2014年末、クリスマス終了後から晦日までという変な期間に、静岡伊勢丹で横浜中華街展という催しをやっていたのですが、そこにナワブが出店するとの情報をふま~ゆんさんよりいただく。え?なんで中華街フェスにインド料理屋が出んの?しかもなんで東京の店が?(笑)と混乱したが、武里のナワブ・ダルバールのオーナーらしき人のFacebookページに準備写真が載っていたので、本当にあのナワブが出店する様だ…という事で、ナワブも気になっていた店なのでちょうどいい機会、行ってみた。
[静岡]ナワブ(伊勢丹)
催しの告知は当然ながら中華一色で、カレーの雰囲気など微塵もないのに…会場フロアまで行ってみると本当にナワブのスペースがあった。これが本当のステルスマーケティングってやつか(違う)。
[静岡]ナワブ(伊勢丹) [静岡]ナワブ(伊勢丹)
レジ前に置かれたホットプレート上ではタカタクが調理(ただ混ぜてるだけで軽快な音などはしない)され、その横のバイキングなんかでよく見る加熱機構付きバット(なんて名前?)にはバターチキンとサグチキンカレーが。更にその横のテーブルには、スナック類がズラズラ~っと並べられていた。
よく見るとホットプレートの前には小切りにされたナンが置かれ、カレーの試食も出来る様になっていた(笑)が、残念ながらカレーもナンも冷えっ冷え。カレーは冷めてもまだいいが、カチカチになったナンを食った所で良い印象は湧かない。いくら日本人がナン大好きだからって、ここは置かない方が良かったね…。
[静岡]ナワブ(伊勢丹) [静岡]ナワブ(伊勢丹)
結局、目の前で温かそうである事が確認できたタカタクと、パン系は奥の厨房スペースで焼いているのを確認した上でナンロールをチョイス。サモサも気になったが、多分この目の前の冷え冷えの奴を入れられるんだろうな~という事でパス。ホットチャイも付けて\648+\648+\324也。全体的に値付けが強気すぎたのも手を引かせた一因。

青葉公園で早速食す。ナンロールの中身は、チキンティッカとせんキャベツとソース的なもの。冷めてなくてもナンはちょっと固く、食いちぎりと咀嚼にやや苦労するが、味自体はまずまず。チキンティッカのスパイシー感のお陰か。タカタクはもっと色々な食材を使っているのかと思いきや、食べてみたらほぼチキンのみでちょっとガッカリしたが、こちらも強いスパイシー感には満足した。

そんな感じでナワブがどうこうというよりは、やっぱ百貨店のフロアを間借りして出すスタイルではこんなもんか、というのを再認識して終わってしまいました。ナワブの今回の出店はなんだったのか?静岡方面への斥候ではないのか?もっとちゃんとした品々をちゃんとした値段で食わせて下さい!進出お待ちしております。