TOM

 姉が申し込んでくれていた木工教室にツンが参加した。小1〜小3対象だったと思うが教室の後ろのほうにお母さん方がズラッと並んでいた。お母さん達、2時間ずっと見守るつもりなのか!? 都会のお母さん達に比べたら放任主義が多いだろうなぁと勝手に想像していたが、そうでもないらしい。ツンに「がんばりや〜」と言い残し、なぜかツンをよく知ってくださっているスタッフの方々によろしく頼んで、わたしは帰ってしまったが。
 そしてツンはなかなか立派な「船」を造って帰ってきた。「やまと」だそうだ。釘がたくさん打ち込まれていたので密かにウケたが、大砲をイメージしたらしい。おおお〜。失礼しました。 m(_)m
 高校卒業以来ほとんど接触していなかった幼なじみの子に会い、なにかしらの「集まり」をセットしてよ、と頼まれた。・・参加好きですが、セットは苦手なんですけど・・。パパが合流する10日以降なら夜間外出OKなので、そのころまでに連絡しませう。

 入院中のおじさんをお見舞いした。おばちゃんがとても疲れていて、胸が痛んだ。もう、この先が長くないのを知っていてただそばにいるという状況は想像すら出来ない。切ない。
 姉は、きょう誕生日だった。おめでとうっ。いくつになったかは聞かないよ、自分の歳だってわからないしっ。回転寿司でお祝い。
 母がツンに、カブトムシのつがいを2組買ってきてくれていた。大興奮。

 ゆうべのカブトムシにツンは「ヤマト」「ムサシ」と命名。雌は「そのつまたち」。
 広島へ行った。HABAのオイル大瓶と、ベネトンでタンクトップを買った。姉と広島へ行くのは楽しい。

 海へ。今夏3度目。大島のカーブが多い道に慣れた。このカーブの先にあの景色、あの小島が見えるとこの町。ウチから約一時間の快適ドライブっ。途中の由宇や先の大畠に海水浴場が新設されたので、県内から大島へ渡る人が少なくなったのか、比較的空いてると思う。遠方から目指して来る広島ナンバーなんかの客が多いかしら。

 北九州の「いのちのたび博物館」へ行った。恐竜の化石が(おもにレプリカだった)迫力で、ツンは大興奮だった。動物の剥製にも熱心に見入っていた。CGを使った360°ジオラマコーナーでの上演が良かった。
 タンは、わたしに必死でしがみつき、泣き叫んでいた。放っておくと間違いなく迷子になりそうだったのでしょっぱなに「ほぉ〜らぁ〜、いい子にしていないとグオォ〜って動き出すよ〜。パクってた〜べ〜ら〜れ〜る〜ぞぉ〜」と脅かしておいたのだ。上階の、化石が見えないコーナーでは好き勝手に走り回っていたので、効き過ぎではなかろう。
 ツンがいまはまっている昆虫の標本や、生きているヘラクレスの展示があり、ツンにとっては素晴らしい体験になった。姉にホントに感謝。

 となりのスペースワールドに行った。当初そのつもりはなかったのだが・・、スペースシャトルを目の前に、ツンタンが諦めるわけはない。
 小さいジェットコースターにタンもいっしょに乗せた。ちっとも怖がらず「わはははぁ〜」と大興奮。「もっかい、もっかい」とせがまれた。
 ツンは宇宙体験コーナーで姉とムーンウォークに挑戦した。
 スターウォーズ館でツンはダースべーダーに、タンはヨーダに変装して写真を撮った。

 きょうが最後だな、と寂しさを感じながら今夏4度目の海。水温が高いのか海水が赤くなってて、ツンはもう尻込み・・。最後かもなんだからがんばりんさい、と促してようやく遊び始めた。タンはぜんぜんお構いなしでドボンとつかるのでかえって気をつかった。
 8月になるとなんとなく「夏は終わりに近づいている」と考えてしまう。OLのとき、金曜日の夜にすでに「日曜日の夜の気分」を思い出しブルー入ってたあの感覚だ。
 救いなのが来週「集まり」をやることが決まったことだ。剣道部の友で集まるのは5年ぶりかしら。セットに自信がなかった割には「男子」数名にまで連絡が取れて良かった。わたしがハジけられるのもこんな時だけだし。楽しみだ。

