたらしい」の里山の季節
になりました。

四季の歩みの春夏秋冬のうつろいは
メトロノームの「あゆみ」を
感じさせます。

この「あゆみ」の「質量」は
とてもとても多いです。
質量があれば。あたかも。
重力のように。
四季のリズムにひきよせられていく。
そのような感じがします。

四季の歩みの春夏秋冬は。
フアジーでいてなお着々。
確実な「リズム」を感じます。

ここに。
「メロディ:旋律」とハーモニー:和声」
がくわわれば「音楽の三要素」。
音楽と同じです。

草花や草木につつまれた自然は。
「音楽」と同じように
ひびきとして聴こえます。

自然は
「しぜん」の
「ヴィルトオーゾ」と
「ヴィルトゥオーサ(virtuosa)」
*です。

この「自然のフイルハーモニウム」の。
指揮者は。
太陽なのか大地なのか人なのか。

或は音色をかもし出す自然はオーケストラ
であるのか。
ソリストなのだろうか。

私の尊敬する「合衆国USA」の
女性で小説家(「ノーベル賞受賞者」)
「パール・サイデンストリッカー・バック
(Pearl Sydenstricker Buck)
中国名、賽珍珠(サィ・チンシュ)」
パールバックの「大地」に
その「こたえ」が示唆されています。

古代より芸術家が
自然を音楽や絵画や彫刻
で表現しようとした気持ちが良く判ります。

*ヴィルトゥオーソ(virtuoso)は、
「博識、達人」を意味するイタリア語の男性名詞である。
複数形の場合はヴィルトゥオーシ(virtuosi)
、女性形はヴィルトゥオーサ(virtuosa)となる。
ラテン語のvirtus
(「男らしさ」「美徳」「至高」の意)を語源とし、元来は「有徳の」「誉められるべき」
を意味する形容詞の男性形であった。

実際の楽曲ではこの三要素は。
密接に音楽的に結びつきひとつの楽曲をなします。

但し音楽の「リズム・メロディ・ハーモニー」は
一つだけを明確に取り出せる「成分」というわけ
ではありません。

また「音楽であるため」に。
三要素が絶対必要ということ
でもないでしょう。

邦楽などではリズム・ハーモニーは
存在しないか希薄である事が多いです。
「音楽」として「欠陥」があるわけ
ではありません。

「リズム・メロディ・ハーモニー」
が西洋音楽の常識ではありえないほど
高度な進化を遂げた音楽も存在致します。

邦楽もその一つです。

大和の国 やまとのくにの自然は。
「大和の国の音楽」と同じように思えます。
聴こえます。

「音楽」は「音」「おと」です。
そして「しらべ」=メロディとハーモニーです。
人類が「この音楽」を「楽譜」として
「寸分たがわず」「譜面」という名の「紙」に
「かくことを完成させた」ということは
大変なことです。

人間は。
人類は。
わずか「400年」で。

「音楽の旋律」に対する「楽譜」を。
「あらたな言語」を
完全に「完成」させたことになります。

まさにミューズの神の「神業かみわざ」です。

木々のめぶきの
冬なおも。
ますます力強い息吹を感じます。

「真夏」をすぎ「冬」になると。
再び「若葉」がみられることに。
きづきました。
「ため息」がでるほど木々の「冬若葉」の
「つどい」は「つよく」「うつくしい」。
雪の上のみどり。

木々のてっぺんは萌黄色から
「ふかみどり」
になりました。
そして「しっかりと樹木として
「冬を迎えた葉束」になりました。
これからは
「深まる冬」がすぎさり「春」。
「開花」の炎が。
樹木の上方で。
「雪の到来」を.
くすぶりてまちわびてています。
たえしのぶ冬の樹木です。

高い木々の穂先は萌黄から若草色に。
うねるなみのように。
木々の新緑は常緑となり季節のおとずれを
伝えていました。

桜は葉桜から「葉木」
道路沿いの「けやき」の木々も
萌黄から若葉。
そして青葉。
どうもうともいえる青葉。
そして見え隠れする「紅葉葉」。
紅葉葉の10枚20枚がひとつひとつ
の樹木にみえるようになりました。
「黄色調」です。
そして今「樹木」は「葉のいろ」をかえ
「宙」に舞おうとしています。

