がどんが溶連菌にやられました(T_T)。
溶連菌感染症、昔で言うところの猩紅熱です。猩紅熱と呼ばれた時代は良い薬もなくて死亡率も高くて、隔離される法定伝染病でしたが、今は抗生物質さえ飲んでいれば心配ない病気です。でも、きちんと直さないと合併症があったりして、それなりに恐い病気ではあります。
溶連菌っていうと、私がまだ子供の頃、母が溶連菌に感染して長い間患ったことがあって、すごくイメージ悪いよ。
さて。
日曜の夕方、がどんが「熱はかる」と言いだしました。がどん、熱もないのに熱はかると言い張ることも多いのですが、今回は本当に熱ありました。38度超え。
結構しんどそうで、夕食も食べずに寝てしまいました。
そして、一晩中1時間おきくらいに目を覚まし、夕食食べなかったからお腹すいて朝5時くらいにとっておいた夕食を食べだそうです。
(旦那さんががどんにつきあってました)
その後、7時くらいまで寝て、目覚めたがどん。熱は37度台に下がっていましたが、手首、足首の辺りに怪しげな発疹が。
保育所で溶連菌が流行っているという話はきいていたので、子供の病気の本で溶連菌の項目をチェックしていたんですが、どうもそれっぽいなぁ。
溶連菌は保育所に預かって貰えなくなる病気なんで困るなぁ。
とりあえず、私が会社を休み、朝一でかかりつけのお医者さんに連れて行きました。
待っている間もご機嫌で絵本を読んでいたがどん、先生の前でも「おや、元気だね」と言われるくらいでした。
溶連菌が流行っていることは先生ももちろんご存じで、でも、熱もないし、発疹も典型的な感じじゃないし、舌もぶつぶつしてないし、喉もちょっと赤いくらいだけど、一応流行っているので検査しましょうと言われ、がどんの喉に綿棒入れて、サンプル採取。
10分程後に結果がでました。
ああ、検査キットに燦然と輝く+マーク(T_T)。
溶連菌は最低でも抗生物質を10日以上は飲むこと。今日は6日分処方すること。保育所への登所は、熱が下がって発疹が消えてからもう一度診察にいって、それで判断するということでした。
旦那さんと保育所に溶連菌だった旨を連絡して、薬局でゼリーオブラート買って、スーパーでお昼に食べたりするものをちょこっと買って帰宅しました。
帰宅した途端にがどん「お腹空いた」とご飯を要求。前に食べたのが朝5時で、10時を過ぎていたのでお腹空いたのも無理はないと少し遅めの朝食にして、早速薬を飲ませました。
鼻水のシロップ薬は小さいカップでごくり。溶連菌の抗生物質はピンクの綺麗な薬で、ゼリーオブラートに混ぜたら「美味しいよ」とぺろりと飲みました。
午前中は部屋でビデオを見たり、大人しく遊んでいたがどん。少し遅めの昼食を少なめに食べて、薬を飲んだ後、昼寝に誘いました。
「あのね、がどんくん。がどんくんの身体に今、溶連菌っていう悪いばい菌がいるんだ。がどんくんが飲んだお薬は溶連菌と闘うお薬なんだけどね、がどんくんが動いてると地震みたいにぐらぐらするからお薬が溶連菌と闘えないんだよ。がどんくんが寝てるとぐらぐらしないからお薬が頑張れるんだけど、どうする?」と、なんかお薬ヒーローっぽい雰囲気で話してみたら「がどんくん、寝る」と素直に昼寝しました。
まあ、調子悪かったので寝たかったのかもしれませんが、がどんは「歯のばい菌やっつけるのは歯磨きだよね。手のばい菌やっつけるのは手を洗う。溶連菌はお薬がやっつけるの?」と言っていたので理解した模様。さすが4歳。
昼寝から目覚めたがどん、しきりに痒がるのでチェックしてみたら、手首、足首くらいだった発疹が全身に広がって見ているだけで痒そうな感じ。
パパが帰ってきた頃には本当に痒そうになっていて可哀想でした。
食欲もないようでご飯もほとんど食べませんでしたが、デザートの林檎を食べました。これも最初はいらないって行ってたんですが「お薬が筋肉パワーで溶連菌やっつけるのにはがどんくんが何か食べないとパワーでないんだよ」と説明したら「林檎食べる」と言って食べました。
とりあえずがどんに説明するには、闘い、筋肉、パワーは有効ですな(^_^;)。
いつも食事の時も「それを食べると筋肉になるよ」とかいう説明が多いのです。
ところで、うちの自治体。乳幼児医療助成の通院時助成は4歳になった月の月末までなのです。4歳になった翌月からは7日以上の入院しか助成されなくなります。
3歳までは、通院時も入院時も1回(入院の場合1日)辺り200円負担で、薬は無料でした。(ただしシロップ薬の容器代は別に100円取られたりしましたが)
がどんの場合、4歳になったのが先月なので3月31日までだったら300円ですんだわけです。
でも、がどんはもう4歳の助成券なので、入院7日以上のみ助成あり、薬も全額負担なので、今回は2,100円でした。たった数日の差でこの差です。
ちなみに新聞に折り込まれていた市政だよりを先日熟読していたら、今年度予算で、乳幼児医療助成の対象年齢を8月から小学校就学前まで引き上がると書いてありました。
ってことは、また8月からは助成OKになるわけですよ。4月〜8月までは病気しないと良いねぇなんて市政だよりを読んでいた時に言っていたのにこれか……。
ちなみに、以前は助成対象3歳まででした。それががどんが3歳になる頃に4歳までに引き上げられてラッキーとか思っていたんですが、今回は空白期間有りだったので残念。
ちなみに市のサイトで感染症動向週報見たら……溶連菌今年はすごく流行ってるのねぇ。グラフが他の年よりもずっと上にありますよ。
仕方ないかぁ。
ちなみに今日はパパがお休みしてがどんを見てます。そして、夕方には実家からうちの母が援軍で来てくれて、水〜金とがどんをみてくれる予定です。すごくありがたいよー(T_T)。
んでも、母と二人で電話しながら「微妙に不安だよねぇ」とお互いに言い合ってました。
がどん、基本的に丈夫なので風邪くらいじゃすぐ治るし(今年の冬は鼻風邪軽くひいたくらいでほとんど病気なし)、保育所で預かって貰えなくなる病気も、たまたま土日を挟んだとか、予防接種のおかげで早く治ったとかそういうパターンが多くて、夫婦でだいたい1日ずつ休めばなんとかなったりしてたんですよ。
なので、母に面倒みてもらうというのは4歳にして初めて。
日中、おばあちゃんと二人きりのがどん。果たして!