佐藤健作

12/1、赤坂BLITZは1000人を超える沢山のお客さんが溢れ、「アリア〜」の黄色い声が上がります。 凄い人気です。
本日の参加は新曲一曲のみなので、しばらく袖で待機。
アリアさんの元気な声に紹介され、舞台上へ。

「和太鼓をえらんで〜・・ あれ?」
「あらためてもう一度! 和太鼓に選ばれた男 佐藤健作〜」

佐藤、これにはコケました〜(笑)

すっかり和んだ雰囲気から一転、雄大な拡がりを感じさせるヴァイオリンのメロディーに、大地から吹き出すエネルギーの如く、蒼鷹(そうよう 3.1尺大太鼓)の響きが重なります。
ライブに来ていた若者達はしばらく唖然としていましたが、
一打、大太鼓を打ち込むと

「おお〜っ」・・・どよめきます。

ドラムスとの熱いバトルに会場は一気に熱気を帯び、曲は最高潮へ!




== ARIA ASIAのメンバーと。==

ARIAさんのプロデューサーは、「D・A・I」こと、元Do As Infinityの長尾大さん。
彼と、ひょんな事から知り合ったことから、交流が始まり今回のライブが実現しました。
また、次の機会も必ず作りますので、ARIAさん共々、宜しくお願いします。

ところで、ただいま佐藤はパリに来ています。
昨年、惜しくもお亡くなりになった振付家「モーリス・ベジャール」氏のオペラ座バスチーユ追悼公演を観に、遙々、海を越えてフランスまでやってきました。

ベジャール
==モーリス・ベジャール氏==

氏の舞台から衝撃を受けたアーティストは数知れず、私の舞台も、当然大きく影響を受けています。
高いテクニックの上に既存のバレエ舞台を超えた、自由な舞台表現がそこにはあります。

昨日7日は、オペラ座バレエ学校のデモンストレーションを観てきました。
子供達が一所懸命に踊る姿は、それだけで十分楽しめましたが、楽しんだ以上に、バレエが培ってきた技術の高さ、メソッドのすばらしさに感銘を受けました。

歴史の深さは和太鼓とは比べるべくもありませんが、舞台に命を賭けてきた先人の知恵を、すこしでも多く取り入れて、さらにさらに和太鼓の舞台を発展させていこう!と、
興奮冷めやらぬ思いで、オペラ座を後にしました。



==オペラ座ガルニエ にて==

凱旋門近くのホテルにて
08/12/08 佐藤健作