明らかなる。
「冬から春」とはことなる。
「夏から秋」。
「秋から冬」
そして「季節からあらたなる季節」の「かぜおと」。

木々の四季の。
大気の「色」のうつろい
に気づきます。

今は里山(さとやま)をさまよい。
今は里山(さとやま)をあるきたい。
今は里山(さとやま)の季節。
今は昔々里山(さとやま)であそび。
今は昔々て里山(さとやま)でおぼえ。
今は昔々里山(さとやま)でまなんだ。
今は昔々のその日々の思い出は。
今は黄金(こがね)か。あるいは。
今は銀か。いぶし銀か。
今はもしかしたらプラチナか。
今は思い出色は鉛のように。
今は重さは鉛のようになり。
今は心の奥深くに埋もれて感じられます。

「幸せ色」=「しあわせいろ」

ならばよいです。

けれども
早朝は非常にあたたかくなりました。

やま中さまよいて
やま中をわけいらば
やま中大樹の根元に隠れたり
やま中あけぼの色のちひさき炎(ほのほ)
やま中みつけたりやまの秋の華。
やま中やまの秋葉木のかくれんぼ
やま中大樹の根元に隠れたり
山はぜの葉木。
やま中やまうるしの葉木。
やま中あきやまはぜとふるやまうるし。
「はだか木」。
元気な木。たくましき木。

山萩(やまはぎ)の
花をかくして燃えたたむ
あきに実りの祭りなり
あき山はぜの葉炎
あき天高く燃ゆ

やまはぎの
はなをかくしてもえたたむ
きせつにみのりのまつりなり
きせつやまはせのほのほ
きせつてんたかくもゆ

ひろくなりけり空(そら)たかし
さとやまに木々のみどり木
こもれびうけて燃えるがごとし
みどりの炎(ほのほ)
ほのほうちけさむかすみはあおし
ほのほにかすみにただよひて
うるわしくかがやきたり
あたたかくかおりたり
あざやかなりけり 
やまさとのやまみどり
やまさとのふかみどり

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
は「英国:United Kingdom UK」の
「風景画家」
天才画家ですが「緑」が大嫌い
で「黄色」が「大好き」。
「木」をかくのを非常にいやがったそうです。

多分ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
が「修行時代」に「お金にために
「どこの国も同じですが」
「名所絵」をかかされたときの
「反動」ではないかと
今の私は考えます。

「大きな夏みつけた」

から

「夏がすぎてて真秋間近い」

「小さな秋みつけた・。」

そして

「小さな冬みつけた」

そして

「大きな冬みつけた」。

そして

「小さい春」がみつかって。

しだいにおおきな。

「春」になりました。

「夏」がちかづく「八十八夜」

秋が過ぎて。ふゆがすぎて。はるがすぎて。
なつがすぎて。

今はふたたび「あき」。

私は寒い新潟の寒村の百姓のうまれです。
毎朝03:15amには起床致します。

睡眠時間は「4時間」。

朝の病院への移行に車をつかいます。
まっくらです。

朝5:00am前に東京 都 世田谷 区 山本クリニック
の明かりがともります。

真っ暗な中で。
病院の事務局と病院の診察室との
往復はとても気温が低いと
とてもくつらいです。

朝の日の出前までの間は今日御来院される患者さん
の「診療録:カルテ」のチエックと
朝の申し送りの準備です。

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ミニ伝言板
★当院は完全予約制です。★
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平成21年01月12日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ
限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
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平成21年2月11日(水曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ
限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。
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平成21年3月20日(金曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ
限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。
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平成21年4月29日(水曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。

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平成21年5月4日・5日・6日・
(月曜日)(火曜日)(水曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。
けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。

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平成21年7月20日(月曜日)は。

元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の
御予約の患者さんのみ。

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成21年8月14日(金曜日)と15日(土曜日)
の「二日間」
は病院の医療コンピューターの更新のため。

