総集編的なあれかと思ったら、全然違う話に作り替えられてたぜ！
基本設定から大幅な変更が入っているので、スターシステムを使った別作品として見た方がいいかもしれない。
内容も非常にポストEVA的というか、まぁストレートにEVAっぽいシーンがだいぶ目立った。そろそろ00年代も終わりという時期にまだ人類補完計画かよ。
そもそもTVシリーズを見たわけじゃないので言及しにくいんだけども、ゲッコーステイト一味がだいぶ悪役に描かれてるのがちょっとなぁと。そのせいでクライマックスの戦闘もカタルシスがない。
ちょっと勝手すぎやしませんかね？タルホが●●したからってなんも解決してないっつーか、普通に考えて生まれる前に二人とも死んじゃうと思うんですが。
空中戦の描写はかっこよかっただけに残念。
そうそう、何故エウレカ「セブン」なのかは一応説明がありました。TVシリーズではどうだったのかわかんないけど。
「ケレン味がある」を遥かに仏契ってケレン味しかない映画。邦画界すごい！やればできる子！
日本人俳優って台詞回しが妙に芝居掛かってるのが映画に合わないと常々思ってたんですよ。洋画と比べて単純な演技力で劣るというよりも、演じ方自体が違っていて。おそらく洋風の劇というのはここ100年強の文化。西洋と同じことやろうとすると歴史の違いが出ちゃうのかなーと。
ところがヤンキーの方々というのは様式美の世界に住んでおいでなので、大げさな芝居が実にマッチしている。もう今後邦画は全てヤンキー映画でいいのではと思うほどだ。
アクションも非常に頑張っていて、大乱戦は実に見ごたえあり。よくここまでやったもんだ。
パンフによると俳優陣のモチベーションも非常に高く、俳優側から演技・設定等バンバン提案して現場で作り上げた部分も大きいそうな。そんな辺り非常に香港映画っぽい。いつでも一番ホットな現場に急行ですね。
ダサカッコいいのが好きな人に非常にオススメ。
ところで美藤竜也役の三浦春馬、しんたる君にかなり似てると思った。
ズキュゥゥゥン。
超ウマイカレーとして有名なプレーンタモリをついに作ってみたよ。要は鶏肉をほろほろに煮込んでかなり水分飛ばしたルゥと、カレー風味マッシュポテトをご飯と混ぜて食うというもの。グチャグチャに混ぜるのが作法だぜ。
というわけで試食。
……。うーん、これ、旨いのかな？もう一口食べてみよう。
そして10分後、僕は空のお皿を見つけたんだ！
うわー、これはいくらでも食べられる飽きのこない味だわ。プレーンの名は伊達じゃない。鶏肉はスパイシーでうまうまだし、マッシュポテトの柔らかい食感とほのかな甘さがご飯とルゥの間を取り持って云々かんぬん。
ただ、辛さはせいぜい中辛程度なので、お好みでガラムマサラをたっぷりアレするといいかもしれない。
あとオフィシャルのレシピでは半蓋で2時間煮込むことになってるけど、半蓋でやると水分飛びまくって大変なことになるよ！ちゃんと蓋すべし。
さて、おかわりしてくるか…。
どこが「セブン」なのかはTVでは特に言及無かった気がする(2009-05-09 00:14:56)