先日モノタロウさんから届いたカタログを見て手配したTyvekツナギ。かなり前にどなたかがアウトドアユースとして試してらしてたけど、その頃はまだいい値段だったところ、今となっては¥1,000を切ってるので試しに買ってみた。畳んで丸めたらソフトボール大で約145g。
防水透湿、多孔質ということで夏場は通気のある寝巻として。或いは雨中走行時を始めとするとっさの防水防寒に。冬にはエアの持ちのよさを頼みに肌着に近いところでの防寒に、という思惑。生地は薄くてファスナは一方向。「そこまで都合よく使えるもんかいな」って気はするし、使い捨て前提のシロモンだけど1~2シーズンでももてばモウケモン。

モノタロウカタログ、これまでコンプレッサだの測定器といったプロユース機器は見て楽しいものではあったが購入に至るものではなかった。けど、今回のは衣料中心で見応え(?)があった。ついぞ、カーゴパンツだの綿シャツだのも一緒に頼んでしまった。

押忍 快速旅団

先の台風は太平洋進行だったため、当地としては北風が入ってきて寒くなった。これが日本海進行だと南風になるわけだけど9月に起こりがちで「涼しくなったと思ったらいきなりまた暑い」と。太平洋高気圧の勢力によるものだから「6月には日本海、9月には太平洋」とはいかないところがジレンマ。
火曜からこっち、天候不順が続いていてどうやら明日もパッとしそうにない。と、明日にはAI-102のリテイクがアガってくる予定で、夏向きインナー/冬向きインナーの二種類を準備してもらった。恐らく定休連休は単車で遠乗りって天気になりそうにないから、先のTyvek寝巻とも合わせて明日は店内で暖房焚いて夏用お試し、明後日は白銀荘(推定+5℃程度)まで出向いて冬用を試す、ということになりそう。

写真は堆雪場に残った最後の残雪(6/15時点)。これは日曜の雨でさすがに全部融けた。

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引き続き天候は回復せず、当初の予定どおり店内泊で新寝袋テスト。ライナーはコットンのものも準備はしてあるけど、手持ちで一番“手薄”なTyvekツナギを使ってみる。暖房を焚いて22℃くらいに保ってみて夜間「適温~寒い」と感じたら成功。…盛夏対応を考えたものなので。

ちなみにシェルのみ重量は390g、Tyvekツナギと合わせると535g。旧来のAI-101綿ヌキが530gだからコンビでどっこい。熱帯夜を想定するならツナギ省略で重量容量ともに綿ヌキの約3割減、と見ることができる筈。…となるとマットもX-Liteとか使いたくなるかもなあ。

写真は今夜の晩酌アテ。かつて日清焼きそばUFOのCMで「揚げ玉ボンバー」なんてやってたのを思い出して、カップ焼きそばには揚げ玉をよく使うんだけど、そのサクサク感を活かしてカレーにくぐらせてみたらどうか、という試み。単純に乾きモノとしてもポリポリ食べられるし。

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昨夜はAI-102の温暖期テストにて店内泊。結論から言えば成功。暖房は少し下げて20℃、Tyvekツナギで過不足なく安眠できた。まあ…「夏場はシュラフカバーだけで寝るのが吉」みたいに言われているものを体系化しようとしている、という感じですわ。
写真はファスナ着脱のダウンライナーを装着したところ。事務室写真で殺風景でスンマセン。ともあれこれより寒冷期テストにて富良野白銀荘へ(車泊)。気温差があるからシンドイかもなあ。

寒冷期テストで結果がよければ最終的な寸法調整を経て量産へ。当初コットンライナーもナンガさんにお願いしようかと思ってたけど、既製品で木綿/絹/化繊と揃っててコストもこなれているので夏向けライナーは既製品で選択肢を多くとっておくのがいいかもしれない。モジュール式ということでダウンライナーのコストが抑えられることも期待でき、いわば「炎暑も厳寒もコレ一本」といったものになる…筈。