診療ができないので二日間「休診日」になります。

平成21年8月13日(木曜日)まで平常どおり。
平成21年8月18日(日曜日)から平常どおり。
はおわりました。

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平成21年9月21・22・23日
(月曜日)(火曜日)(水曜日)
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成21年10月12日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
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平成21年11月 3日(火曜日)
平成21年11月23日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
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平成21年12月23日(水曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。
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年末年始の診療
平成21年12月30日(水曜日)*まで
診療を行います。

また
平成22年1月は。
1月4日(月曜日)*より診療を開始致しました。

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年始の診療
平成22年1月11日(月曜日)
平成22年1月11日(月曜日)は。
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。
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平成22年3月22日は(月曜日)は
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。

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平成22年5月3・4・5日
(月曜日)(火曜日)(水曜日)は
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。
はおわりました。
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平成22年7月19日(月曜日)祝祭日は
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成22年の8月12日(木曜日)(休診日)
より
平成22年の8月15日(日曜日)まで
の8月12日・13日(金曜日)・14日(土曜日)8月15日
は館内改装のため「夏季休診日」とさせていただきます。
きまっている休診日を除けば
8月13日(金曜日)と8月14日(土曜日)
が休診日となります。
院長は病院に常在到します。

よろしくお願いいたします。

はおわりました。

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平成22年9月20日は(月曜日)は
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成22年10月11日は(月曜日)は
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

はおわりました。

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平成22年11月3日(水曜日)は
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

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平成22年11月23日(火曜日)は
元来は「祝日で休診日」です。

けれども「完全御予約制」の

御予約の患者さんのみ

限られた時間帯で診療を行います。

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★★★

今年の春・から冬は予期せぬ
インフルエンザ*の
大規模な流行が予想されます。
東京 都 世田谷 区 山本クリニックでは。
薬事法の「能書」にあるとおり
「正規の」
「2回法によるインフルエンザワクチン」の
予防接種を行います。
御予約が必要です。

1回法=3500円

2回法=7.000円

です。

当院ではいつでも御来院されれば
インフルエンザ予防接種が可能です。
まだ。

インフルエンザ予防接種をされて
いないかたは
ぜひともうけられてください。

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2004年10月15日より厚生労働省により

肺炎球菌ワクチン
が努力義務のある予防接種の対象
とされました。当院でも接種可能です。
御予約が必要です。
去年2007年の「5月ころ」NHKの
放映があり。
昨年は全国で「肺炎球菌ワクチン」が
たりなくなってしまいました。

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成人の風疹急増。
御婦人で風疹の既往が定かでない
場合は。
風疹抗体価血液検査と風疹ワクチン予防接種を
御勧め致します。
御予約が必要です。

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学校の入学式。桜の花。
そして「眼に青葉やまほととぎす・」
の時期。
そして紫陽花が咲き夏になり
秋になりまた今年も冬がくる。

インフルエンザをはじめ「ウイルス系」の
「感染・伝染」が急増致します。

今年は猛暑と厳寒。
「地球温暖化による大気温度差の拡大」が
顕著です。

体調を崩される方が多いものです。
私はこの夏は「猛暑」になり極め厳しい「暑さ」が。
そして気膠の変動は
激しいと思います。

このような今年からは
冬場や春にかぎらず
インフルエンザに
代表されるウイルス性感染症が
大流行するおそれが強い。

麻疹(はしか)の大きな流行が予想されます。

成人しての麻疹(はしか)は重傷化しやすいです。

はしか(麻疹)のワクチンの予防接種を行っています。
御予約が必要です

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「完全御予約制」の御予約で。
これからの1週間にお越しになる
患者さんの「診療録:カルテ」。

1週間の患者さんの「治療戦略」で
「診療録:カルテ」
をすべからくチエックします。

「御既往」を問診票にお書きいただいており
前回「お書き戴いた文章のあいだ」をよみとる。

「お書き戴いた文章のあいだ」=
行間には「さまざまなものが見えます」。

お書き戴いた
「問診票」は大切な貴重な情報源です。
「問診票」のお書きいただいた文章は
「同じこと」がかかれているようで
わずかにも・内容多くにも・患者さんの
「御自覚症状」を伝えてくれます。

