静岡よりマサラをこめて

(訪問時期は、2013年の夏頃)
某ログによる静岡のカレーランキングでは長いこと1位にいる店。日本人シェフの店にはあまり食指が動かないのだが、ここまで不動っぷりを見せられると流石に気になり、数年前から行こう行こうと思っていたがやっと行く事ができた。
お店は伊豆高原駅から高台の方(伊豆高原)にズンズンと上がっていった先にあり、徒歩では厳しめか…。山小屋風の建物で席としては4人テーブル×5とカウンターがあるが、駐車場が店前に2台，横に2台，奥に2台の6台分しかないので注意。外に入店待ち席はありますが、サーブも遅めなので、開店突撃してのんびりするのがいいと思います。

店名の割りにカレーはどれも欧風っぽく、ラインナップもビーフ(伊豆牛)，エビ，チキン，きのこの4種類のみ(ビーフは辛くない"のんからビーフ"もあり)で、後はソフトドリンクとちょっとしたケーキとか。お値段は勿論、伊豆マジックですよ奥さん！

一通りの注文を終えた後に出てきた、紅しょうが＆らっきょうのポット。ヨーグルト(onブルーベリー)は、大所帯(7人)で押しかけたのでサービスしていただいた。

きのこカレー、ライス大盛にして\1,050+\100也。食べ始めは少し水っぽいかな～？という感じ。食べてる内にスパイス感がやってくる。

チキンカレー(左)\1,200、ビーフカレー(右)\1,500也。カレーの種類は器で区別。肉のカレーはやはりグレービーがある分、食べ出しから旨味を感じるが、食べてる内にスパイス感がやってくるのはこちらも一緒。今考えるとパウダーが沈み気味だったって事なのかね？(つまり沈んでしまうほどにサラサラ系である、と)

\300追加する事で、ドリンクまたはデザートをセットにする事ができる。これはブドウ果汁。ワイン屋さん作との事である。

\500追加すれば、ドリンクとデザート両方が付く。これはアイスチャイとフローズンヨーグルト。食後のこれが一番うまかったな(´～｀;)。

総じて…うーん、ここのカレーは何を目指してるんだろうな？と。自然派な感じをスローな雰囲気で楽しめばいいのか？それとも、リゾート地で食べるリッチ感を満喫すればいいのか？現状はそのどちらの面も中途半端な出来なりのカレーな印象で、値段の高さとか店への行きにくさとか、そういうネガティブ要素を弾き返して「また行きたい！」と思える程の物と味ではありませんでした。私の人生には、今回の思い出だけでもう十分かな。

伊豆高原駅前から伊豆高原に通じる道へ入り、オートマタ美術館，さくら住建がある交差点まで来たら左折。そこから更に暫く進んだ先。車で10分くらい。