ゆうゆ

 迷ったら行くと決めて、一人『2016年「胡坐」見守り隊』と勝手に名づけて、
福岡2日目の5月12日。
見届けて参りました。

 
 めちゃ迷って迷っていた心は、数日前の朝方の夢に出てきた優くんで決まり!!
その日のうちに、行く事をお友達に伝えて、JRのチケットを買った。
高速バスも開通していたが、最終便の遅い方を選んた。
博多駅の「KITTE」にも行きたかったし・・・

 地元を早くに旅立って、中州川端でMちゃんと待ち合わせ。
櫛田神社でお参りをして、お昼を一緒に食べて、喋り倒して・・・
あぁ、幸せな時間。
実は、この日のワタクシは泣いてばかりでした。
11日の終演後の優くんのツイートに、どうしてもリプが送れなくて、その夜は苦しくて。
眠れなくて、そんな気持ちを引きずっていたのだろう。
話していると、自然と涙が・・・・
本当に変な2人組だったと思うわ。
キャナルシティで、ワタクシが今も後悔している2012年の「卒業」発売イベント。
この辺りで行われていただろう場所に、昔の面影を探したり。
もう、欠片も残っていなかったけどね。当たり前。

 夕方、到着したIちゃんに、今のワタクシの現状を話していたら、視点の違う彼女から
目からウロコのような言葉を貰った。
冷静さを欠いていたワタクシだったが、その視点から考えると何でもない事だったと
思えたから不思議だ。
ファンとして、気持ちの迷いやブレがある時に、こんな風に話を出来る事、そんな人が
いる事は幸せなこと。
彼女がぶれた時には、ワタクシがぶれてなかった事もあったよな。
そうして、その人人のタイミングがあるってもんだ。
彼女は、地震が起きたその時に、なぜか夢に出てきて癒してくれた人で、普段会えないから
Mちゃんと同じ日という偶然もあり、ワタクシの気持ちを揺り動かしてくれたのだ。

 ライブ前に、これまでグッズを買うチャンスもなかったから、いくつか購入してガチャも少しして・・・
いつもライブ前の様にして過ごした。
当然、チケットないから、ライブ中はお留守番なのだけど、その間にも娘のような
お嬢ちゃんと知り合ったり、優くんが繋ぐつながりは絶えないワケで・・・
お友達がたくさん、参加出来ていた。
終演後に、会場前で普段のライブ会場のように、いつも会える人たちに会えた。
彼女らの笑顔が、ライブの充実感を感じさせた。
福岡は、昨年と同じ「胡坐」だったと確信したワタクシ。
それだけでも来て良かった。

 そうして、この福岡でのひと時で、ワタクシは優くんのこの先を見届ける事を心に決めた。
辛かったのは、ファンをやめたくなかったからだ。
その為に、必死であがいていた。情緒不安定にもなっていた。
ジタバタしていたワタクシを、引き止めたのは他ならぬ高橋優自身だった。

 泣いてばかりいたけど、笑ってMちゃんとIちゃんと別れる事が出来た。
次に、いつ彼女らに会えるか分からない。
同じ大地に住んではいるが、結構に離れている九州。
「直接会わなきゃ出来ないこと」 本当にそうだね。

 

 初聞きから、既に10日以上になります。
タイトルを知った時は、これはどういう楽曲になるのか?
きっと「こどものうた」との対極をなす曲なのだろうと、勝手に思い込んでおりました。
そうして、プロデューサーの島田さん。
ストリングス多用のバラード系であろうとは、推測をしておりました。
ウエディングソングって、言っても一捻りあるんじゃないかなぁ?と思っておりました。

 そうして、ANNで聞いたのが5月14日。
優しい曲でした。ウエディングソングというよりも、家族の曲だと思いました。
繋がっていく家族というものを、幸せに作っていくための・・・・
優くんの生活において「結婚」という言葉が大きな意味を持ったのかな?
前から、優くんが結婚したり、お父さんになったりした時に、どんな曲が出来るのか
とても聞きたがっていたワタクシではあります。
アルバムの最後の曲ならば、優くんは今何かに満たされている様だな、幸せが近くにきて
いるのかなぁ~と思ったとはず。
シングルだと、少し意味が違ってくるのかなぁとずっと考えていた。
耳障りの良い音である。
嫌いじゃない。ただ「さくらのうた」の後のシングルなので、少し肩透かし。
きれいにパッケージングしている曲なのだけど、何か痛みを感じてしまう。