「囲碁・将棋・チエス」で言う所の
「3千手」位までは「先読み」致します。

すなわち患者さんの場合極端に言えば
「10年後」くらいまでのことも考えます。

そのためには逆に考えると今現在から
「10年前」の「病態」の推察も欠かせません。

患者さん御自身「10年前」のことなど
覚えていらっしゃらないことが多いけれども。
「まず外れません」「はずしません」。

考えて。考えをまとめる。
考える。また考える。そしてまた考える。
考えて。考えをまとめる。
考えて。考えをまとめたら。その結果をまた考える。

作業は予想以上に大変で
「1日仕事」になります・・・・。

難易度の高い「病態」の患者さんが患者さんが
「良くなられていく」笑顔を思い浮かべながら
私と東京都 世田谷区 山本クリニックの
「スタッフ全員」が頑張ります。

難易度の高い「病態」の患者さんの良くなられる
「笑顔」は何物にも変えがたい。
よくなられていかれる「笑顔」に。

私そして東京都 世田谷区 山本クリニックの
職員はなによりもの「喜び」を感じます。

難易度の高い「病態」の患者さんが患者さんが
「良くなられていく」笑顔に。

心より。

感謝・

感謝。

「今日は何の日」は。

1947年 - [合衆国(USA)」の
チャック・イェーガー(Charles Elwood Yeager )
が操縦するX-1が「水平飛行で音速を突破」。
人類史上初の有人超音速飛行の実現した日です。
とてもよい「御顔」をされた[合衆国(USA)」ナンバー1の
「戦闘機乗り」ぼかただとおもいます。
(1944年10月12日には、1度の出撃で5機撃墜を果たしたことにより、
アメリカ軍最初の
「1日で規定の記録を達成したエース・パイロット (ace in a day)」
の称号を受けました。
終戦までに11.5機を撃墜致しました。
その中にはジェット戦闘機Me262の初撃墜も含まれていました。

http://www.youtube.com/watch?v=vQ9_Y3oGihU&translated=1
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Charles Elwood Yeager
1923年2月13日 -

渾名 チャック
生誕地 ウェストバージニア州 リンカーン郡 マイラ
所属政体 アメリカ合衆国
所属組織 アメリカ陸軍航空軍
アメリカ空軍
軍歴 1917 - 1975
最終階級 空軍准将(退役後少将に叙せられる)
戦闘/作戦 第二次世界大戦
ベトナム戦争
賞罰 空軍殊勲章(2回)
銀星章 (2回)
空軍殊勲十字章 (3回)
勲功章 (2回)
青銅星章
パープルハート章
大統領自由勲章
銀星諸勲章
除隊後 飛行教官 飛行学校校長

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チャールズ・エルウッド・"チャック"・イェーガー
(Charles Elwood "Chuck" Yeager、1923年2月13日 - )は。

アメリカ陸軍及びアメリカ空軍の軍人です。
退役時の階級は、空軍准将。

公式記録において世界で初めて音速を超えた人物として知られています。

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前半生
1923年、ウェストバージニア州リンカーン郡マイラの
貧しい家庭に生まれました。
1941年9月12日、陸軍航空軍に入隊し、飛行機の整備士となりました。
1943年にはパイロットの資格を取得。
第357航空群で訓練を重ねた後に、
1943年11月にイギリスへ派遣され、第363戦闘飛行隊の
P-51パイロットとして戦闘に参加致しました。

1944年3月4日、7回目の出撃で敵を初撃墜。
しかし翌3月5日、8回目の出撃でフランス上空において、
今度は彼自身が撃墜されました。

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3月30日にレジスタンスの力を借りて、
スペインへ逃れました。
当時の軍の規則では、敵地上空で撃墜されたパイロットの
復帰を許されてはいませんでした。
けれども司令部への度重なる嘆願の末、パイロットに復帰致しました。

1944年10月12日には、1度の出撃で5機撃墜を果たしたことにより、
アメリカ軍最初の
「1日で規定の記録を達成したエース・パイロット (ace in a day)」
の称号を受けました。
終戦までに11.5機を撃墜致しました。

その中にはジェット戦闘機Me262の初撃墜も含まれていました。
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1945年2月26日、グレニス・ディックハウス (Glennis Dickhouse)
と結婚。4人の子供をもうけました。
彼女が1990年に亡くなった後は、
36歳年下のヴィクトリア・スコット・ディアンジェロ
(Victoria Scott D'Angelo) と再婚致しました。