 岩国、夏の一大イベント、錦帯橋の花火。今年は打ち上げポイントにより近いところから見上げた。爆発音の真下でもタンは全然怖くないみたいだった。GWの航空ショー、海水浴、ジェットコースター、この3歳児、頼もしいです。
 スポンサーが何社か共同で提供しているプログラムが増えてたり、パチンコ屋さんが盛大なのを打ち上げたり、どれも、毎年の目玉である観光ホテルの打ち上げに勝るとも劣らず。そんな楽しみ方をするなんて、じぶんも歳をとったんだわ・・。

 L版コミックを姉が買ってくれた「Heaven?(佐々木倫子)」にはまった。すんごい面白いよん、これ。佐々木ワールド炸裂。有名な「動物のお医者さん」、「おたんこナース」もだいすき。何回繰り返して読んでもほんと飽きない。
 半田健人くんが「正しい恋愛のススメ(一条ゆかり)」ドラマ化に出るそうで。どの帯だろう、昼? 共演はウェンツ君なんで、配役は健人くんが「護国寺」、ウェンツが「博明」でしょう!? いいねぇ〜、わたしは断然「護国寺」派なので。玲子&美穂は誰が?

2005-08-08(Mon)

9th

 きょうは9度目の「結婚記念日」だそうで。友達からおめでとうメールが来て思い出しました。ありがとう、思い出させてくれて。といっても「入籍した日」なので、結婚式を挙げた日とはちがい、ウチら夫婦にとっては印象が薄いのだ。
 (あの日、たしか「忘れそうだから覚えやすい日にしよう」といって籍を入れた。H8.8.8.でも忘れてた。)
 挙式日だって11/16だったか/19だったか、いまだに曖昧な記憶だ。これがケンカの原因になることもなく、記念日を祝うことにはあまり重要性を持たない夫婦なのであることよ。

 カテゴリにこれを見つけてややウケ、思わず選択したが。そうだね〜、恋愛日記か・・(。・m・。)プッ

 同級生のウチへ遊びに行った。上の子が小1同士ですごく気が合うので、一年にたった一日しか会う日がなくても、とても仲良しだ。彼と、岩国弁をすっかりマスターしたツンは、ムシキング、化石、レゴ、と話題つきることなくおしゃべりして、何かを工作し、TVに見入り、楽しそうだった。わたしと同級生も延々ぺちゃくちゃ。下の子同士は自分の遊びが大事であまり接してなかった。次に会う頃にはこちらも仲良しになってるかな。
 先月から帰ってるんだ〜と何気なく報告すると、「帰省する日を前もって知らせろ、ばかっ!」と怒られた。プールとか海とか、もっと一緒に遊べたのにね、と。・・・そうでした、すみません。

 昼すぎからイヤァ〜な感じで曇りだし、瞬く間に雷鳴轟く大雨になった。近所の変電所にドカンドカン落雷し賑やかで、とてもコワイので3人で固まっておさまるのを待った。留守番中の姉の犬が心細げに「バフバフ」と小さくほえていた。いっしょにいてやりたいが、甘やかすことになるなかしらぁ〜、いつもは姉の部屋以外に避難したりしないでしょ?などと考え、がんばってくれ、と心の中で応援だけにした。
 必要なものがあったので、少し雨が落ち着いた頃に出かけたら、大きな大きな、見事な虹を見た。海上に、綺麗な扇型!!! うれしい!あの架け橋を、端から端まで全部見られたのは何年ぶりだろうか。都会では経験出来ないたくさんのことのひとつだ。
 帰り道、自動車道のトンネルを抜けてすぐの場所でクロカンが壁に激突、大破していた。パトカー1台がちょうど到着したところで、交通整理も始まっていない状態。運転手は腕を痛めていたようだが、流血はなく、ただその場にたたずんでいた。同乗者はいなかったようだ。
 入る前のどしゃ降りを長いトンネルの間に忘れてしまって、トンネルを抜けた瞬間に視界を失ったんだろう。ただでさえ重大事故の多い路線区。注意!!!