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昨夕は新寝袋の低温テストということで富良野白銀荘を目指したわけだが、車泊前提でシェルタを設営するわけではないのでより標高の高い十勝岳PAへ(標高1280m)。さぞやさびしいPAかと思いきや、登山の人たちの前乗り等で10台そこそこの駐車。写真は昨日の夕方、雲が切れて平地に日が差し始めたところ。

寝袋については「200gダウンライナー装着で0℃あたりはラクに使えてほしい」という思惑があったので敢えて薄着(Tシャツ重ね着/薄手スキータイツ/靴下手袋ナシ)で寝てみた。夜間最低気温は車内で+3℃弱。大きな問題はなく、テストとしては良好。
一点、サイジングの行き違いもあってスキマができる箇所があるのでこれをうまく埋めるようにできればほぼ完成。AI-101で過剰だったように感じているギミックを省略することでシェルのコストを削いでいけるか、併せて協議要。

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昨日の帰り十勝岳PAから夕張までの所要時間はおよそ2時間半。これなら日曜発~月曜帰りでも朝飯を惣菜メーンにすれば09時前には戻ってこれる。気象庁統計からすると最低気温の上昇は1℃/週くらいだから、ダウンライナー修正で2週間待ったとしても5℃くらいでのテストは可能、ってことになりそうで具合がいい。

写真は帰途、シューパロダムによる水没を避けるためにつけかわったR452の高台から三弦橋方向を望んだところ。かつては脱ダムのなんのと肩身は狭かったろうけど、夏場の電力不足が懸念される今となっては比較的クリーンなエネルギーとして立場を挽回したか。
写り込んではないけど、同じ場所から左手を望むと朽ちた橋など、かつての町の名残が箱庭のように見えて「これが全部水没するんか…」と思うとある種の切なさはこみあげる。今の市街地は自然に回帰していき、人々が引き払った谷間には巨大人造湖が鎮座まします、と。

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【このトピックへのコメント】
  • Y2好奇心で雄別を探して行ってみたんですが、
    今は原野に帰りつつあって、物寂しい気持ちになりました。
    ほんの40年前、最盛期に1万人も住んでた、というのがびっくりします。

    ある種のはかなさを感じます。
    (2012-06-26 19:43:12)
  • Gen.Y2さん、
    無常感とでも言えばいいんでしょうか。
    せめて再生産性の糸口でもあれば救いはあるんですがねえ。。。

    Gen.
    (2012-06-27 10:40:09)
  • IWA俺も先日の日高行帰りに寄ってみました
    452から湖を跨いで橋をかけていましたが、あの橋は何処へ繋がるんでしょうね?
    (2012-06-28 13:52:54)
  • Gen.IWAさん、
    道路が架け変わってちょっと位置を把握しづらいんですが、夕張-占冠線かも?
    …って、確か「開通はナシね」みたいに言われてたような気もしますが。。。
    あと、あるとすれば夕張岳の登山道だけど、それにしては立派すぎる感じもするし。

    Gen.
    (2012-06-28 16:12:08)

先週の梅雨のような天候不順から一転、今週は週アタマから晴れっぱなし。爽快っちゃ爽快なんだけど、紫外線がハンパでない。「紫外線が降り注ぐ」って表現もあるけれど、地面を始め草木や建物からの反射が強烈で“充満してる”って表現の方が合っているかもしれない。

写真は室内外の気温計の様子。日陰を通る風はまだまだ涼しいものの、直射が当たる場所だと40℃超え。気温の上昇は紫外線よりも赤外線による影響なわけだけど、なんにしろ日なたや車の中はビリビリ刺すような暑さ。室内は断熱が効いているおかげでまだ多少余裕があるけど、一旦熱がこもってしまうとエライことだど。