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音の壁への挑戦

戦後は創設されたアメリカ空軍に移り、
NACA (NASAの前身) の高速飛行計画に基づいて
作成された機体ベルX-1 (当時の呼称はXS-1) の
テストパイロットに選出されました。

1947年10月14日、イェーガーが搭乗する
XS-1は高度6,100 mで母機から切り離され、
2基のエンジンに点火して緩上昇に移行。
続いて残りの2基にも点火し、
高度10,670 mをマッハ0.92で通過致しました。

高度12,800 mに到達する前にエンジン2基をオフにして
水平飛行に移り、その後再びエンジンを1基オンにして
計3基で水平飛行を行いました。

その結果マッハ1.06を記録、
人類初の有人超音速飛行となりました。
音速突破時に予想されていた衝撃波による振動もほとんど無く、
意外なほどにあっさりと音速を越えてしまったということです。

彼がXS-1で飛行して通算50回目での記録でした。
++++++++++++++++++++++

チャック・イェーガーとXS-1"グラマラス・グレニス"
音速突破の2日前には落馬が原因で肋骨を骨折していたが、
そのことを隠しXS-1に搭乗しようと致しました。

しかし、搭乗口を閉めるには前かがみになる必要があり、
骨折の身には困難な作業。
ことが周りに知られればテストパイロットから降ろされるのは
明らかであったため、
同僚のジャック・リドレイ大尉にのみ事実を伝え、
解決方法を求めました。

リドレイはモップの柄を使うことを提案し、
これにより無事搭乗口を閉めることができました。

このエピソードは映画『ライトスタッフ』にも描かれています。

また、彼はXS-1の愛称に妻の名前
"グラマラス・グレニス(Glamorous Glennis) "を付けていました。
現在、この機体はワシントンD.C.の国立航空宇宙博物館に展示されています。

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その後も最高速度記録を塗り替え続け、
1947年11月6日にはマッハ1.36、
1948年3月26日にはマッハ1.45を記録致しました。
1953年からはX-1に関わったスタッフと共に、
水平飛行でマッハ2の突破を目指す計画に参加致しました。
しかし、
11月20日にダグラス・スカイロケット(D-558-II)と
パイロットのスコット・クロスフィールドが、
先に記録を達成してしまいました。

イェーガーとリドレイは、これの記録を打ち破ることを誓い、
"Operation NACA Weep"と名づけて挑み続けました。

1953年12月12日、X-1Aでマッハ2.44を記録し、
最速の男の称号を取り戻しました。

なおX-1Aがマッハ2.44を記録した直後に機体が左に傾き、
きりもみ状態で降下を始めてしまいました。

あわや墜落かという事態になったが、
高度8,800 mあたりで機体を立て直すことに成功し、墜落は免れました。

++++++++++++++++++++++
後半生

1962年、NASAと空軍のパイロットを養成する学校
(USAF Aerospace Research Pilot School) の校長を務めました。
1963年12月10日、NF-104による高度記録達成に挑みましたが。

トラブルにより機は墜落するも無事生還を果たしました。
翌年の1月29日には、リフティング・ボディの実験機M2-F1の試験飛行を行っています。

1966年、ベトナム戦争では、
南ベトナムおよび東南アジアを担当する第405戦闘飛行隊の指揮官に任じられ、
120の作戦に参加。計414時間をB-57の機上で過ごしました。

1968年、准将に昇進し、
翌年の7月には第17空軍の副司令官に任じられました。

1975年、ドイツ、次いでパキスタンで勤務した後、
ノートン空軍基地で退役。
しかし、空軍およびNASAのテストパイロットとアドバイザーは続けました。

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1997年10月14日、イェーガーが打ち立てた
音速突破50周年を記念する式典が開かれています。
その際は、"グラマラス・グレニス III"と名付けられた
F-15Dに乗り込み、
50年前の同時刻10時29分に音速を突破致しました。

