TOM
 N英語教室へ体験に行く。古びた商業ビルの一室で、それだけでちび1はちょっとイヤだな、と感じているっぽかった。先生は若いアメリカ人男性、生徒は体験レッスンばかりで5人、ちび1以外全員が新年中さんでお教室初体験という感じで、ちび1よりもだいぶ幼く見えた。レッスンは当然そのこども達にあわせておこなわれ、若い先生は「My name is 〜」をなぜか何度も繰り返し練習させていた。あとは跳んだりはねたりぐるぐる走ったり。私が非常〜に物足りなく感じているのを日本人の中年女性の事務員が察したらしく、今週中にもう一度、新1年生対象の体験レッスンをやるので来てくれないかという。面倒くさすぎなので、お断りだ。体験レッスンを申し込んだ時に、リトミック式のレッスンは経験済みなので学習方式のクラスを体験したい、できれば年上の子と一緒に、とお願いしていたのに、結局幼稚園児というだけで区別されたのだ。始めからこれでは終始何かしらのストレスを抱えることになるだろう。ヤメヤメ!
 園の終了式だったのでお迎えに行く。Kくんの姿が見えないのでどうしたのかな、と思っていたが、ほかのお母さんに、1時間ほど前事故があり、Kくんがケガをして救急車で運ばれたと聞いた。何があったの!背筋が凍る。
 実際は、扉に指を挟んでしまい、居合わせた父兄が、動かなくなった扉を工具で何とか取り外しKくんを救ったらしい。レスキューなども来て一時騒然としたらしい。数分後、「骨に異常はなかった」とKくんとママが帰ってきた。案外元気そうだった。数年前の三茶での事故を思い出す。今でも背筋が寒くなる。Kくんが同じようなことになって、身近にも危険はせまっていると感じる。
 Kくんママが、園長と数人の男性と話している姿を見かける。私服警察官だったらしい。レスキューが出動したので事件性がないのか確認に来たとのこと。園長は慌てて否定し、Kくんママはその時初めて、その可能性に気づいた。他の園児が故意に扉を閉めたとしたら・・。ちび1を含め数人の園児が見ていたらしいが、かくれんぼの途中で扉の横に隠れているKくんに気づかず、年長園児が思いきり扉を閉めてしまったとのこと。大事に至らずほっとしたが、教員の目が行き届かないことも仕方なく思えるし、こども達に、生活や遊びの中にどんな危険が潜んでいるのか、どうやって教えたらいいのだろう。
 わたくしの誕生日・・。ちび1、妹、義妹、ハルなどからお祝いの声がかかる。みんな、覚えてくれていて嬉しいけど、うぅん、「おめでとう」と言われてもあまり喜べない年代に突入。これを突き抜けると、いつかまた「おめでとう」を素直に受け入れられる時がくるのだろう。ちび2の鼻水がひどいので耳鼻科へ。ずっと通っている気がする。予定していた「水痘」の予防接種は延期だな。ちび1はスイミング。プールの縁寄りに泳ぎ、途中でつかまったりしてる。たった10mの間に2度、以前はそんなことしなかったのに、ラクをする知恵がついたか(?)。
 今日から半額セールなのでTSUTAYAへ。「仮面ライダー555」2巻、3巻、「ロード・オブ・ザ・リング(旅の仲間)DVD」、「パイレーツ・オブ・カリビアンDVD」を借りる。「ロード・・」は(二つの塔)をWOWOWで何度か見て、最近(旅の仲間)の方を放送してくれないので確認のために借りた。以前見たことがあるような気はするけど・・、最初から最後までちゃんと見ていたのかどうか気になっていた。

