新宿ワシントンホテルは外人客が多いから、その地下で10年以上営業してるって事は結構いい味なんじゃなかろうか?と思いガンジーへ。新宿にはもう1軒「ガンジー」があるそうですが、そちらは日本人経営の普通のカレー屋だそうで。

20時半頃にワシントンホテルの地下に行ってみると、辺りの料理屋・居酒屋は土曜夜という事もあり大賑わい。こりゃあガンジーも混んでいるかな?と思い店前まで来てみたら…ガンジーにお客は誰も居なかった(汗)。客が居なさすぎて客席の照明を半分落としており、広いハコが何だか物悲しい…。レジの所に店員がタムロっていて、もう閉店しそうな雰囲気だったがOKとの事なので入店。レジの人は退店する時も丁寧な人だったが、ホールのインド人はぶっきらぼうな感じがして無口。サーブの時すら何も言ってくれない…。

[新宿]ガンジー
客が居る居ないに関わらず、新宿のホテル地下という事でカレー単品は\1,000〜とお高い…あぁでも、単品カレーにはナンorライス(ライスは大盛り可)が付くそうなのでそれ程でもないか。キーママターがビーフとチキンの挽き肉を使っているとの事で珍しく、それにした。どうでもいいかもしれないが、ここのメニュー写真はイマイチ美味しくなさそうに見えるのが気になる…。

[新宿]ガンジー
や、安浦刑事ッ…!(´;ω;`)ブワッ などと思い耽りながら待つ。

[新宿]ガンジー
キーママターカレー、ナンとアチャール(ナンの下にてんこ盛り)付き。食後にマサラティーを付け、\1,200+\400也。

キーマは確かにビーフとチキンで、細かめのビーフに粗めのチキン、ビーフ多め。肉からのものと思われる油で油っこく、汁気少なめのこの仕上がりは…「ボロネーゼのパスタソース」という表現がしっくりくると思います(汗)。まぁボロネーゼは好きだし、ビーフ多めならば肉食った!感が出ますのでこれはこれでアリかな…。

そしてナンは、やや固めに焼き上げたサクッとクリスピーなタイプ。これにたっぷりのギーが塗されているのですが、これはギーというかただの有塩バターの様で、噛み締めた瞬間に口と鼻に広がる馴染んだバターの味と香り…こりゃまんま「バタートースト」ですよ。バターをたっぷりめに塗ったパン(トースト)、という事で個人的な理想ではあるけども…。

上記の通り個々でなら私は美味しいと思いますが、問題なのはインド料理感が無い事と、合わせて食べる相乗効果が無い事ですか(^_^;。食後のマサラティーを飲んで、かろうじてここが何屋だったか思い出しました。いやしかし、このナンにコーヒーを付けたら立派なモーニングになりますよ…このナンはまた食べに行きたい(美味しい喫茶店に行く様な面持ちで)。

[新宿]ガンジー
新宿ワシントンホテルB1F、レストラン街。