静岡よりマサラをこめて

以前、浜松にニルヴァーナというインネパ料理屋があり、なかなか美味しい料理を出すお店だった(ナンセンターのカマルさんもお勧め←ってかオーナーと仲がいいらしい)。しかし2年くらいで店を畳んでしまい、残念だなぁと思ったが…単に掛川の地に鞍替えしただけらしく、すぐにこのお店をオープン。先の通り味の良さは分かっていたので、その内行こう行こうと思いつつ…結局こんな時期に。

お店は掛川駅前の通りを西に1kmくらい行った所。東に1km行けばガネーシャ、南に1km行けばビニータか…次に出来る(であろう)北の店は、もうちょい駅近でお願いします！汗をかきかき店内に入ると、日曜の丁度お昼とあって満員御礼の大賑わい。まさか静岡県でラッソ以外にウェイティングリストに名前を書かせるインド料理屋が存在するとは…。10分ほど待った所で電話連絡が入り、再び店に出向いて着席。まぁ待たされはしたが、ここまでの対応は終始丁寧。元･喫茶店らしき店内は席数的には30席ぐらいあるが、やや詰め込み過ぎで少し窮屈感があるかな…冷房の効きも悪い。

ランチメニューは各カレー＆ナンorライスのセット，更にタンドリーチキンを付けたセット，生春巻き＆チーズナンのアジアンランチ，豪華な焼き物プレートが付くスペシャルランチの4つ。グランドメニューまで目をやればカレー30種，ナン10種，サイドメニュー20種と豊富に揃えるが、特に他国要素や珍しい一品はなく、悪く言えばありきたりな品揃え。ビリヤニもあったけどメニュー写真を見る限りはなんちゃって炒飯だと思います。

スペシャルランチ。カレー1品(ベジ，キーマ，ポーク，サグチキン他、15種から選択)，ナンorライス，サラダ，焼き物プレート(タンドリーチキン，マライティッカ2pcs，シークカバブ1pc)，ドリンク(チャイ，ラッシーあり)で\1,500也。

カレーはニルヴァーナでも食べたダルにしたが、うむ、なかなか美味しい。流石にニルヴァーナ時代と同じかどうかは思い出せないが、スパイス感と共にダルもたっぷり入って良いです。ただ…4分割されたミニトマトのトッピング、これは不要じゃないですかね。折角カレーを味わってる所にいきなりトマトそのものの味が入ってくると超萎えるんですけど…まさかこれ全部のカレーに乗ってるの？いや～もし次の機会があるなら、確実に「あのミニトマトはやめてくれ」って言います。

あと焼き物プレートの内、肝心のタンドリーチキンの出来が残念。漬け込みが甘いのか赤く色づいているのは表面だけで、かぶりついてもただただ素焼きしたチキンの味しかしない。マライティッカは美味しく、シークカバブのパサつき加減は想定内だったんですけど…というかチキン分多め過ぎやしませんかこのプレート。まぁそれを分かって頼んだのはこっちですけど(^^;。

カレーに変なトッピングがなく、タンドリーチキンを食べなければ、人気の程にも納得できたかもしれませんが…今回の印象からだとちょっとこの人気具合には驚かずにいられない。まぁ大食漢でなければランチからタンドリーチキンはあんま食べないだろうし、夜だと仕込み方や仕上げ方法が違ったりするのかな？品数はまずまずなのでもうちょい通ってみるか…。

掛川駅北口前の通りを西に1kmほど進み、R1と交差する所(大池西交差点)のちょい手前。