夏至の前後で晴れたらこうなることはわかってはいること。ただ、とにかく先週が寒かっただけに調子を合わせるのが厄介だわ。ちなみに1950現在の外気は13.9℃。

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先に触れた「アラクレさん」は一昨日には届いていて、まずは車輪のブレ取りとグリスアップを近所の自転車屋さんに依頼。並行して全体の緩みをチェックしておいた。して車輪アップとともにブレーキと変速機を調整、各部注油して室内でできる範囲のことはとりあえずアガり。

車重13.2kgからの減量が懸念なんだけど、ホイルリフレクタやボトルケージといった一応の不用品を取り除いて100g足らず。「スタンドは500gくらいいくんでしょー」と期待したもののスタンド本体150gっていうのには良くも悪くも驚いた。本気で減量、ってなるとお高いパーツの塊になりそうでそれはちょっとスジが違う感じではある。

ともあれ、後は走りながら調整。特に前ギアはストック48Tと中速向きなので、歯数を上げてシングルにして、という過程で軽量化が進めばヨシとするか。ハンドルが低いのも気になるけど、これも実走様子見。

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昨夕閉店後、アラクレさん試走。比較対象がなんといっても鈍足オリチャなので特段問題なくスピードに乗れるだけでも満足度は高い。しかしまあハンドル高がどうの重量がどうのと語るのもおこがましいほど体力がフニャフニャになっていることを痛感させられた。
「平坦な場所がほとんどない地形だから…」っていう言い訳もあるけど、10kmも走れば息が上がるのね。つまりは鈍行オリチャで感じていた物足りなさは車体の問題でなく、自分自身の問題だったように思えて気恥ずかしい。昨日勢い余ってステムやペダルを買いそうになっていたのを「まずは走ってみて」と思いとどまったのは今思えば賢明だったか。

…逆に考えればこの町で難なく走れるようになったら大したもんなのかもしれない。が、今朝多少の筋肉痛を感じつつ起床する際、外で鳴いていたウグイスの声が「あー、ダメじゃん」と聞こえて情けない思いをした。写真は今朝、出勤時にちょっと足を伸ばして夕張神社前。

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【このトピックへのコメント】
  • ロケットマン團長!こちら伊那と較べれば夕張は平坦!ですよ。
    年齢を考えたらユックリでも良いから丁未風致公園位までは登らなくては。
    千代田のトンネルを抜けて長沼位までは行って来ましょう。
    熱中症に気をつけ目に汗防止のバンダナを巻いてガンバ!。
    タイヤのサイドが弱いので砕石のダ-トは降車して歩いて下さいね。
    (2012-06-29 19:11:06)
  • Gen.ロケットマンさん、激励ありがとうございます。
    当面の目標は前ギアアウターのみで歴史村C場まで往復、といったところです。
    次いで紅葉山往復くらいまでいけたところで輪行に移行しよう、と。

    Gen.
    (2012-06-30 10:31:33)

最近思わぬ気温の上昇にヘキエキしてるのは先に触れたとおり。特に水曜からこっち、気象庁の記録(つまり百葉箱の中での測定)でもそこここで最高-最低の気温差が20℃近くをマークしている。
家にいる限りは「日が暮れれば涼しくっていいんでしょー」ってなもんだけど、外泊に出るにはちと難儀。去年の秋「ペリーヌパック一丁で泊り」というのに挑戦しようとして雨に阻まれたのを再挑戦したいところ、最低気温が10℃近くまで下がるから手薄な寝具では不安がないでもない。まあ、Tyvekツナギでどのくらい辛抱できるか、よしんばダメでも着衣のまま寝りゃよかろ…と考え、エイヤで穂別へ出かけるべし。

写真は本日お越しのトラさん。うかがった話だと、「探偵はバーにいる」という小説シリーズの「旧友は春に帰る」という編は夕張が舞台で、かつてゆうばり駅の脇にあった弊店も登場しているとか。へぇ~、知らんかった。。。というわけで早速手配してみた。まあ、多分チョイ役?

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