静岡よりマサラをこめて

数年前に新静岡センター(という呼称がなかなか改まらないぜ！)近くにOPENした、静岡市唯一のトルコ料理屋。確かアラムが開店したのと同じ頃だったかな？外観が少々オシャレ過ぎて1人での訪問に二の足を踏んでいた所、此度めでたく同行者が見つかってやっと訪問でけた(汗)。

しかしこの同行者が結構な酒飲みだったもので、ここがアルコール類の無いトルコ料理店という事でブーブー文句言われてしまいました…ってHPにはちゃんと書いてあるし、あたかもボスボラス･ハサンに行く様な感覚でいた私が悪いのですけど、お酒の置いてないトルコ料理屋なんてあるんですね…いやなんとなく、トルコはイスラム国家にあって戒律に緩そうな気がしてたもので。

入店してみると、店内も予想通りシックでオシャレな雰囲気だったが、広さはそれほどでもなく30席は無いくらいか。シェフ(トルコ人？)，ホール(日本人)共に女性だったが、これはたまたまか？店内常時禁煙でもあるし、女性経営陣だからお酒も置かない様にしてるとか？そんな事はないか。
　
ランチにはランチのセットメニューが、ディナーにはコースメニューがあるが、この日は折角なんでアラカルトで頼んだ。以下、食べたもの。
　
左画像はスィガラ･ボレイ(チーズ入り揚げ春巻)とエキメキ(トルコパン)、右画像はサービスで頂いたメゼ･タヴァウ(ポピュラーなペースト状の前菜)。スィガラ･ボレイが美味すぎて超酒飲みたくなるんだけど、どうしようもないね(^^;。エキメキは即ち焼き立てのパンなので、小麦の香りなどはたまらないが、ここのはちょっと固めです。フランスパンとまでは言わないが。メゼとはよく合う。真ん中のトマトのヤツが一番スパイシーで美味かった。

ピラウ･ドネル。削ぎ切り状のドネルケバブに、ピラウ，ポテトフライ，スライスオニオンを合わせて乗せたワンディッシュスタイル。メニューにはピラウとあったが、これは只のバターライスじゃないかい？

ウズガラ･キョフテとは網焼き･肉団子であり、即ちトルコ風ハンバーグ。こちらも同様のワンディッシュスタイル。キョフテはボスボラス･ハサンに比べると小さすぎて淋しい…子供用お弁当サイズかっ(泣)。

チェリージュースとチャイ。本場さながらに角砂糖ガリガリしながら飲もうと思ったら、チャイのカップが熱すぎて持てないんですけど(汗)。おとなしく砂糖投入して飲みました…。

その他、ウチらは結局食べなかったけどデザートにはドンドルマやバグラヴァもあり、一通りのトルコ料理は揃ってます。ですが…ボリュームはちょっと淋しめですかね？取り敢えずウズガラ･キョフテの小じんまりさはショックがデカく、肉々感の楽しめないトルコ料理なんて！という思いも正直。まぁデートには上品な雰囲気でいいと思います。

北街道の沓谷交番の所から奥(山側)に入り、2つ目の交差点を左に曲がればすぐ。