健さん追悼放映の「幸福の黄色いハンカチ」、目にするとまた観てしまうもので後半40分くらいを観た。 “苫小牧58km 夕張20km”という道路標識を見ると「R234、角田の交差点あたりか」とか今となっては解体された旧拓銀の建物が威光を放っていたりとか、改めて楽しむことができた。
色んな批評にさらされてはいるけど、どうこう言って胸に迫る物語なのも間違いはない。鑑賞後には「黄色いハンカチがある限り、我が町も2025年の借金返済までどうにかやっていけるんでないか?」という根拠のない自信のようなものが湧いてきた。

「幸福の黄色いハンカチ」のネット評を見ていたところ、TV版の制作もなされていることを知った。1982年には文ちゃん主演、2011年にはアベちゃん主演。しかもこの12月にはチャンネルNecoでどちらも放映されることになっているので是非とも録画しようと心躍った。と、ウホウホしているところに今度は文ちゃんの訃報。嗚呼、合掌。

押忍 快速旅団

昨日触れた「幸福の黄色いハンカチ」の文ちゃん版、時間が合ったので放映リアルタイムで観ることができた。旅の目的地は夕張ではなくって稚内だったり、若手組の性格付けが“寅さんテイスト”だったりと変化はあるけど「映画本編とは違う世界の黄色いハンカチ」として楽しむことはできそう。何より田中好子さんが「渚のバルコニー」を歌う、というボーナスもあったし。
昨日観ていて感じたのは道路事情やクルマの意味合い、そして服装に反映された時代・空気感が特に面白かった。1982、美幌峠のクマの剥製は剛毛がフサフサしていた!…2011アベちゃん版でも舞台が羽幌-焼尻島になったりとプロット変更はあるみたいだけど、それよりも夏川結衣さんとの「結婚できない男」コンビというのを感動的にまとめられるかが注目。

写真は今日の昼に郵便局に向かって歩いていたときの光景。冷えた道路の上に落ちた雪は溶けることもなく砂塵のように吹き去っていく。積雪が無いほうが却って寒々しいと言えなくもない。

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ドライダッフルでの“ゲタ乗せ”、今回試作サイズのみならず従来品でやるときにもコンプレッサとコンプレッサの間の隙間=アーチ部分の形状維持がしづらくて横持ちする際に崩れてしまうのは厄介な点。して、このアーチをできるだけ固定/維持できないものか、と工作してみた。
使った部材は100均にあったファイルボックス(写真左手、LS900Sを収納しているボックス)。あと“ゲタの鼻緒”にあたる部分の収納物がアーチに落ち込まないように28x50cmのベニヤで間仕切りをする、と。ボックス自体は固定するわけではないので荷を解いたあとにはベニヤと一緒にテーブルとして使う、という算段にて期せずしてイッキにテーブル長者。

言わば「ダッフルの中で荷台構造を形成」ってわけだけど、ダッフル本体の強度/張力を頼ることもできるので構造物自体の強度はあまり必要ないのがミソ。アーチ幅20cmで作ってクジラとKikkerへの対応はクリア(の筈)。あとはトンボでうまくいくかどうかを見て調整、かな。

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「ヤバいよヤバいよ」といえば出川哲郎さんの持ちネタだけど、何故かボビーオロゴンさんの口調の方が記憶に残っている。…さておき、昨日からまた痛風の発作症状で左足の甲外側が腫れてきている。不幸中の幸い、全国的な冬突入の嵐の影響は少なかったものの最早いつズドンと積んでもおかしくない時期なのでヒジョーにヤバい。ボビーの声が聞こえるくらいヤバい。

ごく個人的な三大奇襲疾病といえば痛風とギックリ腰と口唇ヘルペス。それぞれ付き合いは長くなってきているから兆候をピリッと感じたところで多少なり回避する工夫は身につけたんだけど、今回ばかりは油断していたのか久々に直撃を食ってしまった。
晩酌のアテに生タマネギと青魚を積極的に摂ることで中性脂肪はほぼ平常値まで下げることに成功したものの尿酸には効果薄なんだろうか。…写真は消防団の観楓(寒風)会でビール園に行った際のもの。ビール飲み放題、酒池肉林に浴したのが引き金を引いたかもしれん。

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かねてよりコチョコチョやってるドライダッフル試作品でのパッキングテスト、今回はトンボに積んでみた。元々「Exp.で出走して外泊」っていうのを容易にする取り組みでもあるので言ってみれば仕上げのテスト。
アーチ幅を調整加工すればもう少し沈み込むだろうけど、やりすぎるとマフラーに干渉しかねないのでこのあたりが落としどころか。とはいえ、車体との噛み合わせとして10cm強の深さが確保されているので派手にコケない限りは大丈夫ではないかいな。ダッフル内で荷物がある程度“固形化”されているので箱型構造のダッフルがそのままの形で立ち上がっており、荷姿外観はホムセン箱とのハイブリッド的といえなくもない。何よりコンプレッサ二丁体制ってことで、エスカイヤ/灯油暖房の前提とすれば600g級の寝袋にダウンJKT/パンツとヌクヌクし放題。

