何故か赤のウェッジ球が近辺で見付からないので、上京のついでに秋葉原で探す事に。他にヲタな用事もあったんだろって?いやいや…今のアキバはもう、往年のヲタにとっては単に行き辛い街でしかないですから…。

アキバのインド料理屋というとシャリマールがそこそこ昔からあったかなと記憶してますが、まさか中央通り沿いのビルにそのまま入ってしまうとはねぇ…シディークの財力と目の付け所恐るべし、ですか。つっても末広町駅(三菱東京UFJ銀行がある角)辺りまで歩くので地味に遠目で、相変わらず店前では客引きの声が掛かってる。入りはあまりよろしくない…のかな?『メニュー変わりました!』とか謳っているし。客引きしてるのは1階のホール担当の人でもあり、日本語は流暢なのだが、まるで体内のどこかでスイッチがONするかの様に切り替わる笑顔が印象的(笑)。

1階は厨房兼カウンター席、2階はテーブル席、3階はシディーク系列のタイ・ベトナム料理屋ドンコーイに看板が変わり、営業も区別されて2店に跨る注文は不可の様で、隣の客は『昔はインドカレーとフォーのセットがあったのに…』とこぼしていた。
[秋葉原]シディークAkibaカレー館 [秋葉原]シディークAkibaカレー館
15時頃だったので単に外してしまったのかもしれないが、特にランチ的メニューは無く、通しのセットを頼むとランチタイム(14時まで)ならサラダも付くよ、というスタイルらしい。バターダルカレーのセットが\500と安くて思わずそれにしてしまったが、他の豊富な品々はちょっと高めかな…単品カレーだと\1,000前後するやつもあるが、仮にその値段に見合った味だとして、それだけ出すならもっと落ちつける席の店に行きたくならないかね、と思う(^^;。

[秋葉原]シディークAkibaカレー館
バターダルカレーセット、ナンorライス付きで\500也。アイスチャイ他のソフトドリンクは一律\250也。ターリーセットにすればナンorライスがおかわり出来るが、値段も跳ね上がる。辛さはカレーにより固定っぽい。

\500の割りにはカレーもナンも普通の量かなといった印象。カレーはスパイス感は弱かったがしっかりバターのコクはあり、ダル(レンズ豆)もホクホクしてて良かった。というかあまりホクホクしてるレンズ豆は食べた事がない…その分煮込みが弱いからトロミも薄く、ディップはし辛い訳だがまぁこれはこれで。ナンはややクリスピー系、美味しいが良い所悪い所共に特筆すべくはなく、アイスチャイも豊かではないが香りは漂わせる。この辺は流石大手チェーン、既に確立されてるんだろうな〜と思いました。(なんて天邪鬼な)

なのでまぁ、こういった安めのセットでサッと済ますとか、ナンバーガー(所謂ナンロール)をパクつくなんて面では十分意義があると思いますけどね、\1,000弱〜強出してしっかり食べたいというならば…他の店もあるじゃない?的な。翌朝5時まで営業ってのが嬉しいかもしれないが…最近のアキバはそんな時間まで賑やかなんですかね?昔は20時ともなればガラーンとしてたもんだけど(^^;。

[秋葉原]シディークAkibaカレー館
中央通りの西側(セガとかトレーダーとかミスドがある側)沿い、東京三菱UFJ銀行のチョイ手前。銀座線の末広町からならすぐ。