ジャレコ「眠れない夜とパズルの日には」
最近多くなった,DS用のペンシルパズル系ソフト.いちおうニコリ監修.
五種類のパズルが遊べるのだが,正直言ってどれも非常にヌルい.ものによっては全問題が1分以内に解けてしまうありさまだった.問題自動生成機能もついてるが,これまたヌルい問題しか生成されない.もしかすると,そもそもじっくり考えてパズルを解いて楽しむというソフトなのではなく,簡単な問題をさくさく解くという脳トレ的ソフトなのかもしれない.自動生成問題のほうが本題だったりするとか.
あと,「ぬりかべ」と「美術館」がDSでできるのは現状これだけであるという点も重要で,ほとんどこのために買ったと言ってもよい.やっぱりもうちょっとぐらいは難しい問題も入れといてほしかったなあ.
画面デザインは微妙にセンスが悪い感じ.さすがジャレコ.
バンダイナムコ「グンペイりばーす」
まあ面白いのだが,これは要するにグンペイというゲームがもともと面白いのだ.テトリスや上海なんかのソフトはどう作ってもそれなりには楽しめるのと一緒だな.ワンダースワンをわざわざ入手しなくてもよくなったので便利.
対戦(CPU戦,対人を問わず)がいまいちなのも,もともとそういうゲームなのだろう.DS版はステージを増やすのにCPU戦をどうしてもやらないといかんのがやや面倒な点だ.
画面デザインのセンスが2chで大不評だが,俺もそう思う.DSLiteは画面が明るいのでプレイに支障が出るというほどではないが,いまいち趣味の悪いステージが多い.明らかに力を入れるところを間違ってる感じ.
DS版独自の改変として大きいのは,タッチパネル操作だろう.これだとかなり敷居というか難易度が下がると思う.グンペイをやったのは今回が初めてなのだが,正直キー操作ではしんどくてあまりやる気が起きない勢いである.ただ,せっかくタッチパネルで操作できるようにしたんだから,縦持ちモードをつけてくれればよかったのになあ.視認性や操作性がけっこう違っただろうに.