静岡よりマサラをこめて

(訪問は2013年の夏頃)
麹町のアジャンタで修行を積まれた、アジャンタ四天王(勝手に命名)のお1人である藤井さんのお店。ここも前から行こう行こうと思いつつ、やっと行く事ができましたは。なぜ四天王の方々はこぞって辺鄙な所で営業なさるんですかねぇ…。

高幡不動駅まで着いてしまえば、後はもう駅からすぐ。お店は内外共にパッと見だと喫茶店風というか。あまりインドとかカレーとかいう雰囲気ではない。カウンターはないが2人テーブルが多数あるので、お1人様でもそれほど難はなさそうだった。

ランチは8種のカレー(マトン，チキン，キーマ，季節の野菜，マイルドチキン，ナブラタンコルマ，バターチキン，日替わり)から1品選んでナンorライスとのセットにするパターン(\840/\790)と、2品選んでナンorライスとのセットにするパターン(\940/\890)と、2品選んで焼き物も付く豪華なアンジュナプレートの3パターンでいずれもドリンク付き。サイドメニューもお昼からボチボチ行ける様だ。

アンジュナプレート。カレー2品(↑上記から選択)，ハーフナン，ハーフライス，サラダ，チキンティッカ，シークカバブ，アチャール，ドリンク(チャイ，ラッシーあり)で\1,150也。カレーは季節の野菜とキーマにしたが、確かに美味い！特にキーマが美味く、水分少な目のカレーでキーマにスパイス感が凝縮されていて、更にそのスパイス加減が強すぎず弱すぎず絶妙なため、口に運ぶ度に後を引く。テンポよくバクバクいきました。

ちょくちょく誘っている同行の友人も、『ここのチキンカレーは今までで一番好みかも』と言っていた。カレーは思わず全品制覇してみたくなるほどの美味さですね。
ただ、クリスピー系でやや固めのナンは…アンジュナプレートのナンはハーフだったのも何か関係するかもしれませんが、それ程いい所もなく、まぁ普通のお味ですかねーと。焼き物はカバブもティッカも美味しく(開店直後だったからなのもあるか？)、タマネギのアチャールもフレッシュで辛かった！

このお店の味が一気に色々楽しめて、カレー2品と焼き物で満腹にもなるし、アンジュナプレートは良かったです。また食べたいと思うし、カレーも色々試してみたいし、再訪したいとは思うんですけど、如何せん訪ね辛い場所なのがなぁ…(泣)。

京王線高幡不動駅を出て(ロータリーのある方)、右手に見える高幡不動尊参道へ入り、右手にある2本目の路地を入った所。