 広島着の最終のぞみでパパが戻ってきた。明朝子供らが目を覚まして驚くのが楽しみ。

 母方のお墓参りに行き、その足で角島へ向かった。自動車道を降りて一般道を約2時間、計3時間弱走った。疲れたが、走った甲斐あり!!素晴らしい景色だった。
 なにより、角島へ渡る長い長い橋がまず美しい。リゾートホテルのラウンジで、夕陽が沈むまでの時間をつぶしがてらお茶を飲んで、ゆったりと景色を眺めて、マダムの気分になったよ。ワハハ(≧▽≦)

 海に落ちていく陽を前に、灯台の下、家族4人、あまりの美しさに口がぽかんだ。
 ツン「ちきゅうってホントにまるいんだね」
 タン「きでぇ〜〜(キレ〜)」

 海辺の公園を子供ふたりが走り回る姿を見て、「家族」ってすばらしいなぁ〜としみじみ感じた。彼らはわたしたちの子供なんだわ、当たり前だけど。自分が幼い頃、父母がいろんなところに連れて行ってくれたこともたくさん胸に浮かんだ。こうやって、わたしたちもふたりにたくさんの経験をさせてやろう、と約束。・・ま、自分達が行きたいってのもあるけど。(-_-)
 灯台に灯りがともり、いい感じに薄暗くなってきた頃に、タンが、膝枕してまったりしているカップルにちょっかいを出し始めたので慌てて退散 Σ (゜Д゜;)

 帰り道に食事しようとしたが、ところどころにあるコンビニ以外にレストランがないので苦労した。長門まで約1時間戻り、やっと見つかったのはジョイフルだった。そのあと姉が「帰り道、流星が見えるといいね」と教えてくれたが結局見えず、残念だった。

 午後、川で遊び、子供たちを適当に疲れさせておいて、夜、わたしは遊びに行かせてもらった。同級生らと昔話をするのは楽しい。高校生のときは仲良くつるんでいたワケじゃないけどなんとなく、5年隔で定期的に会うようになってきた。前に集まったのは1999年だったか。その前は'95だったか?
 クラブ内では誰が誰を気に入ってたんだよな、みたいな話題で盛り上がり、当時はクールでとっつきにくいと思っていた男の子(もうオッサン)が場を盛り上げる歌を唄ったりして驚き、笑った。4人が3次会まで残った。

 山陽道・中国道・九州道下り、全区間断続渋滞。古賀IC着までに4時間以上かかったのは在住時も含めて初めてだ。お盆だし、きょうは海峡花火大会だった。(>_<)
 久山のコストコを出たのが3時に近く道も混んでるというのに、鳥栖のプレミアムがどんなもんか見ておきたい衝動を抑えきれず、ヘトヘトになりながら行った。規模は姪浜のピアウォークより小さい。よく買い物する店は揃っていたし人が少ないのは○。でももう行かないわ、遠いもん。有田や湯布院・日田のついでに、などの理由がない限りは福岡市内で遊ぶべきです。
 そして、同行した友達とパパは意気投合し、福岡の冷泉公園まで焼き鶏&ラーメンのために戻ったのだ。わたしは眠くて付き合いきれず、タンと車で寝て待った。帰り道、海峡付近は警察車両が多かったが渋滞はほぼ解消されており、順調に帰宅出来た。

 最後まで残っていたサマープログラムを遂行した。夕方から、橘町の灯台とこまで魚釣りに行った。時季的にあまり大きいものは釣れないと父は言ってたが、大きいのより小さいのをガブッと喰らった方がおいしいし楽しいって。
 ツンはマダイ・イシダイ、メバルなどの子(いずれも12〜13cmほど)を次々と上げ、そのうち小アジもどんどん釣れたので大喜びだった。パパはがんばって投げていたが、根掛かりを2回もやったのでわたしが「投げ」を禁止、落とすだけにしなさい。ツンに「おとうさん、つれてるかい?」と聞かれて悔しそうだった。
 帰宅は遅くなったが、母が刺身や背ごし、唐揚げにしてくれて美味しく全部平らげた。とくに、小さいけれどメバルの刺身っ!!なかなか食べられない贅沢。
ウマーーーーー('∇')ーーーーー

 車のカーペットを剥がして洗濯した。しかし夕立に遭いびしょ濡れになってしまった。やらなきゃよかった。母がタオルでおさえてくれたおかげで多少湿っぽい状態まで乾いたので、荷物を詰め込み出発した。廿日市で墓参りしてから、19:30、本格的に帰路についた。さよなら!!わたしの夏休み。
 
 闘病中だったおじさんが亡くなったと連絡があった。みんなが覚悟していた時が来てしまった。わたしはあまり親交がなかったが姉のことをすごくかわいがってくれていた。まだ現役でもいけるお歳だ。ご冥福を祈ります。