 どしゃ降りの中、義弟夫婦と幕張コストコへ。赤ちゃんを連れて出かけるのには天気が悪すぎだったが、意外にも赤ちゃんには雨音が心地よく、車中よく眠っていたらしい。道路は渋滞で時間がかかった割には、彼らの買い物は少なかった。ウチはいつもカートに山盛り一杯買い込むのでコストコのメンバーで損はないと思うが・・。彼らの希望で赤ちゃんホンポにも寄ったけど、たくさん買い物したのは、結局ウチの方だった。6時前に解散。雨がやむ。ラーメンを食べるために大渋滞の14号線を「なぜこの道はいつ通っても渋滞してるのか」と怒りながら上る。幕張から1時間以上かかって市川IC近くのラーメンショップへ。まぁ美味しかったけど、昔好んで食べていた時ほどには感じない。舌がしばらくしょっぱかった。社宅の駐車場でKくん一家と会う。このどしゃ降りの中、ディズニーシーへ行ったらしい。親戚がその為に京都から来たのでしょうがなかったのだ。風船を買ってもらってはしゃいでるKくんとYちゃんに「よかったねぇ」と声をかけると、Kくんママに「よくないっ!寒いし、雨だし、なのに混んでた」とぼやかれた。
 夜中、いかりや長介さんの訃報を聞く。悲しかった。俳優として結構好きだった。

 梅丘へ。昨日コストコで買った頼まれ物をお届けに行った。その前に日吉のベスト電器でFAXを見た。義母が、子機が2台ついた物に買い換えたいと以前から言っているので機種をあらかじめ検討する。安くてシンプルで使い易そうなのはSHARPだが、デザインがいまいち。義母に説明する傍ら、義父が「もうそれに決めなさい、買ってきてもらいなさい」と言う。TVの件もあるのでそれは勘弁して欲しいと言う。水曜日か、次の土日に一緒に見に行ってもらいたい。
 進級説明会というのに雨。ちび1はカッパに長靴、ちび2をバギーに乗せてレインカバーを掛け、私は片手で傘を差し、片手でバギーを押しながら歩いて20分。かなりきつかった。バス通園について園長から「まだ運行時間が決まりません、申し訳ない」という説明が終わると、遅れて、「忘れていたのよぉ」とKくんとママが登場。「こちらも出るときに声をかければ良かった、ごめんなさい」と謝る。「きっとお宅も忘れていると思って、電話したらもう留守だった」とのこと。
 どちらもお互いのことを「だいたいのことはボケてアバウトだが、キチンとしていることもある」と考えているので、なかなか関係が難しいのだ。「ご存じですか、忘れていませんか」と前もって聞くのは少し失礼な感じがするし、「わかってるだろう」と思い説明しないでおくと、どちらかが決まって失敗したり。
 年長で担任になる先生の紹介があり、あとは先生方が、配られたプリントを読むだけだった。特に重要な議題はなかった。ちび1はお友達に会えて嬉しかったし、ちび2も幼稚園が大好きなので勝手に走り回って楽しかった。寒い雨の中苦労して歩いてきて、それだけかぁ? というわけで、Kくんママが車を放置しているガストでお昼を食べることにした。私が「車をおいていることが店にばれたら叱られないか」と言い、「そうかも、食べて帰ろう」となったのだが・・・、注文後に小学生のYちゃんが既に帰宅していることが判明。Kくんママがあわてて迎えに戻る。「小学校が何時に終わるのか把握していない私が悪い」というKくんママ、確かにそうだけど・・・、私の無責任な発言のせいで、結局Kくんママを慌てさせてしまった。さっさと車に乗せてもらって帰ればよかったのよ、すみませんでした。
 7時に社宅の「子供会」会合へ。代表の方が走って近寄ってきて、「小学生から子供会に入るのよ」と言われた。つまり、うちは対象外だったのだ。Kくんママが「ごめんね、知ってると思ってた、その上で何か物申したくて参加するつもりなのかと思っていた」と謝られた。うぅぅ。連絡不足。
 「プライド」がやっと終わった。ラストシーンだけ見て、どんな最終話だったのか大体わかった。「パイレーツ・・」を見ながらYシャツのアイロンがけ。ジョニー素敵!
 11時半、ジョニーを中断し、「あいのり」を少しだけ見て、妹を迎えに駅まで車で。「エステの美紀」にパパも含めてみんなが振り回されていたらしい。男ってばか。夜中、ジョニーの続き。ストーリーはまぁなんだかな、という感じだけど、オーランド・ブルーム&ジョニー・デップ、のアイドル的映画としては面白かった方では。オーランドの「007」実現するのか?
