さてそろそろ新学期なので，また元気に大学の愚痴を書いていこうと思いマース．
事務にしろ教員にしろ大学の連中というのは，講義における適正人数というものに対して無頓着すぎる傾向がある．上等な講演やモチベーションの高い奴限定のシンポジウムとかだって，人数によってできることとできないことがあるものだ．ましてや今の大学にそんな上等な講義があるわけなくて，一刻も早く帰りたいような連中になんとか練習などをさせることになるので，真面目にやるなら学生の人数がどのくらいかはかなり問題になるはずなのだ．てきとうに空いてる教室に入るだけの人数を上限にしてどうなるというのだ．
まあ少人数クラスにする予算なんてないんだけどね．キャンパスの福利厚生を充実させたり掃除の人を大量に雇ったりする余裕があったとしても．
某大学の教員ハンドブックには成績の基準というのが書いてあって，100〜90点でSとか90〜80点でAとか80〜70点でBとかそういうのが書いてある．だが，どういう内容でどれだけの量の授業をするか，どの程度厳しく採点するか，どんな試験をするかなどの基準は一切ない．じゃあ点数ごとの成績基準ってもしかすると全然意味なくないか．
ていうか成績にSとかあるのが驚きだ．今年度から増やしてみたらしいが，一体何がしたいんだ．
今年度は，学費をちょっと安くして客を集めておき，収入が減ったぶん授業補助員や事務員などを削ってコスト削減してるようだ．それなんてDQN企業？ いやまあ確かにうちなんぞはもともとDQN物販業のようなものではあるが．
ていうか人員の削りっぷりはかなりヤバス．ただでさえ受講者数に無理がある授業もあるのに，補助員が2クラス掛け持ちとか無理に決まってるだろ．学内PCトラブル担当窓口もすっかり小さくなっちゃって，学期末には破綻するのが今から目にみえるようだ．
いっぱい入れてもこのぶんじゃ中退者も増えそうな気がするけど，アレか，うちの学校も入学料で儲ける方針にしたのか？
あと去年まで学生が一人とか二人とかだった授業が，今年は40人近く来てた．何だこれ．授業時間数は半分になってるし，今年はほとんど進まないだろうな．