海月玲二
2019-08-15(木)

無題

地震と同じで,天気の正確な予想は今のところ不可能である.今日の台風でJR神戸線〜山陽線が全面的に止まったけど,正直,神戸線エリアは実際たいした影響はなかったと思う.でも台風がどこを通るかわからないので,トラブルを未然に防ごうとするなら通りそうなエリアをまとめて止めるしかないのだ.

であれば,自然災害によるトラブルを防ぐという目的で交通機関を止めたり会社学校を休みにしたりする場合,できるだけ稼働させてた昭和のころより止まる回数が増えるはずだ.さらに,気候の変化のせいで台風やら大雨やらの回数自体も増えるかもしれない.

何が言いたいかというと,文科省のお達しである「大学では絶対に半期15回分の授業を確保しろ」というのは,どうやっても調整がつかない場合がいずれ出てくるのではないか,ということである.一年の長さ自体は変わらないしな.特に,某大学のように「可能な限り休日に授業をしない」という方針だと九月に授業が入る回数が増えてくるので,危険がさらに増すと思う.

いやまあ,特に解決策はないんだけどね.てきとうに騙し騙しやるんだろうな.というかやはり,回数を厳密に決める以上,学年暦の設定を大学側がやるのは無駄な労力だと思う.授業と試験のスケジュール自体は,二学期制・四学期制や90分・100分授業などの各パターンごとに文科省が出せばいいのだ.不測の事態による調整だけ個別にやればいい.