 妹は札幌から飛行機でやってきたわけだが、高さ50cmのボーダーコリーのぬいぐるみを持ってきてくれた。すごいバイタリティだな。どうもありがとう!
 ちび1、無料体験で英会話教室「Mでペラペーラ」へ。Kくんのお姉ちゃんYちゃんの紹介。モダンな外観とはうってかわってレトロ〜なアパートの1室へ裏の階段から上がる。中身も何だかなぁという部屋で、暗いかんじ。先生は日本人女性でカナダに住んだ経験があるとのこと。発音などはまぁネイティブに近いのではないかな。(ネイティブって何?という疑問はまだ解けていないが) 生徒はちび1とYちゃんのほかにもう1人。ちび1が緊張しないように気を遣ってくれているのか、はじめの5、6分は完全に無視されていて自己紹介もなく、こちらとしてはあまり面白くなかったが、そのうち一緒に遊びながらレッスンを進めていた。レッスンの内容は、他とほとんど変わらなかった。ただし日本語での注訳が多かった。小学生向けなのか、ちび1に気を遣っているのか。本人の感想は、「楽しかった」が、ポール先生のところに行くことはもう心に決まっているらしい。
 妹は仕事が忙しいらしい。遅かった。 
 新宿のビックカメラへ。義母の買い物につきあう。FAXを2時間かけて選び購入。機能、デザイン、価格を念入りに検討。これは男性陣にはつきあえないだろう。カラーはいまいちだが、機能と価格が一番納得できたものを買う。結局NECになった。持ち帰りいざ設置すると、色味が意外にもしっくりと収まったので義母は大喜びだった。ちび1はメチャくたびれ、ちび2もご機嫌ナナメ状態だったが、パパが合流してそのまま夕食をごちそうに。ちび1がこね(過ぎ)たハンバーグはねっとりしてて、なかなか美味かった。
 今日の妹の仕事はイベントスタッフ。いろいろやってて大変だ。遅くに始まった送別会につきあわされたと言って帰ってきたのは3時前。待ってる方も大変だよん・・・。でも段ボール箱いっぱいに持って帰ってきた試供品の山で帳消し!
 午後一の便に乗ると言って妹は11時頃去った。ちび達は、あまり遊んでもらえず寂しそうだった。また、来月ね。
 ちび1のスイミング。奇数月の最後の日なのでテスト。プールに入る前に「やる前に、できない、と思いながら水に入らないこと」「プールの縁につかまれば楽チンと思わないこと」など少し約束する。目が合うと、いつもの「がんばるの上にさらにがんばる」のゼスチャーをして見せてくれた。結果がわかるのは再来週だが、テストはなかなかうまくいったようだ。私はときどき、ちび1に私の期待を押しつけていないか考える。『親が期待をかけすぎるとこどもは応えようと「良い子」を演じるようになります。』というのはどの程度からなの?ちび1はよくやってる。ひらがなもカタカナもアルファベットも勝手にどんどん覚えたので、「なんでもできる子」だと思いこんでいないか?テストに合格するよう一生懸命上手に泳ぐことを強要していないか。英会話教室に通うことは重荷では?いくら考えても答えは出ない。
 六本木ヒルズの回転ドア事故。こどもの行動はほんとに予測がつかないのだ。回転ドアに入るのは私でもちょっと怖いので、どこでも注意深くこども達の手を握っているつもりだが、いざ、手を振り放し走って行かれたらどうしよう。改めて、身近に潜む危険に背筋が寒くなるような思いだ。亡くなられたちび1とほぼ同年代の男の子。ご冥福を心よりお祈りいたします。
 TSUTAYA元住吉店(半額セール中)へ。先週借りたものをまた借りた。園が終わるとやること無いだろうと思ったのに、結構忙しくてゆっくり見られなかったからだ。新たに4巻と劇場版を借りた。「555」にはまりまくりだ。のちに今回1巻を借りなかったことを後悔。見たのはだいぶ前なので、もう一度最初から見直したい気分になった。
