GWはまた大阪で色々食べ歩こうと思っていたのだが…結局多忙につき長期連休にはならず、ネパール大震災によりネパール系料理屋にもちょっと行きづらい雰囲気になったので、今回はスリランカ系を攻めてみる事にした。
先ずは、大阪のスリランカ料理屋といえば真っ先に名が挙がるのはここではないでしょうか?のロッダグループから。って、何も知らない内はその店名から「へぇ~大阪でそんなに何店も展開してる店なんだ~」と誤解していたので、そこで植えられてしまった誤感覚が大きいのかもしれませんが…(今更もう改まらないよ…)。という訳で別にこの店はグループ展開してる店ではありません。ロッダさんご兄弟が経営されている店、という意味です。
お店はドーム前千代崎駅から北上し、ちょっと路地に入った所にあるのであまり目立たず、それほど派手な看板もない。こんな立地では結構空いてるかな?と思い入店したが、そこは人気店のランチ時…ほぼ満席であった。というかカウンターのみ8席ほど(奥に小さいテーブル席もある?)の店なので狭い。自分以外は既に馴染み客の様であり、着席→オーダー→軽快な雑談→ムシャムシャ食うという流れに無駄がない…。
一見さんオーラが出まくってる私の元に、ロッダ(兄)さんがメニューを持ってきて簡単に説明して下さる。細かく見ればレギュラーメニューから日替わりのスペシャル(ディナーのみ)まで色々ある様だが、最後にギャミラサのページを指して『オススメハ、コレネ』と言われてはギャミラサにするしかないじゃないの。
「ギャミラサください」
『カレーはナニニスル?ポーク,チキン,フィッシュ…』
「ポークでお願いします(ポークが一番辛いと事前に把握済)」
『カライケド、ダイジョウブ?』
「うん、大丈夫」(ニヤリ)
『OK』(ニヤリ)
これ系の料理が好きな人間だとは分かっていただけた様だ…と待つ事しばし、カウンター越しにロッダ(弟)さんから渡されたギャミラサがこちら。ギャミラサとはどういう料理なのか?と思っていましたが、ギャミラサとは郷土料理,田舎の料理といった意味だそうで、即ち、こんな感じの全乗っけスリランカンプレートが正に"ギャミラサ"であるわけです。この日のプレートは先述の選択カレーと、インゲン,ビーツ,パリップ,ポルサンボル,青菜のマッルンの6品とパパダムが乗って\1,200也(休日はSPカレー追加+バスマティになって\1,500)。食後に1/4ほどにカットされたバナナとアイスチャイも出ます。
早速混ぜ混ぜしていただくと…う~ん、めっちゃうま!!
ポークカレーの辛さと、渾然一体となった旨みとでスプーンが止まらず。春の陽気と相まってやや暑ささえ感じる中、汗かきまくって夢中でいただきました。ロッダ(兄)さんに『アセ、スゴイネ~』と笑われたが、こう返しておいた。「しょうがないよ、辛くて美味しいから!」
店内の狭さと常連さんのチャキチャキっぷりから生み出される焦燥感(そんなん感じるのは自分だけか…?)が無ければ、ロッダ(兄)さんも話好きそうだしもうちょいゆったり出来ていいと思うんですけどね…ディナータイムも人気で混雑してるみたいだし…。ともあれ、スリランカ料理好きなら是非行っておくべきお店なのは間違いないです。
地下鉄・長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅からの場合、2番出口から出て目の前の大通りを梅田方面へ。歩道橋がある所の路地を左に入り、200mくらい進んだ所の右手、角。
実は先日大阪一泊二日をやりまして、当然真っ先にロッダグループに向かったのでした。しかしスリランカに帰国中との貼紙が出てお休み、こんなこともあろうかと候補をピックアップしといたのさ、とセイロンカリーまで歩くもスリランカに帰国中との貼紙。このままで帰れるか、と翌日向かった阿波座のヌワラカデでようやくスリランカ料理にありつくことができました。大阪のスリランカ料理店は選択肢多いので、諦めなければ何とかなるってことですかね、羨ましい限り。
ヌワラカデのホームスタイルが旨かったので、チキンコッツをテイクアウトしましたが、ソースの様な甘味を仄かに感じて「コットロティというかコットお好み焼きというか」なんて気分に。大阪だからってことはないと思いますが、茨城では食べたことのないコッツでした。(2016-01-14 01:05:41)
大阪の店だと大阪っぽさを感じるというのはたま~に私もあります。チョウミンを頼んだらソースが何だか日本ぽかったりとか…ん?これは単なる手抜きか!?(汗)(2016-01-17 18:25:35)