ボンベイ庵でのスパイス不足感を解消するため、夕食の2次会は「スパイスが鮮烈な所!」という事で協議の結果、初生にあるタイ料理のラッタナーに行く事になった。個人的にこれまでタイ料理はあの酸味が苦手だったんですが、『他の店で食べた時は何とも思わない、もしくは不味いとさえ思ったタイ料理でも、ラッタナーで食べたら美味しいのよ!』との事で、ご指導いただくことに(笑)。

お店は市街から姫街道を北上して東名を越えた辺り、小さな料理店が軒を連ねる中の1店で、2軒隣にはベトナム料理のベトナムキッチンもある。土曜の17時を過ぎても開かないな~と暫く待った所、30分くらい遅れて女将のホンさんが日本人のご主人の車に乗って到着。このご主人がなんと○○○○の○○部長さんとの事なので、ご主人の仕事が押したんですかね…。

店内は3席のカウンターと、2人,4人,5人のテーブル席。2階席もあるみたいだったが詳細は分からず。店内の一角にフリードリンクのコーヒーをいれるスペースがあるが、そこの立ち回りにもちょっと苦労するくらいの狭さ。そんな中でも開店後30分くらいで1階席は満席になった。

以下、食べたものをつらつらと。
[浜松]ラッタナー
前菜として手作りチェンマイソーセージ・サイウアを、\600也。女将さんの実家がこのサイウアを製造してるんだそうで。辛さはそれ程でもなく、普通に肉肉しいソーセージ。ご飯(カオヌン)が欲しくなる…。
[浜松]ラッタナー
おなじみトムヤムクン。大/小サイズが選べ、これは大サイズで\1,500也。辛さMAX(ペッペッ)、パクチーMAXのSP仕様で、正直注文の段階では身構えていたんですが(^^;…おぉ、確かに美味しいです。酸味はあるが、それに打ち勝つほどにエビの出汁が効いていて濃厚。そういやトムヤムクンってエビのスープだったんだよな!
[浜松]ラッタナー [浜松]ラッタナー
カレー2種。激辛骨付きチキンカレーであるタイヤイと、何故か巷でちょっと人気になったゲンマスマン(ゲーン・マッサマン)。どちらもジャスミンライスが付いて\900+\1,000也。料理説明からして「ミャンマー~タイ北部のカレー」「インド風カレー」とある通り、これはもう西アジアのカレーな感じですね。レッドカレー,グリーンカレーといったものとは一線を画しており、大変食べやすくて美味。
[浜松]ラッタナー
豚肉と五目野菜の炒め物、パットパックルオーム、\600也。見た目は普通の野菜炒めですね…と思ったが、辛さがダンチ!
[浜松]ラッタナー
デザートで落ち着けましょう、という事で三色アイスクリーム、\500也。左からマンゴー,ココナッツ,ドリアン。しかしここでも、ドリアン味をマンゴー味で落ち着ける羽目に…(笑)。
[浜松]ラッタナー
ココナッツのプリン風デザート、カノントイ、\500也。味わいもそのまま、ココナッツミルクを固めた感じで。ただ、あったかい品だったのでちょっとココナッツのエグ味もあり、冷やした方が美味しいんじゃないか?とも。

なるほど、取り敢えずタイヤイとマッサマンは、インドカレーに慣れ親しんだ身であれば難無く受け入れられる味だという事が分かりました。ジャスミンライスが食べたくなったら、今後はタイ料理屋にも入っていこうかね。

[浜松]ラッタナー
市街からR257(姫街道)を北上し、アピタを過ぎ、東名高速を跨いですぐの左手。