インド料理屋もボチボチ開店しだすよ!という事で掛川まで行ってみたものの…下りはまずまずだが上りは大渋滞…三ヶ日トンネルから足柄まで渋滞って、静岡県内全域で渋滞って事じゃね…?帰りは下道(R150)で帰ってきたけど下道も結構混んでて疲れた。夜はもう出掛けたくなくなる程に。

掛川I.C.を降りてスグの所にある今回のお店。青森の公務員をだまくらかしたチリ人妻が経営してる店ではありません。掛川花鳥園に行った時、インド料理に開眼していればな…!

さて正月なのに結構混んでます。というか再訪の他店を見る分にも、どこも正月は結構混むみたいで。どこへ行っても客層は「正月だからご飯作りたくないよね」ってな家族連ればかりで笑える。ここは店が明るい雰囲気だから入り易いんだろうが、躾のなってない子連れと近所の掛川マダム(笑)がやかましくてちと萎えた。まぁいいサクッと食って帰ろう。インドカレー中毒にてスペシャルランチセットのボリュームが凄いとの事だったので、それを注文。

[掛川]ビニータ
シークカバブ,タンドリーチキン,カチュンバサラダ&普通のサラダと
[掛川]ビニータ
カレー(バターチキンカレー),ナン(orライス),ダヒ,こっちにもサラダ(汗),ドリンク(ラッシーorチャイorコーヒーorコーラorジンジャーエール)で\1,580也。

ドリンクをホットチャイにしたら『セルフサービスになっておりますので』と言われいきなりカクッとくる。ホット系ドリンクは店中央のポットからセルフで入れて頂戴と。はぁはぁ解りました、と注いできて飲んだみたが…生姜の味と香りしかしない。これがチャイ…?ミルクティーに生姜のしぼり汁をキツめに入れただけでは…?

カレーも結構量があり、トロミも良く、ボリュームは確かに凄いが…ランチでスパイスをケチっているのか知らないが、カレーもタンドリー料理もパンチがない。逆に言えばそれ故に食べ易いとも言えるが…。バターチキンも具のチキンがキーマ一歩手前くらいにまで刻まれており食べ応えがない。これまた食べ易いとも言えるが…。

ナンも、浅草・タントラのナンをデニッシュっぽいと評したが、ここのはまんまデニッシュだった。もう中がパイ状で、表面へのギーの塗りも凄い。『ここのナン美味しいんだよ!』って、いや確かに美味いけどさ…カレーのクドさが全く中和されない、これをナンと言われると…。デニッシュサンドのサンドイッチもいいけど、サンドイッチはやっぱ白パンがよくね?的な。まぁカレーのパンチが弱いから、それ程中和されずともいい訳だけど…。

シェフはインド人だったけど、ここは日本向けにアレンジされ過ぎだね…。ホールは日本人、店内も明るく、食べ易く、美味しくはあるけど、全然本格さがないっていうかアングラさが無いっていうか。そのくせメニューは結構充実してるから…またディナーは違うのかもしれない。昼よりは店も静かであろう、夜に行ってまた試すか。

今度の社内ツーリングで西に行く際は、ここでメシをと思ったが、それはちょっと再考だ。駐車場も広く、インド料理初心者への敷居としては低くて良いかと思ったが…。

[掛川]ビニータ
掛川I.C.を降りて右(浜松方面)へ、スグの交差点を左折した所。