yukatti
2005-10-01(土) 20:06[大安]

疲労困憊……

晴れ。いよいよ10月……なのに、ものすごく暑い。半袖でも暑い。つまり夏の気温。でも湿度低めで爽やかなのが夏との違いだ。

演奏会疲れで肉体的には疲れ果てている状態。全身筋肉痛なのを無理矢理に動く……つもりがあまりに痛いので最低限だけ。

あとは録りためていた録画やDVDを見たり(遅蒔きながら『ケロロ軍曹』にはまり、レンタルDVDをせっせと見ている)、本をぱらぱら読んだり、テレビを見たり。「のんびり気分」を楽しむ。でもこんなに気が楽になるのは演奏会が終わってほっとしたからで(もちろん後悔はあるが)、そう思うとやはり演奏会というものの精神的な負担は自覚している以上のものがありそうだ。

でもまだ今のところ精神力・集中力はうまく持続させることが出来るように思う。それよりとにかく今回は体力や筋力に不安を覚えることが多く、そちらが問題になって続けられなくなるんじゃないかと不安になった。体力つけなくちゃ……と痛感している。

2005-10-02(日) 20:27[赤口]

平凡物欲日記

晴れ。暑さ続く。

ものすごく疲労しているので意識してゆったりしてみている。パソコンもせめて二日三日は封印したいと思った。でもメールや電話のせいで難しい。返事しなくちゃ、とか気になって全然ゆったり気分になれない。あーあ。

夕方、久しぶりにぶらぶらあてどなくご近所ショッピングセンターへ。
雑誌「湘南スタイル」(湘南暮しお洒落季刊雑誌。建築とインテリア、ライフスタイルの提案など)の最新刊を買う。これ読むと「ゆったり暮らしたい」「家をきれいに整えたい」という思いに突き動かされるが現実には叶わない。雑誌の家や人々とどう違うのだろう。

そのあと電機店に冷やかしにいき、新しいデジタルカメラが欲しくてたまらなくなる。色とキメが全然違う、あれか、あれ……。もちろん、今のデジタルカメラもすごく気に入っていて(2001年12月から使い続けている)、コンパクトながらずっしりしたホールド感があってとても撮りやすいカメラだと思ってるけれど……。

でも光学ファインダーをつけずにかわりに手ぶれ補正と大きな液晶をつけるのが最近のコンパクトデジタルカメラの主流なようで、デジタルカメラを「カメラ」として使いたい気分からするとちょっとがっかりしてしまった。手ぶれ補正機能はプラスαの親切機能かと思っていたし、光学ファインダーに慣れてしまっているからそれがついていないカメラの操作にはどうしても違和感がある。カメラとしてなんとなく本末転倒な気がするなあ。確かにファインダーと実際に写る範囲の差に戸惑ってクレームつけるユーザーはいるだろうし、差の解消は難しい(高価になるか大きくなるか)かもしれないけど、ファインダーがなくてカメラの構えが出来ないから手ぶれ補正が必須になるんじゃないのか。なんか変やなあ。

というのも素人としての「感覚」であって、デジタルカメラでは本当のところ、何がベターなんだろう? 知識を仕入れるべくアンテナを高くしておこう、と思う。

2005-10-03(月) 21:53[先負]

日常生活

曇り。南風がかなり強い。きちんとした暮らしをしたくなり日常生活に精を出す。

プロ野球の高校生を対象にしたドラフト会議が、ドラフト制度改革のひとつとして社会人・大学生とは別に行われるようになった。今日がその第一回目。が、巨人とオリックス、日ハムとソフトバンクで引いた抽選くじで混乱(それぞれ前者が交渉権獲得)。引いた当人が外れくじを当たりくじと勘違いし(プロ野球機構の赤い印が押してあったため)、かつ、進行側が結果をくじを見て確認することを怠ったため、勘違いがそのままアナウンスされマスコミにも報道されたというもの。高校生には残酷な話である。

曇りのち雨。しとしとしっかり降っている。虫の音は途切れない。

マンションの8階なのに虫の音がしっかりきこえてくる。下の方(一階とか)だともっと耳障りなくらいの大きな音なんだろうか。

強い風に乗って、どこかから金木犀が薫ってきた。

新江ノ島水族館 ミナミゾウアザラシ「みなぞう」とゴマフアザラシ

asahi.com: ミナミゾウアザラシのみなぞう急死 新江ノ島水族館 - 社会

新江ノ島水族館の「日本最大のアザラシ」として有名な、ミナミゾウアザラシ「みなぞう」くんが急死してしまった。11歳は人間で言うと「30歳代後半の男盛り」らしい。

人の目にさらされ、ショーもこなし、彼なりの苦痛もあったかもしれない、と正直言って思う(わたしも彼を見つめた一員である)。しかし大切にされていた様子は端々から見て取れた。