これが彼の空軍における最後の公式飛行となりました。
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退役後は故郷のウェストバージニア州の教育振興にも尽くし、
マーシャル大学に奨学金制度 "Society of Yeager Scholars" を設立。
数々の実績を評して州都チャールストンの空港(イェーガー空港)や、
南チャールストンの州間高速道路77号上のカナウハ川にかかる橋
(チャック・イェーガー将軍橋)には
彼の名がつけられています。

その他の主な活動として、
EAA (Experimental Aircraft Association) の
Young Eagle Program のチェアマンや、
スペースシャトルチャレンジャー爆発事故(STS-51Lミッション)の
際の大統領調査への協力などが挙げられます。

2004年、合衆国議会はイェーガーの少将昇進を議決、
翌2005年予備役少将となりました。
2007年現在、カリフォルニア州のグラスバレーに在住。

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ライトスタッフ
イェーガーはトム・ウルフのドキュメンタリー小説
「ライトスタッフ」および同書を原作とした映画の主人公の一人となりました。
映画ではイェーガーは
テクニカル・アドバイザーとして製作に参加し、
自身もカメオ出演しています。

ただし、映画には演出上、史実と異なる部分が存在到します。

X-1は(3号機がベル社の社内試験中に爆発したことはあったが)
実際には墜落事故を起こしていないし、
直前にイェーガーがパイロットとして選ばれたというのも
フィクションです。

NF-104が飛行する際にイェーガーが飛行許可を取らなかった
というのも事実ではなく、
ロシアの高度記録を破る許可を得なかったというのが正解です。

ただし、上記のように骨折したままX-1に乗ったのは事実であるし、
NF-104の射出座席(映画と異なり機体下方に射出される)によって
頭と腕に三ヶ所の火傷を負ったのも事実です。

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人類初の音速突破に関しては、
ドイツ人のハンス・ギド・ミュッケ (Hans Guido Mutke) が、
1945年4月9日にメッサーシュミットMe262で音速を破ったとの主張があるが、
こちらは信憑性が薄いです。

一方、アメリカ人のジョージ・ウェルチ (George Welch) が、
イェーガーが音速を突破する二週間前の10月1日に、
XP-86で音速を破ったという説もあり、
こちらは信憑性が高いです。

彼は10月14日10時29分のちょうど30分前にも
音速飛行を行ったとされています。

しかしこれについては、公式に認められた記録ではないのです。

この件についてアメリカ空軍は、
イェーガーとX-1は"水平飛行"で音速を突破した最初の例だと述べています。
これはイェーガー以前に音速が突破されていたという主張を
公式に認めたようにも取れます。

ただし、人間でなくて航空機の場合においては、
いわゆる「超音速機」というのは、
水平飛行で音速を突破できる航空機の事であり、
急降下・緩降下で音速を突破できる航空機は超音速機の範疇に含めないのは
事実です
(機体自体がその速度に耐えられるほど頑丈であれば、
どんな航空機であっても降下によって際限なく加速する事は可能であり、
レシプロ機である三式戦闘機が1000km/hを突破した記録もあります)。

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「続きを読む」=>*

++「続きを読むです1」++++++++++++++++++

チャック・イェーガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC

チャールズ・エルウッド・イェーガー

Charles Elwood Yeager
1923年2月13日 -

++「続きを読むです2」++++++++++++++++++

10月14日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/10%E6%9C%8814%E6%97%A5

