静岡よりマサラをこめて

会社にて『馬渕辺りを走るバスに乗ってたら、お前の好きそうな店があったぞ』との情報を頂き、早速調べてみると…へぇ、あんな所にミャンマー料理店が。事前情報にて、不定休でやっていたりいなかったりするとかいう話が気になったが、ミャンマーカレーはバガンで結構イケると思ったので訪ねてみる事に。

土曜のディナータイムに行ってみて、この日はめでたく営業中…というかお仲間内でワイワイやってる所に飛び込んでしまってちょっと気まずい雰囲気？(汗) 後で聞いた所によると、静岡在住アジア人向け雑誌のインタビュー記事の校正中だったそうで。そんなんあるのね。店内は狭めで席は20席弱。

そのまま着席を促されたのでメニューを拝見。品々はざっくり分けて、サラダ類他のサイドメニュー，麺類，カレー類，ドリンクに分かれており品数はそう多くないが、全てマスターが1人で切り盛りされている為、どれを頼んでもサーブには結構時間が掛かる。カレーは4種類で、チキン，ポーク，エッグと、牛タンカレーというのがある。

先ずはミャンマービールで乾杯。ミャンマービールは幾度となく賞を受賞したそうでマスターも誇らしげだった。クセは無く飲み易い部類かと。本国なら生もあるそうですが、流石にここでは缶のみ。

さつま揚げサラダ、\480也。キャベツ，キュウリ，短冊状のさつま揚げを中華ドレッシング的なもので和えたしっとり系のサラダ。しかしミャンマーとさつま揚げの関係とは？聞いてみればよかった。

揚げにんにく麺…だったか、\780也。細めのうどん麺をペペロンチーノ風に仕上げた感じ。上には賽の目切りにされたチキンが乗り、にんにくの香りもたまらなく食欲をそそるが、少々油っこいか。

スパイシー唐揚げ、2pcで\480也。まぁ普通の手羽先ですかね…添えられたソースは既製品のスイートチリソースか…と思いきや現地的なお味だった。自家製？

チキンカレーとビルマ風パン、\980＋\300也。ホントはポークカレーが良かったのだが、食材の豚バラを先日あげてしまって今は無いとの事なのでチキンカレーを…付け合わせもバターライスが良かったのだが、今日は無いとの事なので(^^;ビルマ風パンを。

チキンカレーはチキンのブロックがゴロゴロとし、ジャガイモが3欠けほど。肉は少々固めなので、ドラムスティックの部分以外は食べ辛いかも。結構辛く、油っぽくもある為、ビルマ風パンと併せて食べて辛味を軽減しようと思ったら…これベンガルキッチンで食べたパラタと全く同じじゃん！既製品であるのかね？このパラタは薄いパイ生地を揚げた様なものなので、あまり辛味は薄まらない…どころか油っこさがＷパンチになり結構重い(汗)。やっぱライスが良かったよ…おしぼりもペーパーおしぼりしかなく手先が酷い事になるので、カレーとビルマ風パンはちょっとお勧めできないかな。

しかしここのマスターは朗らかでミャンマーに対しての誇りもしっかり感じられるので、お話は色々と弾みました。ミャンマーのバナナについて熱く語る中、本場モノは美味しそうですね、と返したらバナナケーキをご馳走に。ココナッツぎっしりで食べ応えがあり美味しかった。

お店が不定休というのも、マスターが本国で開かれている日本語学校の生徒さんが来日した際の面倒を色々と見なければいけなかったりして、しょうがなくたまーに休んでしまうとの事でした。バガンのウーさんも後輩なんだそうで、狭いなぁと。

南幹線、ヤマダ電機静岡店のもう少し西にある馬渕三丁目の交差点を駅側に入った所、すぐ。お店の駐車場は無いので注意。