みなぞうくん安らかに。

2005-10-05(水) 23:29[大安]

雨の一日

一日中、篠突く雨。ひんやりした空気。

洗濯をし、アイロンをかけ、捨てる雑誌を選び(時々読み)、部屋を少し片付けた。「スローライフ」を語るスタイル誌に国際列車の旅と船旅の紹介記事が乗っていたのを見つける。カメラ(……体力に自信が無いので軽いコンパクトカメラでいい)と文庫本を手に旅に出たくなる。

百聞先生を気取って東京ステーションホテルに泊まってみたい、とかぼんやり夢想していたら、ちょうど今週号の週刊アスキーがホテルレストラン紹介記事でそこのレストランの「ビーフシチューディナー」を取り上げていた。600字そこそこの短さに駅、鉄道、大正、歴史、といったロマンをかきたてるキーワードが織り込まれていて、今すぐ出向きたくなるなかなかの名文である。と思ったら神足裕司氏のものだった。さすが。

瀬戸内海の写真集をぱらぱらと。西日が美しい海だ。今になってつくづく、あっちに住んでいた頃にもっと行っておくべきだったな、と思う。車を運転し始めてから、岡山方面にはちょこちょこと出かけはしたのだけど。

紀宮様と黒田さんの「告期の儀」。モスグリーンのローブデコルテ。どんな着ごこちなのかしら。結婚式は11/15とのこと(大安)。帝国ホテル。

巨人軍新監督に原氏。「ジャイアンツ愛」「原ジャイアンツ」意気込みを語る記者会見。堀内氏の退任会見。2年前と入れ替わりじゃん。

ジャイアンツ、まだたった2年「弱い」だけじゃないか。

新江ノ島水族館、昨夕急死したミナミゾウアザラシみなぞうくんをしのんでいつもより多めのお客さんらしい。がらんとした主のいないプールをうつすテレビニュース。確かにそこを見ちゃうよなあ。

不在になるということ。

なんとなく頭が働かなくて、雨の夜、ギターをひたすら練習する。

朝方は昨日の雨が残り、のち曇り、午後時々晴れ間覗く。風は冷たく半袖ではちょっと寒い。

「村上ファンド」の阪神電鉄株買収でいろいろ動き(クリっピング…http://b.hatena.ne.jp/yukatti/20051006)。日本シリーズもまだだというのに、ストーブリーグには早過ぎる。

やる気が出なくて、テレビの音もうるさく感じてしまう。ギターを弾いて夜を過ごす。世間から遠ざかっていく感覚。

しかし義務じゃなくなると弾きたくなるのはどうしたものか。

インターネットは「僕ら」を幸せにしたか? 情報化がもたらした「リスクヘッジ社会」の行方 - Yahoo!ブックス - インタビュー - 森健」に出会う。「ベネフィット(恩恵)に対する対価を考えてみたい」。ここで述べられている違和感の指摘はわたし自身にも当事者として心当たりのある、そしてこのごろ自分が感じていた何か(の正体がよくわからなかった)に近い気がする。この本を読んでみたくなった。

インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?
森 健著
アスペクト (2005.9)
通常24時間以内に発送します。

曇りのち雨。いっときかなり激しい降り。

明日からパ・リーグのプレーオフ第1ステージが始まる(2位ロッテ×3位西武、千葉マリン)のだが、ロッテは前日に当たる今日、前代未聞の「2005マリーンズプレーオフ前夜祭&決起集会」を開いたらしい。ボビーも選手までもステージに立って挨拶してくれる。ファンだとうれしいだろうなあ。ファンサービス素晴らしいなあ。

大岡昇平『成城だより』上(講談社学芸文庫)をぱらぱらと読む。

成城だより 上
大岡 昇平〔著〕
講談社 (2001.3)
通常2-3日以内に発送します。

七十歳を超えた1980年(氏は1909年生まれ)から1986年まで、雑誌「文学界」に連載された「日記体エッセイ」、日記形式で綴られている随筆。80年代前半の世相、文化芸術、文壇文学を好奇心いっぱいに端正な筆で綴ってある。そのころのことはわたしにもはっきりした記憶があるので、手応えのある、自分も経験したこと、として理解できる内容が多いのが率直に言ってうれしい。

