曇り時々晴れ。今は雲間の月が美しい。朝なんとなく肌寒くて長袖を着たら日中かなり暑さを感じた。だがまた夕方から急激に気温が下がり、とうとう夜になると寒くて窓を開けていられなくなった。
読み始め。
ジム・ドワイヤー、ケヴィン・フリン著『9.11 生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言』
文芸春秋 (2005.9)
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森山さんの熱い書評 http://moriyamabook.seesaa.net/article/6756932.html で手に取った本。著者二人はニューヨーク・タイムズの記者、編集者である。同書ではWTCは「21世紀のタイタニック号」になぞられているのだが、多数の証言を元に、ビルの構造まで遡ってそのときまでを、また、そのときを、そしてその瞬間ののちが描き出されていて胸に迫る。と同時に、人間の行動の原理やわたしたちが生きている社会を考えるに至る。まさに必読の一冊だろう。