10/13に刊行されたモーニング食というモーニングの増刊誌。同誌の目玉の一つとして「勇午〜インド・カレー編」なるものが載るという事で、楽しみに読んでみたら…ちょw舞台が目黒のルソイなんですけどwww 数多のブログを拝見していても大体名前が出る老舗、ルソイ…勿論以前より行きたいとは思っていたのが、これを機に我慢できなくなり。作中で勇午がシークカバブを絶賛する描写があるので、シークカバブを食べる為にディナーに行ってみたかったが、予定がつかずランチの訪問となった。

カランコローンと入口扉を開けると、ホール作業をこなしている、頭にキチッとターバンを巻いてパンジャブ地方の衣装?に身を包んだ細身の大男とご対面。おおっ、この人もよくブログに登場する人だ。確かに特徴的だもんな〜。あまりにこやかではないその雰囲気から、作中では勇午を吊るし上げる一幕もあったりしますが(^^;、長年培ったそのお仕事ぶりはチャキチャキとしてて無駄がない…。しかし私も初対面なので、そんなちょっとした威圧感から、ランチだけそそくさと決めてグランドメニューの方に目をやるのを忘れてしまう(汗)。シークカバブ、食えたかもしれないな…。

[目黒]ルソイ
ランチメニューはシンプルに、6種のカレー個々のランチと、タンドリーチキン付きのスペシャルランチ。何れもドリンク付き。辛味調整なし。
[目黒]ルソイ
上から2番目のダルランチ。ダルカレー,ナンorライス,サラダ,ドリンク(チャイorラッシーorコーヒー)で\970也。ダルは基本ウラド豆に、少しのレンズ豆。ちなみに他の5種は、エッグ,ベジ,マトン,チキン,プラウン。エッグのみ\870とちょっとお安い。

そういえばここはデフォで辛口なのも有名(?)なんだよなーと、早速カレーを一口いってみたら…うわっホントに辛ぇ!ってランチからこんな辛さで出していいの?とちょっと混乱。周囲からも『辛いな』『辛いね』の声が出まくっている…。しかしこれはいたずらに、一辺倒に辛いのではなく、複雑なマサラの混ざり合いがじんわり効いてくるなーと、そういう類の辛さ。日々スパイス感を探し求める様になった今の自分には堪らん美味さとして昇華されます。もう少しトロミがある方が好みではあるけど、この辛さじゃこのサラサラ具合の方が無理なく食べられるかな。

ナンは小ぶりで、ふっくら感には乏しいペタッとしたタイプ。といってベチャッとはしてないので嫌な感じはない。パンジャブ料理を標榜されているからか、ちょっとパキスタンっぽい感じも見受けられるというか…。熱はしっかり入ってアツアツで供され、ギーもたっぷり。カレーの辛さもあってパクパク食べ進むので、もうちょっと大きいと嬉しいけども。
[目黒]ルソイ
チャイはしっかり食後を見計らって。しかしあまり特徴はなく。ちょっと薄めかな。

うーん、今更私なんぞが評するまでもないですな。これだけ長年やられているのが伊達や酔狂の筈もない。納得と感動の美味さでディナー再訪は必至。但しインド料理初心者は連れて行けないかなぁ。

[目黒]ルソイ
JR目黒駅西口から出て、山手通りに下ってく方の目黒通りを進んで徒歩5分ほど、左手にあるビルの2階。(丁度複合歩道橋の階段を降りた所)