静岡よりマサラをこめて

これまた、本当はバスマティライスのビリヤニが美味いらしいサガーというお店を狙って堺筋本町に来たのだけど、サガーは看板やインド国旗等が出ているにも関わらず店内真っ暗でCLOSED…緊急閉店かなぁ…という訳で近場のミルチマサラに。

金曜の18時でしたが、多分ディナータイムに一番乗り…20席は無いくらいのやや小ぶりな店内、インド人らしき2人(シェフとホール)で回している様で。混み合ってくるとサーブがやや遅くなりそうな感じがしますがどうでしょうね。ホールの方はとても丁寧で物腰柔らかく、日本語も流暢です。一品一品置いた後の『オメシアガリクダサイ』が印象的。

メニューの品数は多くもなく少なくもなく、無難な感じ。地域性を感じる物としてカラヒがあったりしましたが…他に特にパキスタンとか決め打ち出来る様な物は無かった。ダールマクニとプレーンナンとマサラチャイを注文、\1,050＋\300＋\450也。

注文を通すと、既に配されているランチョンマットの上にまた謎の皿(笑)と食器が置かれ、サービスのサラダとパパドと『オコノミデマゼテクダサイ』という辛いソースが。そういや注文時に辛味調整について聞かれなかったので、これがここのスタイルという事か…グリーンチリベースで無茶苦茶辛いソースだったので私には用無し(汗)。

インドの衛星放送(?)を観ながら待つ事しばし、ダールマクニとプレーンナンが。ディナーだけあってスパイスの香り豊かで、コクのある大変美味しいマクニカレーでした。デフォルトでもやや辛く、豆はレンズ豆…かな。ナンは固めに焼き上がったクリスピー系。変な雑味無くカレーには良く合ったけど、もうちょいふっくらした所も楽しめると尚良かったかな。

食後は濃厚で香り良いマサラチャイで一息。これも美味しかった。\400のチャイから\50アップのマサラチャイだが、正解だった…かな？

退店際に目が合ったシェフも微笑んでくれ、味良し接客良し。お昼は500円ランチもやっているそうですし(詳しくはよく見えなかったが)、ここはまた行きたくなります。

地下鉄堺筋本町駅1番出口を出て、中央大通りを谷町方面に1分ほど。外壁のポップなミルチ(唐辛子)が目印。