2005-10-08(土) 23:16[友引]*寒露*

新しい店の開店セール

曇り、夜になって一時雨。日差しが無く北東風。外に出るとかなり肌寒さを感じるが、まだ室内まではその冷たさが入りこんでこない。

とある商品の専門ディスカウントストアが近所に昨日オープンしたのを覗きに行く。専門店であるはずなのに節操がないといっていいほど様々な種類の日常品、食品を売っていたのには驚いた。開店セールだから?(目玉商品として置いている?) それともずっとこうなのだろうか。ともあれ、こちらもボールペンとプラモデル、プリンタのインクカートリッジ、安売りのカップラーメンとカップ焼きそば、を買う。てんでばらばらである。

その建物にはもともとまた別の某ディスカウントストアが入っていたのだが、一年以上前に閉店し、そのままになっていた。その土地は某財閥系商社のものである、と聞いており、その某商社の系列はマンション開発も手がけている。で、自分もマンションに住んでいながら勝手なもので、日当たりや風通し、景観を考えるとその場所にはなるべくなら高層マンションは建ってほしくない。今回の店には長く続いてほしい、と思う。開店セール中の店は大混雑で、周辺道路に渋滞をおこしていた。

雨、時折わずかな止み間。ずいぶん寒くなる。

パ・リーグプレーオフ第1ステージはロッテが西武に連勝で突破。今日は3対1だった。これが今年の実力の差だと思う。

タイガースと戦うのはどこになるのかまだ正直わからないが(ソフトバンクは昨年の雪辱に燃えているだろうし)、ロッテのファンが日本シリーズでどういう応援をするのか見てみたい気もする。

レンタルDVDで映画『コンスタンティン』(原題:Constantine2004年アメリカ映画、フランシス・ローレンス監督)を観る。

コンスタンティン
キアヌ・リーブス フランシス・ローレンス レイチェル・ワイズ
B0009Z1B1S

キアヌ・リーブス演じる主人公は悪魔や天使を見分ける能力を持ち、人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返す「悪魔払い」を生業として行っている、という様子である(私立探偵らしい)。彼は末期の肺がんを病んでおり死を強く意識し、しかし、ある理由で強く恐怖もしている……。マトリックスを連想させるスタイルのオカルトホラーアクションであり、サスペンス、ファンタジー要素も盛り込んだある意味では「賑やか」な映画である。小あたり的にしょちゅうびっくりさせられるのだった。なんでもありのサービス精神は、ちょっとだけB級テイストでもある。

最後、エンドクレジットのあとに1シーンある。見逃さないこと。

しかし、キリスト教の諸国ではこの映画は受け入れられたのだろうか?

夕食は「チヂミ」を初めて作ってみた。以前ふとオタフクの「こだわりセットチヂミ」というチヂミ用の粉とたれのセットを買っていたのである。といっても外で食べても実際に作るのは初めてなので、まずはレシピにある卵と豚肉とにら、たまねぎ、あとレシピから外れるがお好み焼きに入れると必ずおいしくなって失敗がないたこを加えた。そして袋に書いてあるとおりに焼く(ただしホットプレート指定のところをフライパンで)と、やはりたいへん美味しく出来あがった。説明通りで完璧な味になるのは本当に素晴らしいことなのだけれど、ちょっとだけ、「あなたの工夫なんていりません」みたいでもあるような気がしてなんだか悔しくもなる。でもうまい。

体育の日は雨。一気に冷え込み10月下旬の気温だとかで、かなり寒い。衣替えが追いついていない。雨ばかりだから家事もはかどらない。

9日から10日に日付変わってすぐ、うっかりして見忘れていたシカゴマラソンをテレビ観戦。千葉ちゃんは3位(2時間26分0秒)。前半のハイペースや体調不良の影響、そして強風でずいぶん大変だったようだ。早川英里さんは5位。ゴールで倒れ込まれてしまった。低血糖か脱水症状? http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051010k0000m050127000c.html

