静岡よりマサラをこめて

さて、帰る前に…今回の目玉であるムットに行きます。店がかなり小さいとの事、それ故に開店一番に乗り込める様に新宿に宿取ったんだしな！しかしワシントンホテルのチェックアウトは午前10時でちょっと失敗した…開店までの1時間を、わざわざ大久保まで回って、更にゆっくり歩きつつ潰す事に。へーこんな所にもシディークあるんだねー(百人町交差点)。

11時になった。さっきまでと違い、パネル看板が出ていたのでもういいだろうと店前に行ってみると…うっまだ椅子が上がっている。そして看板娘のレジーナさんと思いっきりご対面。こっこれでは華麗にスルーする事が出来ん…！

「あっ…まだですか？」
『マダデス。ジュウイチジハンカラデス』

いやぁぁぁん気恥ずかしい！＞＜; ネット情報では開店11時って書いてあるのに…本家HPで確認するべきだったか。そんな訳で近くのコンビニで更に時間潰して30分後に再訪。ふぅ。なるほど確かに手狭な感じのお店ではあります…。

『マチマシタカ？』
「あっはい…ちょっとね」
『ゴメンナサイネ』
「いえいえ…」

…狙い通り一番乗り出来たのだが、それが却って変な緊張感を生む…(汗)。

『タバコ、スイマスカ？』と聞かれたのではいと答えると灰皿を出してくれる…ランチタイムも喫煙可なのか、私に気を遣ってくれたのか。自分のタバコを取り出そうとすると、『コレ、インドノムカシノタバコデス』と店先の売り物であるビディを1本頂戴してしまった。いや〜何だかすいません…んじゃ早速、と吸っていると、

『○※≒＄☆＊§〆×』
「えっ？」
『○※≒＄☆＊§〆×』
「えっ？何ですか？」
『ナンデモナイデス(にこにこ)』

うわーん何なんだ気になるじゃないかぁぁぁ。゜(゜´Д｀゜)゜。
この人現地語が判るんじゃないかしら？ってくらい俺のオーラも強まったのか！？ビディは所謂ミニシガーなんだけど緊張のあまり普通に落として吸っていたので「もっと吹かしなさいな」的な事を言われていたのかな…と好意的に。

そうこうしている内にスペシャルターリーセット。チキン，マトン，野菜，日替わり(チキンキーマ)の中から3つと、ナン，ライス，サラダ，タンドリーチキン，アイスチャイで\1,000也。カレーとナンはおかわり自由！

うーんここもカレーはデフォルトで辛い。といっても勿論嫌な辛さではなく食べ始めると止まらなくなる類の辛さ。むぅこれがムットさんの南インドのスパイス使いっていう奴なのか？(知った風に) 特にマトンが辛く、キーマはやや辛、野菜が若干マイルドでいい口安めに。具の量は平均的でしょうか。マトンは臭みもないので一番美味かった。

ナンはサクサク系、こっち来てからずっともちもち系にばかり当たっていたのでちょっと物足りなかったかな…でもこのセットならライスもあるので。タンドリーチキンは小ぶりながら身が締まってて、食べ易くなる切れ込みも効果的で美味しく頂けました。チャイはちょっと薄めだったな〜。

ここまでのフレンドリーな対応から、勿論おかわりも勧められたけど緊張感に負けて遠慮してしまった…弱ぇ。

ビディを頂いてしまったので買って帰ろうかなと、2本ほど摘んでこれも下さいと言ったら、お代はイイデスという事になってしまった。そ、そこまでせずとも…。しかし今思い返してみると、スペシャルターリーにはデザートが付く筈が付いていなかったので相殺という事で。

帰り際にはポイントカードを頂く。そんなサービスもあるんだ…ってこのデザインは、これももしかしてUSHIZOさんが…？と思ったら、やっぱり！

新宿駅より大久保駅からの方が近い。小滝橋通りに出てスーパー丸正の角を左折、右手の路地に目を配っていればすぐ。