ここはインドカレー中毒の記事を読んでいて行きたくなったお店。さすが食の街・大阪、カレー2品に焼き物が付いて\880とは…と、都会でもないのに物価だけはイッチョマエを気取る静岡県人には、大変羨ましく見えたのでした。
新大阪駅の東口から向かってみると、なんと徒歩1分強。こりゃ大阪出張の際には重宝しそうですなぁ…と思いつつ店内へ。パリワール(ヒンディー語で家族)の名の通り家族経営なのか、厨房にご主人らしきインド人(ともう1人の調理担当)、ホールに奥さんらしき日本人、そしてカウンターにハーフの男の子。ご主人,奥さん,お子さんが普通に関西弁で会話してるのがちょっと笑える。店内は20席ほど?ややせせこましい感じ。
お一人様故に若干狭めのカウンター席に案内され、「席空いてるのに…」と思ったが、休日ランチだからか12時を過ぎた頃からお客が来るわ来るわ。すいませんでした(汗)。まぁ狭めだけど窓越しに厨房が覗き込めるので、ちょっと楽しいカウンター席。
メニューを見ると…ありました\880のBランチ。先のサイトの情報は数年前のものですが、お値段変わらずでやってるんですねぇ。迷う事無くBランチを注文。しかし何故これだけ"Bランチ"なのだろうか?下は"ガリワールランチ"、上は"パリワールランチ"という名前があるのに…。他、お子様ランチやカレーライスもあり。
Bランチ。野菜カレー,チキンカレー,ナン,サフランライス,サラダ,チキンティッカ,シークカバブで\880也。ランチメニューに限り、ナンおかわり+\100、チャイ+\100、ラッシー+\150。左上にあるのは『串焼きにかけて下さいねー』と供されたミントソース。
野菜カレーはニンジンとレンコンという珍しい組み合わせで、カレーはどちらもサラサラで然程辛くもなく、連日インド料理屋巡りをした体には優しい味だが、久しぶりの一食目だと物足りなさを感じるかもしれない。ナンもゴマが練り込まれているこれまた珍しいタイプだったが、少量なのでアクセントとまで言える程ではない。焼き物もチキンティッカの大きさにはちょっと目を見張るが、味付けの方はかなりマイルド。
刺激を求めて行くとちょっと肩透かしを食うかもしれないですね。といって別に「ケチってんなぁ」という感じではなく、なんというか"家族"の家庭料理的な素朴さがあるとでも言いましょうか、そんな感じでした。ディナーになるとこれがどう変わるのかな?ディナーもこれと同じ味だと流石に物足りないと思いますが…。
JR新大阪駅の東口から出て、東海道線沿いに南に歩いて1分。新大阪丸ビル1階。
最近は関西に出張する機会もすっかり無くなってしまったんですが、記事を読む限りこの店は以前と全く変わらず存続しているようですね。関西系インド人(?)とか、懐かしいです(笑)。
では、同じ静岡県民のインドカレー好き同士、今後ともよろしくお願いします。(2010-02-24 00:04:44)
大阪のインド料理屋は、意外と(?)保守的な所が多い印象でした。機会があれば、これまた記事を参考にティラガにも行ってみたいと思ってます。(2010-02-26 00:38:51)