レーザー。山本クリニック世田谷。

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御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「ケロイド状態」には
「真性ケロイド」と「肥厚性瘢痕」が御座います。

両者の鑑別は「はなはだ困難」です。

今現在重要なことは
御相談者が「ケロイド体質」を持たれているか
否か・です。

御回答限界でもあるのです。
何卒ご参考までにお留めおきください。

下記に順を追って御回答致します。
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＃１
＃＃１
「19歳男です。
今耳に1,5〜2センチぐらいのケロイドができています。
ピアスの穴でなりました。

眉や口にもピアスをしているのですが
これもケロイドになる確率はありますか？」
との事です。

＃２
＃＃１
一般に
「ケロイド状態」には「真性ケロイド」或は「肥厚性瘢痕」
があります。

＃＃２
「今耳に1,5〜2センチぐらいのケロイドができています。
ピアスの穴でなりました。」
との事です。

＃＃３
「形成外科専門医先生」或は「皮膚科専門医先生」の
診療は受けられていらっしゃいますでしょうか。

＃＃３
すでに
「形成外科専門医先生」或は「皮膚科専門医先生」
を「御受診」すみで
「形成外科専門医先生」或は「皮膚科専門医先生」
が「ケロイド」とおっしゃられたのでしょうか。

＃３
＃＃１

教科書的には
１・元来の「傷痕」よりも大きく「ケロイド状態」の発生するもの
を「真性ケロイド」と呼称致します。
２・元来の「傷痕」よりも小さく「ケロイド状態」の発生するもの
を「肥厚性瘢痕」と呼称致します。

＃＃２
けれどもこの「教科書的な分類」は
「診断戦略」としても「治療戦略」としてもなんら
「意味がありません」。

＃＃３
「病理組織検査診断」を行うと
「真性ケロイド」も「肥厚性瘢痕」も全く同じ「所見」を
呈するからです。

＃＃４
現実的には
「ケロイド体質」をお持ちの方には「真性ケロイド」ができます。
「ケロイド体質」をお持ちでない方の場合には
「肥厚性瘢痕」ができます。

＃４
＃＃１
いずれの「形成外科専門医先生」も
そうですが。

＃＃２
私は
「ケロイド体質」をお持ちの方には「フアーストピアシング」
は絶対行いません。

＃＃３
このような意味で
御相談者の御相談内容要旨御記載の
「眉や口にもピアスをしているのですが
これもケロイドになる確率はありますか？」は。

＃＃４
御相談者が「ピアシング」に際して
「形成外科専門医先生」或は「皮膚科専門医先生」で
「フアーストピアシング」をされたのかどうか・
の問題になります。

＃５
＃＃１
御相談者の御相談内容要旨御記載からは。
＝＞
「眉や口にもピアスをしているのですが
これもケロイドになる確率はありますか？」
との事です。

＃＃２
「・略・確率はありますか」＝「・略・可能性はありますか」
の意味と解釈させて頂きます。

＃＃３
「可能性」は常に「あります」。

＃＃４
「今耳に1,5〜2センチぐらいのケロイドができています。
ピアスの穴でなりました。」
が事実
「ケロイド状態」＝「真性ケロイド」or「肥厚性瘢痕」
であるのであれば。

＃＃５
＃＃４が「確かであれば」
御相談者は「ケロイド体質」の持ち主と考えられ
るべきである。

＃＃６
今後の外科施術には御留意だれて
臨（のぞ）まれたほうがよろしいでしょう。

＃６
＃＃１
さまざまに御心配でしょう。
御気持ちは大変よく判ります。

＃＃２
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「ふたつ」の「教訓」が得られます。
＝＞＃＃３

＃＃３
１・
「フアーストピアシング」は必ずや
しっかりとした「形成外科専門医先生」に御願いされることです。
「ピアストラブル」を見越して施術をされるかされないか
が判断可能です。
「御自分」で間違ってもあけてはいけません。

２・
「ケロイド状態」には「真性ケロイド」と「肥厚性瘢痕」
があります。
「真性ケロイド」は「ケロイド体質」の方に
発生致します。

＃＃４
「フアーストピアシング」に際しての「ピアストラブル」は
極めて多いものです。

＃＃５
みなさまお友達には「いわないだけ」なのです。