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ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、そしてブラッド・ピット。生憎メインキャストの女優さんの名前は存じ上げなかったが、豪華キャストなのは間違いない。監督もノーカントリーでアカデミーを受賞したコーウェン兄弟。

錚々たる面子にしてこの映画の内容!ダラダラぐだぐだと進む人間模様は一体どこに着地するのだろうと訝っていたら、なんと特にどこにも着地しなかった!うはは、いい意味でこれはひどい。

物語は着地しないが、ミスリードしてみたり伏線を回収したり構成はしっかりしている。ジョージ・クルーニーのアレなんて、期待の裏切らなさっぷりに苦笑してしまった。ナウく言えば歪みねぇってやつ?

テーマも個人的には共感できるものだった。CIAの偉い人おいしいね。世の中特に意味もなくいいことがあったり悪いことがあったりしますよねぇ。深読みするだけ無駄っちゅうか。こまけぇことはいいんだよ!

お脳が不自由なブラピがノリノリすぎてかわいかった。