できごと

1806年、イエナ・アウエルシュタットの戦い
1872年、日本の鉄道開業
1947年、イェーガー大尉とX-11066年 - ヘイスティングズの戦い。
1806年 - ナポレオン戦争、イエナ・アウエルシュタットの戦い。
1854年(嘉永7年8月23日)- 日英和親条約が締結される。
1872年(明治5年9月12日) - 日本の鉄道開業(新橋(汐留現廃止)〜横浜(現桜木町)間)。
1873年 - 五節句を廃止し祝祭日を制定。
1896年 - 台湾総督に陸軍中将乃木希典が就任。
1900年 - フロイトの『夢判断』が出版される。
1905年 - 登山家・小島烏水らが日本初の山岳会を結成。現在の日本山岳会。
1914年 - 日本海軍がドイツ領南洋諸島の占領を完了。
1921年 - 鉄道開業50年を記念して東京駅北口に鉄道博物館が開館。
1922年 - 監獄を「刑務所」に改称。
1923年 - トルコ革命で首都をアンカラに移すことが決定。
1926年 - A・A・ミルン作の童話『クマのプーさん』が発売。
1928年 - 小樽新聞が北海道置戸で珍獣捕獲を報道(=エゾナキウサギの発見)。
1933年 - ドイツが国際連盟・ジュネーブ軍縮会議から脱退。
1938年 - 近衛文麿内閣が国際連盟との協力関係終了を閣議決定。
1943年 - 日本占領下のフィリピンで第二共和国発足。
1943年 - ナチス・ドイツのソビボル強制収容所で大脱走事件発生。
1947年 - チャック・イェーガーが操縦するX-1が水平飛行で音速を突破。人類史上初の有人超音速飛行。
1947年 - GHQの「皇族の財産上における特権の剥奪」指令により11宮家51名が皇籍を離脱する。
1950年 - トルーマン・アメリカ大統領がウェーク島でマッカーサー元帥と会談。
1951年 - ルース台風が上陸。本州各地に大被害。死者行方不明943人。
1952年 - 日本父母と先生全国協議会(現在の日本PTA全国協議会)が結成大会。
1953年 - 日本共産党書記長・徳田球一が北京で客死。2年後に公表。
1958年 - 東京タワー竣工。
1963年 - 元首相の吉田茂が政界引退を表明。
1964年 - マーティン・ルーサー・キングのノーベル平和賞受賞が決定。
1964年 - ニキータ・フルシチョフ失脚。
1966年 - 黒い霧事件に対し、社会・民社・公明・共産4党の院内共闘が成立する。
1968年 - メキシコオリンピックの陸上男子100m決勝でジム・ハインズが9.9秒を記録。人類初の9秒台。
1969年 -西武秩父線 吾野〜西武秩父間19.0Kmが開業。5000系特急電車「レッドアロー」が営業運転開始。
1974年 - 巨人軍長嶋茂雄、引退試合。「わが巨人軍は永久に不滅です」と述べる。
1977年 - 奈良筆が伝統工芸品に指定される。
1981年 - 『うる星やつら』アニメ化。
1982年 - 韓国・ソウルにて統一協会が1万人参加の「集団結婚式」開催。日本からの3千組が参加。
1982年 - 大阪にコンサート専用のザ・シンフォニーホールが開館。
1983年 - 東北大学附属病院で日本初の体外受精児(試験管ベビー)が誕生。
1987年 - 鳥取県のJR西日本若桜線(郡家〜若桜19.2km)が第三セクター・若桜鉄道に転換。
1989年 - 病気療養中の田中角榮元首相が次期衆議院選に出馬しないことを発表、政界を引退。
1989年 - 「オレたちひょうきん族」放送終了。
1991年 - 橋本龍太郎蔵相が証券・金融不祥事と富士銀行不正融資事件への元秘書の関与等で辞任する。
1992年 - 金丸信衆議院議員が東京佐川急便からの5億円違法献金疑惑で議員を辞職、政界を引退。
1994年 - 札幌市営地下鉄東豊線豊水すすきの駅〜福住駅間が開業。
1994年 - ノーベル文学賞を受賞した作家の大江健三郎が文化勲章受章を辞退する。
1998年 - 「祝日法」改正法案(ハッピーマンデー法案)が参議院で可決・成立。成人の日・体育の日が1月・10月の第2月曜日に移動。
1998年 - 改正議院証言法が参議院で可決・成立する(証人喚問の写真撮影やテレビ中継を条件付きで解禁)。

2007年、開館当日の鉄道博物館1999年 - 住友銀行とさくら銀行が全面提携
2000年 - 首都圏共通ストアードフェアシステム・パスネット運用開始。
2005年 - 郵政民営化法案が参議院にて可決し、法案が成立する。
2007年 - 東京神田の交通博物館が、大宮に移転。鉄道博物館がオープン。
2008年 - 日経平均株価の終値は前週末に比べて1171円14銭高。上昇率は14.15%に達し、終値で過去最大を記録。
2008年 - 札幌銀行と北洋銀行が合併。旧札幌銀行の支店名等は全て北洋銀行となった。