ランチ時は混むという話の富士宮・タージマハール(王様のカレー)、かねてより行こう行こうと思っていたのですが…そんな間にエリミな気分さんによると移転したとの事なので、あまり知られていない内に開店時間を目指して、と行ってみた。

最初はまかいの牧場そばで店を開き、その後つい最近まではR139沿いで居酒屋の居抜き店舗で営業、そして数ヶ月前に今の、より解りにくい所へ。店名も以前の「ヒマラヤレストラン」から「タージマハール」という、インド料理屋に多い名前Best3!になって。って「王様のカレー」というのは2枚看板?店内チラシ等は「王様のカレー」で統一されていた。何なんだ?

富士宮マックスバリュを過ぎた先、やや広い敷地内に小さい料理店が集まっている、屋台村ならぬ店舗村みたいな所にあった。各店舗共同の広い駐車場になっており、車で行く事自体には不安無い感じ。

しかしながら、ここもなますかーる並みに狭い店内…5組も入ればもうアウトっぽいのに、11時半なのにもう2組も。カウンターがあるので1人客としては逃げ道がある分まだいいか…店内の小奇麗さと明るさも、なますかーるよりは少しいい。その明るさはマスターとおぼしきインド人の接客に因る所が大きく、ハツラツとした笑顔に最早"流暢"などといったレベルではない日本語。厨房の人も奥さんもインド人だというのにこの和らぎ感は何だろう。ネイティブ静岡弁のおっさんとの世間話も楽々こなしているし、本当に日本が好きで長く居てくれてるのかな。よく見りゃ壁には、内山信二や、エロマブタ☆リーゼントこと中山秀○とのツーショット写真も飾られている。これもいい笑顔。

土日のランチメニューは平日と異なる様で、ネット上で確認してきたメニューと内容が違う…ガッツリいくには物足りなかったり、高いセットだと要らん物(デザート)が付いてたりと散々迷った挙句、しょうがなく無難にベーシックなランチを。(何がしょうがねぇんだって話)

[富士宮]タージマハール
王様ランチ、\850也。週替わりカレー(チキンと野菜),ナンorライス,サラダ,ドリンク(コーヒーorアイスティーor烏龍茶)。チャイを選べないのが残念。更にランチは辛味調整不可…かもしれない。グランドメニューには記載があったが何も聞かれず。他にもカレー2種,チーズナン,ビリヤニセット等あり。

やっぱここのマスターは日本の事をよく解っているっぽいな…インド料理屋で割り箸が出てきたの初めて。サラダのせんキャベツも綺麗に刻んであり、よくある家庭科の実習品レベルではない(笑)。こういうサラダは、日本人が1枚噛んでいる店でしか出たことないぞ。

しかしカレーにまで日本風っぽさが出てしまっていたのは残念…何と言うか、日本の業務用カレーに本場スパイスを混ぜただけ、な気がする…。いや仮にそうだとして、ベースが日本のカレーっぽいから美味いんですよ?日本人の自分の舌には合うんですよ?でも「インド料理屋に来たのに…」という気持ちと相反してそれを素直に受け入れられない俺ナッシュ。カレーの量は結構あって良かったですが。まぁね…日本のカレーは安いからカサを稼げるもんね…(疑心暗鬼)。

でもお店の雰囲気やマスター目当てに通いたくなる気持ちはある。もうちょい近ければな…。あぁもしかして「王様のカレー」というのは、これもマスターの配慮の内の1つなのかな?

[富士宮]タージマハール
R139を北上してヤマダ電機手前交差点を左折、富士宮マックスバリュのある交差点を右折すぐ。

※.移転しました → [富士宮] 王様のカレー(タージマハール)