まだ普通のカップルが歩いている21時前から客引きが声を掛けだす、そんな浜松駅前のちと雰囲気の悪い界隈、サゴーホテル(ビジネスホテルですよ)の地下レストラン街にあるのがカビラです。10年以上前にサゴーホテル泊まった時よりかなり荒れた印象。それはそうと、こんなに連日インド料理食っちゃっていいんでしょうか?…いーんです!!頑張れトルシエジャパン!

店の入り口10mくらい前で既に『イラッシャイマセー!!』との声が。まぁ覇気のある店員は悪くないが…

『コチラ、ドウゾ!』

おっ席も勧めてくれる。浜松のインド料理屋は感心だね…って、貴方はネパール辺りの人?顔付きがヤケにモンゴリアーン!(かつイケメン)だ。後に解るのだが、入店前からの『イラッシャイマセー!!』は、通路を歩く人への呼び込みも兼ねている様だ。が、しかし結構ハズし率は高い。それもむべなるかな…なのか。(後述)

[浜松]カビラ
ここも良さげなセットが無いので、パラクチキン(辛さ4段階:2番目の中辛)とガーリックナンを。\1,030+\520也。パラクはサグ(ほうれん草)の事だが、必ず店によってサグもしくはパラクで統一されているので、インドの地方によってほうれん草の呼び方が違う、ってな感じなんだろうか?釈然とした理由が知りたいなぁ。

注文後にほうれん草をミキサーにかけ、ペーストにする所から始めるのはいい。パラクカレーとしてはちょっと薄い感じだけれども、マイルドで美味しかった。が、具のチキンがイマイチ美味しくない…ここも皮付き(しかも厚い)で、筋張った所も結構。カレーのチキンがマズいと、焼き物のチキンにも期待出来ないんじゃないだろうか、と思ってしまうよ。

そしてガーリックナンがまた…ガーリックが少なめなのはまぁいい。あまり多くても臭い気になるでしょ?という店のスタイルかもしれないし。ただ、一緒にパプリカをまぶしてある(赤と緑の斑点がそう)ので、それを噛んだ瞬間、口の中が「パプリカー!」となってしまう。ガーリックナンにパプリカまぶすかぁ?そしてナン生地も…初め、端っこの方を食べてる分にはモチモチしてる感じでしたが、中央に進み行く程に固くなってゆき…中央部はもうせんべい、南部せんべいみたいになってる。まさかナンで口の中切るとは思ってもみなかったよ。これは小麦粉以外の乳製品とかが少ないせい?それともコネ不足?それとも発酵不足?パンの知識が無いからピンと来ないけども。

サリーを着込んだホールのおねーちゃんは日本人か…と思ったら日本語下手だったので多分中国人だし、厨房の中も見てみりゃ、肌の浅黒さは少しあるがヤケにモンゴロイドな顔立ち…。といってメニューにネパールっぽさがあるかというとそんな事もなく、よく見てみればカリフラワーとグリーンピースのカレーが"アルマター"になってる始末。おいおい、その横にアルゴビ(じゃがいもとカリフラワーのカレー)を載せてるじゃん…パラクとサグの違いは解らんが、アルはじゃがいもってのは俺でも解るぞ。

うーん、現状ではわざわざ行くべくもないお店かと…超肩透かし。マサラティーは大変美味しく、先のおねーちゃんは結構かわいかったけど。

[浜松]カビラ
浜松駅西、サゴーホテル地下 浜松モールプラザサゴー内。

[浜松] カビラ (その1) (その2) (その3) (その4)

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【このトピックへのコメント】
  • BITWikipediaによると、サグは青菜の総称、パラクがほうれん草との事。なるほどそうだったのか。(2009-04-17 20:13:49)