 ここから先は、優くんが制作の理由になったスタッフさんの結婚については何も関係ありません。
これからの人生を歩み始めたお2人には、幸せになって欲しいと心から思います。

 サビのところがずっと耳の奥に残ってて、自然に脳内リプレイを繰り返しておりました。
産まれてきて良かったんだよ。生きてて良いんだよ。
って言われている気がした。
産まれるという事は、産まれてくる子供には選択肢がないという事。
産まれ落ちた国、環境、貧富の差、教育、何をとっても自分で決める事は出来ない。
日本であっても、産まれた瞬間から同じ道ではない。
その上で、産まれた理由を探す。
産む側の事情。
産まれる理由。
とても、とてもデリケートな題材である。
でも、産まれてしまったのならば、より良く生きたい。
そうして、今を誰しもが生きている。
何かのえにしで、出会って、結婚をして・・・そうして、子供が出来る。
それは当たり前の事で、種の保存の為に行っている自然の行動。
しかし、産まれるまでは、綺麗事では済まない事情の中で世に出る命もある。
また、産まれなかった生命。
授かる事すら出来ない場合だってある。
「産まれる理由」は、ポエトリーである。
生存価値まで考えてしまう様な深いものが底にはある。
それで、いくばくかの痛みを感じてしまう。
決して、全ての人たちが望まれ恵まれて、愛されていくわけではない。
その事に思いが及んだ時に、この曲の痛みが分かる様な気がする。

 「こどものうた」を最初に聞いて、次に聞くまで2年を要したワタクシ。
(しかも、2度目に聞いたのがライブ会場だったという逃げられない環境下で聞くという)
言葉の痛みを感じる楽曲である。
「産まれた理由」は、言葉は穏やかであるが、のほほんと聞いてはいけないような。
本当に、アルバムの最後の曲なら印象もずいぶんと変わるのにね。

 シングルは、4曲入りでドラマの主題歌「WEEKEND JOURNEY」
こちらは、アップテンポで優くんらしい楽曲で、歌詞もクスッて笑ってしまう感じ!!
ライブで盛り上がるよねぇ。
絶対「ハイ!!!」て、合いの手入れてやるっ。
しかし、神戸のライブ映像を見た時にも思ったのだけど、一種類の楽器がやたら主張して
いる音が、少し苦手なワタクシ・・・
勢いがあるんだけど、少しねって思ってしまったよ。


 レゲエ調だという「ヘベレケ行進曲」って、どんなんだよ!!!
思いのほか早くに再結成(??)されたメガネツインズ。
「サングラス」って、なんなんだよ!!!

 バラエティーにとんだシングルになりそう。楽しみ!!楽しみ!!!
 

 5月26日の東京で最終公演を終えた「胡坐」ツアー。
正直、このツアーが始まった4月1日からの2ヶ月は、早く日々が過ぎ去れば良いと思っていた。
本当に辛かった。

 今回、前回にいけなかった方がたくさん参加出来た。
それは、とても嬉しい事だし、ファンの方が増えているのだから、順番で参加をして
弾き語りの魅力を堪能して欲しいと思っていた。
なのに・・・
始まってみると、なんだか風向きが違っていて、戸惑う事ばかりで。
FCに入って、歌を聴きに行ってくれる方は、当然ファンだと思っていた。
曲を知っている事は当然だと・・・
ワタクシが、物凄い情熱で一気に優くんにハマッていった、その思いを皆さんが感じてると思っていた。
いや、それは優くん自身もFCスタッフさんも事務所も、そう思っていたでしょう。
だけど、少し思いは裏切られたと思った。
その事が、ワタクシのファンとしての気持ちを辛くした。
今回、行けなかったファンの方々には、毎回のツアーのどこかしらでお会い出来る方々も多くて・・
当然、リプライを送る方々で、優くんも最後まで気を使っててくれて苦しかった。

 この1年強で、ツイッターでフォロワーは10万人以上も増えた。
ワタクシがファンになった頃は、ハッキリとは覚えていないけど、3~4万くらいだったと
思う。
一気に増えて、その中には色々な事に詳しい方も多くて、優くんがあげてくれる写メの
洋服とかのブランドもすぐに特定出来てしまう。
色々な考えのファンの方がいて、分析もしてくれて、環境の変化を感じてしまう。
そんな事を嘆くでもなく、横目で見ながら、ワタクシはファンを続けていく。

 好きなものは好き。
継続はチカラだもの。
また、次の「胡坐」で会えれば良いやと思っている。