今年初めての営業スキルアセスメントの手助けで昨日、福岡に降り立った。

福岡と言えば、まだ寒さが顔をのぞかす今年の4月であれば、水炊きも悪くないだろう。先般書いた「いろは」ではなく、通販で取り寄せたスープが絶品の白湯スープだった「博多 華味鳥」中州本店に行った。

福岡市内に数店舗構える店だったが、水炊き単品で2600円、前菜や鳥刺身、雑炊込みのコースでも@4000円と、「いろは」に比べてもかなり−ズナブルという点も気に入った。おまけに各種アルコール類の飲み放題も1600円である。

いろいろな肴が盛り合わされた前菜もいい感じだし、その後の鳥刺しやタタキもグーッ! お酒と共に十分すぎる位に暖まった所で、いよいよメインの水炊き登場。通販で味わった白湯スープもそのままに、鶏肉とツミレでその美味しさを十分に堪能した後に野菜類が投入される。最後に、そのスープで炊く雑炊も絶品だった。文句なし。

ここは数ある博多水炊きの店でもコストパフォーマンスの点で上位確実な店だと評価できる。だが、それよりももっと面白かったのは、着物を着た若い仲居さんだった。何と彼女達は中国人だったのである。しゃべる言葉のイントネーションが不自然だったので気が付いたが、見た目には日本人と区別がつかなかった。でも、かの「いろは」の店員とは大違いの細やかな心配りは見事だった。今後は福岡出張の際の水炊きはこの店に来る事になるだろう。

気分を良くした我々は、カラオケを求めて隣のフィリピンパブへ。当然、途中で記憶を無くす事になるのだが、記憶保持者の証言によれば、それぞれ数曲歌って当初の目的は果たせたらしい。長居をしたが、それでも@7000円と中洲のお試し料金の範疇だった。

毎度のごとく一夜明けたらひたすらノドの渇きと戦うハメになった我々。よくよく考えてみると、一次会二次会と10人以上の女性と接したものの、日本人女性とは一度も会話しなかったという摩訶不思議な一夜を過ごしたと気付いたのは翌日の昼前だった。

やっぱり、わかっちゃいるけどやめられねぇ〜、かな?