静岡よりマサラをこめて

といっても猫カフェじゃないよ！東京駅から一番近い(？)ダルバートを食べられるネパール料理店。しかしディナー時のみ かつ 日曜日が定休という事で微妙に行き辛く、出張帰りで新幹線に乗る前のこんなタイミングでもなけりゃ！と歩いてみたら東京駅からの距離も微妙に遠かった…。

店は通り沿いにある本八重洲ビル内の、脇の細い階段で地下に降りていった先にある。この日は宴会の予約が入っていたらしく、一部間仕切りされてて全容は分からなかったが、まぁまぁ広そうな店内だった。30席くらいかな？しかし入口近くのソファー席は着席後のテーブルの高さがちょっと合ってなくて辛いかも。

　
メニューの品数はインド料理もネパール料理も超豊富。最後にレジを打つ際、スタッフが打ち込む数字(コード)を迷ってしまう程に豊富。今までに聞いた事のある料理は一通りある感じでしたが、もしかしたらここのスタッフは正確にはチベット系なんでしょうかね？モモが三日月型だったり、トゥクパとは別にタンドゥックがあったりしましたので。

珍しいタンドリーモモを注文、6個で\680也。どうやってモモをタンドールで焼くんだ？と思ったけど…皮が所々破れてたのでミニシークにでも刺していたのかね。お味はまぁ、香ばしくて焼き餃子っぽい仕上がりにはなっているけど食感はサモサに近い(笑)。具材と皮の厚みのバランスを考えるとやっぱ素直に普通のモモにしとけばよかったな、って感じ(汗)。

ナン・ライスメニューの隅っこの方にひっそり載っているダルバート(もう無いのかと思い焦った)、\1,200也。真ん中にライス(日本米)＆パパドを置き、左からダル，サグのタルカリ，アルゴビっぽいベジのタルカリ，マトンのタルカリ，玉ねぎのアチャール，ムラコアチャールのカトリや小鉢を配したその様は、ダルバートというよりターリっぽいなぁ。ダルやライスはおかわり不可であるし、各カトリが全て等量でそれぞれ満遍なく食べてね、って雰囲気なのも一層そう思わせる。

よって、ちょっと何と言うか…ネパールの食事をしてる感には乏しいかなぁと。インド・ネパール料理屋で、ちょっと毛色の変わったターリを食べてるなという感じ。タルカリのそれぞれに作り置き感が出ていて、味も…悪くはないが良くもないので(^^;、流石にこれを毎日出されたら3日で飽きそうな。また、やっぱ真ん中に皿が置かれているのは微妙に食べ辛いな…自分で皿を抜けばいいじゃん、って話かもしれませんが…。

他、アイスチャイも飲んだ。\450也。ワイングラスでちと飲み辛かったが、味はまぁまぁかな。

あの豊富なメニューの品数を維持するのって結構大変じゃないかと思うけど、そんなに流行ってるのかな…正直、この味だとそんなに流行ってるとは思えないけど…(汗)。

　
東京駅の八重洲中央口から目前に伸びる大通りを進み行くこと15分ほど、首都高を跨ぐ橋を渡った先の左手にある、本八重洲ビルディングの地下1階。