難波界隈でかなりの高評価を得ているこのお店。HPがあったので拝見してみると…結構ディープそうな雰囲気が漂い、メニューの品揃えや料理画像を見る限り、そこら辺のありがちな店とは一線を画す感じ。これは期待出来そうだ、という事で訪ねてみた。
こういう雰囲気の店は得てしてハコが狭いので、開店直後を狙って訪ねたが…ハコは確かに狭い(ギリ20席程度?)が、客入りは日本橋駅近でもそれ程でもなかった。但しテーブル席のみなのでお1人様は空いてる時を狙うのが吉かと。
ホールを仕切るシンさんから、『今日はビリヤニありますヨー』の声と共にメニューを渡される。このお店は土日限定でビリヤニを出している、というのは先のHP閲覧の時点で気付いていたが、普通のカレーも充分美味そうであり、ランチから頼めるかどうか不明だったのでビリヤニは特に考えずにいた…が、勧められてしまっては俄然興味が出てきてしまい、結局ビリヤニを注文。土曜がチキン、日曜がマトンで、大体いつもランチタイムには売り切っちゃうんだそう。
注文後は先ず、辛いトマトスープが出された。ショウガとニンニクが効いていた。
チビチビ飲んでいると、丁度飲み終わる頃にビリヤニ登場。ダルカレーとライタと食後のチャイ(飲みかけ失礼)付きで、\1,000ポッキリ。
ゆで卵のスライスとかありがちなトッピングだよね~、期待した程じゃないか…なーんて思いながらダルカレーと混ぜ、口に運んでみると…
めっちゃ美味いやーん!!
ビリヤニもカレーも出来たてだからかスパイス感が鮮烈で、ライタと合わせて食べた所でその内に結構な辛味感に襲われるんですが…それでもスプーンを動かす手が止まらない!それほどに美味いです。パラパラ具合だとかバスマティの香りだとかそんな辺りが素晴らしいのは当然として、マトンも柔らかく、臭みなく、骨もない。食べ進めを阻害するものは自らの汗だけであります!
強いて意見を言うなら、ホントに辛かったので、もうちょっとライタの量があると良かったな、ぐらい。チャイもアイスながら香り良く、全ての品が大変美味しかったし、シンさんは愛想良く日本語堪能なのでトークも無理なく楽しめる。
なんだこの店、最高やん!カレーとナンも是非食べてみたい!絶対また行きますわ!
千日前通から堺筋を下り、黒門市場を過ぎた先の左手、横丁っぽくなってる所に入ってすぐ。
南インドのフィッシュカレーに、ケララとか、マラバールの名前を付けていないと言う事は・・・本命アーンドラ・プラデーシュ州出身、またはカルナターカ州出身と推察します。
本命アーンドラ・プラデーシュ州出身と思う、もう一つの理由は、ビリヤニが、ハデラバディっぽい事ですね。
>ダルカレー
本当にダルカレーですか?
通常ビリヤニには、ビリヤニを作った際のグレービーを使ったカレーが添えられます。
ミルチ・カ・サランと言います。(2012-05-28 21:01:04)
付け合わせの品は…すみません、グレービーがどうだったかはちょっと記憶に残っておりませんが(汗)、でも、アーンドラキッチンで出る様な物でなかった事は確かです。って、ミルチ・カ・サランも、アーンドラキッチンでの物が絶対という訳ではないですよね…。(2012-05-29 00:36:24)
オリッサ州なんですか。
ミルチ・カ・サランは、ハデラバディ・ビリヤニのものなので、オリッサ州では別でしょうね。
でも、カレーを出すのは、珍しいですね。
とある店で、日本人カレーが好きだからと言って、ビリヤニにカレーを添えて出してきた店もありましたが。(2012-05-29 21:47:23)