雨のち曇り。夜再び雨という予報だったが結局降らなかった。長袖の上にコットンのカーディガン。

阪神電鉄西川社長と村上ファンドの村上氏の「トップ会談」。村上氏が興奮した口調で記者を前にしゃべる(ぶら下がり取材状態?)。

プロ野球・阪神タイガースを持ち株会社方式で上場させることを正式に提案したことを明らかにしたうえで、「ファンが望む方向で上場する方法はいくらでもある。ホールディングスという形で上場して、プロ野球のルールを定めた野球協約でもおかしくないといってもらえれば、それでいい」と述べた。」

asahi.com: 「持ち株式」球団上場提案 阪神・村上氏トップ会談 - 関西より


……ファンとして何がいちばん良い形なのか、少し迷ってしまう。上場して株が売買される。タイガースが強ければ買われ、弱くなれば売られてしまうのだろうか? それでも、かつては「ベンチがアホやから」と言われ(江本氏)、ストーブリーグを賑やかすことが普通だった阪神やプロ野球の何か体質的なことが変わるという可能性はないだろうか……。そう思っても欧米の例を見ているとどうしても不安は残る。

ねこはこのあとまた振り返って小さな舌で指先をなめてくれた。(クリックで大きな画像) 出かけた先の駐車場で猫に出会う。わたしを見るといつもは無視なのに今日はなぜかゆっくり寄ってきた。そして足元でぐぅんとのびをしたあと、ちょこんと座ってこちらを見上げる目にぐっときてしまう。そっと体に触れてみるとふわふわと骨がないかのようにしなやかで軽い。この感触が犬と違うところで、普段は犬派のわたしも猫のこの柔らかさにはなんだかどきどきしてしまう。携帯で写真を撮った。猫はこのあともう一度振り向いて指先を舐めてくれた。

2005-10-12(水) 19:48[赤口]

衣替え

晴れ。爽やかな気分。

簡単に衣替え。夜明け頃が少し寒くなったので羽根布団も出した。

パ・リーグプレーオフ第2ステージ第1戦はロッテ勝利。でも関東では中継がない! 生中継で見てなんぼやと思うんだけどなあ。スポーツニュースにかじりつく。

2005-10-13(木) 19:53[先勝]

眠い

晴れ。気持ち良い青空。天候が良いせいか忙しく動いても体が軽い。のど風邪っぽかったのもだいぶん抜けてきた。

夕方、株の大量購入でTBS筆頭株主になった楽天が記者会見を開き、共同持ち株会社の提案を話す。

テレビに比べればインターネットは難しい、もしくは扱うのに繊細さが必要だと思う。うちはテレビが部屋の王様の位置を占めている。そんな家庭はまだ多いと思う。

テレビとインターネットがテレビを扱うのと同じレベルでつながっていれば、とかいろいろ思うんだけど、権利が複雑に絡んでいることを考えるとなかなかそうはならなさそう。

夜になって級に猛烈に眠くなる。やっとの思いで晩ご板を作る。
パ・リーグプレーオフ第2ステージ第2戦はまたロッテの勝利。

2005-10-14(金) 20:05[友引]

歌と合わせる

晴れのち曇り。雨の予報だったのに降らなかった。

うちのあたりはそろそろ盛りを過ぎたきんもくせいが、出先のまちではちょうど満開。香りを楽しむ。セキレイらしき鳥が花をついばんでいるのがちらっと見えた。

歌と合わせる練習。楽器と合わせるのはだいぶんつかめてきたが、自由に感情をこめて歌うプロの歌手と合わせるのは機会が少ない分まだ良く分からない。呼吸のとり方が難しい。こちらがどういうふうに弾けばよいかもいろいろ考えてしまう。

夜はあちこちのニュース番組で、「村上ファンド」の村上世彰氏の出演を見かける。

晴れのち曇り、夜になって大雨。まさにざあざあ降りになる。
それでもべたべたした湿度を感じないのは根本的に空気が乾いているからか。

パ・リーグプレーオフ第2ステージ第3戦をケーブルテレビでテレビ観戦。ロッテが9回で4-0、これはもう勝つな、と思っていたら(選手達も当然そう思っていたのか、ベンチも優勝を意識してそわそわしたような雰囲気になり)9回裏、小林雅がストライクが入らなくなり、同点に追いつかれてしまった。そして10回裏にホークスの川崎が適時打を放ち、劇的なサヨナラ勝ち……(5対4)。久々に「野球は9回から」を噛みしめる。

しかし、メジャーリーグのプレーオフは中継するのになぜ日本のプレーオフを中継しないのだろう、NHKは。もちろんメジャーリーグのプレーオフ中継も楽しみではあるのだけれど……。

アニメの「ケロロ軍曹」(http://www.sunrise-inc.co.jp/keroro/)、現在出ているDVDをすべて見てしまったので、もういちど最初の第1回から見直してみる。今度は違うところに視点が行き、凝った作りをしているところを見つけて楽しめる。