…と、ここまで“車輪装着状態”の車体でテストしてきたわけだけど、さすがにもう年貢の納め時。いよいよExp.換装準備にて色々手配しはじめた。

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未明から雪だったようで久しぶりに少し積もった。最低気温の記録を見ると-12℃で随分下がったようだ。明けてからは晴れていたものの、0830頃で日陰の気温計では-7℃。数字としてはかなり厳しいけど日が出ているから何とかなるだろうと歩き始めた。
「雪がある方が暖かい」っていう表現は逆説的ではあるけど、実際のところ厳寒-20℃とかの日よりも少し気温が高めの日に降ることが多いのは確か。また、ここんとこ全く雪のない状態で気温ばかり下がって寒さが身に滲みてたわけだけど、雪があって日光が乱反射している中を歩くのとでは温かみにかなり差があることを実感した。視覚的な明るさも要因になっているんだろう。道東型の“雪のない寒さ”っていうのは少しわかったような気はする。

写真はMt.レースイスキー場で稼働を始めた降雪機。冷気に水蒸気を当てて降雪させる仕組みのもののはずだけど、盛大に雪をぶっ放していた。降らせて圧雪の繰り返しが必要だから遅れを取り戻すのにも急ピッチ。

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昨夕のうちにトンボを冬外装にお色直しした。冬の方がバッチャンバッチャンこけることが多いので荒っぽく扱えるストック外装にスイッチ、という次第。と、朝が明けたらついに雪景色。大体15cmくらい積んだか。間もなく恒常的な真冬日に突入、という頃合いでもあるから昨日今日の雪が根雪の初日ということになるんだろう。

写真はこのあとクラッチ改善をお願いするために倉庫から引っ張り出してきたところ。この状態で近辺を走り回ったわけではないです。YZはYZで出走前整備のため一旦預けていてこれも次の週末アガりの予定。そんなこんなで実際の出走は再来週(12/21見込)ということになるかいな。
さすがにその頃には雪も落ち着いてるんでなかろうか。Exp.走行の問題だけでなく、ある程度は積んでくれないことには隣の空き地で外泊するにも「朝、薄い雪が溶けたらシカ糞の上で寝てた」っていう狂おしい事態から脱却できないのも困りモン。

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昨日に引き続きまたも未明にドカッと降ったようで、今朝起きたら大体40cmくらいの積雪。ついに朝練開始とあいなった。除雪機を本格的に動かすのは今シーズン初ということで始動は手動。オーガ(雪の取込み口)を下げて突っ込ませると石を噛んで羽根固定のボルトを飛ばしやすくなるので、地面から5~10cmくらいの上澄みをすくうように飛ばす。
モタモタ作業したわけじゃないんだけど、慣れたら1時間もかからないようなところ1時間半もかかった。まあ、一晩で40cmって年に三回あるかないかの降り方だからそんなもんか。確か去年も12月にドッカンドッカン降ったっけ。写真は店脇法面の雪を除雪機で切った跡。午前中にはギッとカドが立っていたが、午後には積雪は締まって2/3くらいに圧縮された。

と、作業を終えて家に戻ってニュースを見ると四国・北陸での猛雪を報じていた。「集落が孤立、しかも停電」っていう不便と恐怖は雪に囲まれるとヒトシオで同情しないではいられない。

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【このトピックへのコメント】
  • そ~ちゃん岩見沢も40cmくらい~~に。
    体験試乗~~楽しみに~~してます~~
    (2014-12-09 20:35:12)
  • Gen.そ~ちゃんさん
    ご期待ありがとうございます。最速12/28もは試乗稼働できたら、と準備中です。
    内容としては教習・試乗といった感じで進めることになると思います。

    Gen.
    (2014-12-10 11:05:48)
  • そ~ちゃん夕張でやるのですか?(2014-12-11 10:37:29)

ネットラジオをかけっぱなしにしていたところ、流れてきた摩訶不思議ソング。調べてみるとキララとウララの「センチ・メタル・ボーイ」という曲だった。セイントフォーを始め、80年代B級アイドルの追体験に目がない方だけど改めて動画で見るとインパクトは強かった。
…と、嘲笑しているわけではなく、人の良さそうなルックスでハモもマズマズ、そうして真剣に歌うキテレツソングという不協和にむしろ心を惹かれる。キテレツソング先輩格のスターボーも合わせて「先取りしすぎた」的な評価もあるけれど、どちらかというと「バブル前のゴッタ煮イケイケな土壌があるからこそ芽吹いた時代のアダ花」という方がしっくりくるようには思う。

時を経てモーニング娘。のスピンアウトダブルユーによるバージョンもあってこちらも完成度は高く、「なんかよくわからんけどスゲー」的な疾走感。以上、リンク貼り貼りで外泊時B級アイドルコンタクトのランドマークまで。あわよくば目覚ましの音声として設定するとしよう。

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雪は降ったり止んだりを繰り返しながら積雪は増えて行っている。ここ数日はドンと降っても日中に晴れ間が覗いて比較的厳しさは薄い。冬の進行に伴ってExp.の準備も具体的なものになってきた。写真は“移動用タイヤ”の加工ベースとして入れてみた三輪車。サドルの後ろでフレームをカットして使う思惑なんだけど、軸幅は広すぎず狭すぎずで現時点では期待大。

一方、シャシやフロントステーの留めナットがヤレてきたので交換を考えている。付属のナットはロックナットだったところ、平ナットにスプリングワッシャを噛ませる等で作業性を向上させたいところなんだけど、このナットが意外とクセモノの15mm。規格としてはM9?
ジョイフルにそんな規格はなかったし、頼みの綱のモノタロウでもナシのつぶて。調べてみたところでは自転車の後ハブナットが15mmということで手配してみたんだけど、ピッチが適合するかどうかは現物アワセで心もとない。mm規格のナット手配でつまずくとはちと想定外…。

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