上野の科博へ行く前に腹ごしらえだっ!という事で、秋葉原のジャイヒンドへ。

秋葉原のインド料理といえば真っ先に名の挙がる店(らしい)。しかしそれは、色々とメディア露出の激しいオーナーシェフのラジさんが居るから、ってだけではないのか…?と思い、試してみたかったのだ。

店前に、ラジさんの実績が書かれた看板が置かれる。チューボーですよ!に街の巨匠として出演、美味しんぼ24巻(カレー戦争)の表紙の料理作成…等々。これほどシェフを前面に出した店ってのも珍しいやねぇ。と、色々眺めてたら、ガラス張りのタンドール窯の所から『イラッシャイマセ!』と声を掛けられる。得てしてインド料理屋のインド人は、声に張りがあっても顔はぶっきらぼうだったりするのだが、ここは爽やかな笑顔付きだ。むぅ、流石人気店(?)、日本的接客にも慣れてるな。こちらも穏やかな気持ちで入店できるというもの。

人気店という事で開店と同時に行こうとしたが、諸々あり叶わず…12:40ではメチャ混みかなと思ったが、まぁ普通だった。日曜はランチセットが無く、更に今日は雨だし、その辺が絡んでラッキーだったのかもしれない。ってかハコが小さかった。4人掛けテーブルが7〜8くらいの店。

[秋葉原]ジャイヒンド
風邪で鼻が死んでるので、無難にチキンバターマサラとナンで。\1,300+\300也。何時ものクセでマサラチャイも頼んでしまった。香り解んないのに…\350也。

マイルドの代名詞であるバターチキンだが、マサラだからかここのは少しピリ辛。ちょっと辛くしようか迷ってた所なので丁度良かった(ここは辛味調整は別料金制(+50〜+100円))。コクとトロミたっぷり、トマトの酸味も抑え気味でうまうま。チキンは今までにもっと美味しいのに出会った事があるなぁ…といっても充分美味しいです。

ナンも大体がモチモチで、少しパンの風味が感じられて美味しい。でも少し小さい。ランチサイズならともかく、単品で頼んでこの大きさか〜。初めてカレーの方が残り気味になりました。カレーの美味しさは前述の通りなので、カレーもバクバクいってたつもりなんだけど。

ハコが小さく、ホールの人もよく周りを見てるので、食後のマサラチャイはすぐ出てきた。むぅ…?これは今までに飲んだ事のないタイプ。多分この香りはカルダモンの香りだろうと思うけどよく解らない。あーやっぱ鼻が死んでる時に頼むんじゃなかった。これはまた今度鼻が通っている時に試そう。

流石人気店の美味さでしたが、それより店の雰囲気が良かった事の方が。店内も明るく店員もにこやか。こりゃリピーターになるわ。

[秋葉原]ジャイヒンド
秋葉原駅昭和通り口、アキヨド前の道を上野方面へ徒歩2分。

[秋葉原] ジャイヒンド (その1) (その2)