 昼からパパは同級生の結婚式へ出かけた。仲間内での最後の結婚式だ。相手の女性が再婚で、ちび1と同い年のお嬢さんがいらっしゃる。にもかかわらず、ウェディングドレスでバージンロードを歩いてくれたらしい。初婚である彼に気を遣ったのだろう、とパパが感心していた。なるほど〜。新居が近いので落ち着いたら遊びに来てくれるといいな。
 きのう姉が教えてくれた「USJイベント」に行ってみることにした。「横浜タカシマヤってどこ?」「ランドマークプラザのところだよ、きっと」と大勘違いを抱いたまま出発。案の定そこにはクィーンズスクエアしかない。お巡りさんに横浜駅西口だよと教えてもらい、その場から見えている「高マーク」に向かって走る。線路に行く手を阻まれる。迷うこと約30分、さらに駐車場入口を捜して10分、ようやく到着。苦労してきたものの、イベント自体はショボ〜。入口のE.T.の人形なんかは「おっいいね。」と引きつけられたけどね。いやがるちび1を無理矢理連れ込んだ「バックドラフト」のコーナーも、ちび1が泣き出す前に終わった。整理券を入手したのでスヌーピーと写真を撮った。ちび2が拒否反応。いやがるのを無理に抱きかかえて笑顔が引きつる。ふたりが唯一楽しかったのはJAWSのクチの中だった。
 その後結婚前に仲間とよく飲んでいた店にこどもふたりを連れて夕方の早い時間に入った。川沿いの「stoves」。店の雰囲気がそのままだったので嬉しかったが、なにせこちらが変わりすぎている。パスタ1品頼んで、パパはビールを飲んでおしまい。10年前、車を横付けて夜中まで死ぬほど騒いでいたことが懐かしいな、もう、そんなことが楽しいと感じる歳ではなくなったけど。スターバックスでコーヒー2つ、キッズココア1つ、ビスコッティなどを買って車に乗り込む。
 昨夜中にちび2が突然吐く。昨夕方食べたチョコビスコッティのナッツが消化しきれていなかったのかな、とその時は思うが、しばらくしてイオン水を飲ませても直後に戻すので、おそらく「ウィルス性の嘔吐下痢症」の風邪だろう。青い顔でちいさい体を震わせているのがかわいそうだ。パパは寝ていたところを「その音」で飛び起き気が動転しているのか、初めに戻したものに混じっていたナッツを見て、「あぁっちび2の歯が抜けてしまった!」と叫んでいた。んなわけないだろう。朝方ようやくみんなが眠った。シーツやバスタオルの洗濯物が山になった。昼頃近所の医師に診てもらった。「まもなく吐き気は収まるでしょう、下痢は4、5日続くでしょう、腹痛がひどくなく熱がないなら薬は飲まさず、しばらく様子を見ましょう」とのこと。こちらが考えていたとおりで安心した。2番目の子だと、比較的落ち着いて判断できるが、ちび1の時は毎回マジで焦ってたよなぁ。ウトウトしたり、ゴロゴロしたり、当然ながらいつもより元気がないちび2、何も飲食しないと、たった1日ですごくやせ細る。はやく良くなれ!がんばれ!
 一日中、何を飲んでも食べても数分後に戻す、という感じだった。熱はないので、吐き気が治まらないのは悪いなぁ、と思いつつも、だましだまし水分をとらせてしのぐ。下痢もひどい。おしりふきで拭くのは痛々しいのでお風呂で洗い流す、を繰り返す。
 全国の回転ドア事故の実態がどんどん明るみに。安全基準を設けなかった行政が悪いのかなぁ、設計技術者の目線も大きい問題では? ちび1に、人混みや「楽しい、ワクワクするような」場所で思わず駆け出したくなっても、私の手を離すなよ、と言い聞かす。「わかった」とうなずくが、その時何があるかわからないからなぁ。

 昨夜は一晩中ちび2に大きな声で泣かれて参ってしまった。階下の方に迷惑をかけていないかな。お腹とか頭とかが痛いのかと思い、また同じクリニックへ。「あまり状況がよくならない」と伝えるが、医者の前で元気なので、「吐き気や下痢などでストレスがたまってしまい夜泣きしたのでは?」と言われる。うぅん、確かにそうかも。相変わらず薬は出なかったが、下痢がひどいようならビオフェルミンか何かを飲ませてもよいという。ウチにあるのは、以前処方してもらったレベニンだが・・、いいですかね。