海月玲二

Android用SKKのシフトキーの扱いが変だ,ということをあるブログで指摘されて初めて気付いた.確かに,シフト押しっぱなしで入力しようとすると最初の一文字しかシフト扱いにならない.IS01ではそんなことしないので全然思いもしなかったな.とりあえずこの件の修正と,ついでにzhなどで記号を入力する機能を入れて更新.中黒とかが入力しにくいのは自分でも気にはなってたし.

しかしCandidatesViewの表示位置がおかしくなる問題はどうしようもないな.いろいろ調べてみたがさっぱり解決法がわからない.本家の解説を読んでも「ソフトキーボードが画面最下部に,その上にCandidatesViewが出る」としか書いてないし,どうもAndroidのInputMethodフレームワーク自体が画面サイズを取りそこねてるような気がする.シフトキーの扱いもそうだが,結局はこのフレームワーク自体が発展途上だからどうしようもないのだろうか.公開されてるOpenWnnのソースを見てみたら,CandidatesViewをわざわざ自前で描画している始末.シフト状態の管理も当然自前だし.

2011-08-04(木)

無題

darktableなるRAW写真データ現像ソフトを入れてみたので記録.debian squeezeにはなかったがwheezyにはあったので,ソースを持ってきてdebuild.必要なライブラリの類はほとんどsqueezeで調達できたが,liblcms2だけは無いようなのでこれもwheezyからソースで用意した.あと,なんかビルド中にgccの-Wno-error=unused-but-set-variableなるオプションが無いとかでエラーになったのだが,どうもこれはそもそもgcc 4.6でエラーになるから回避のためにdebian側で追加したもののようなので,単純に消してやったら普通にビルドできた.よかったよかった.

さて,最近の現像ソフトらしくちゃんとLX5のRAWデータも現像できるし,UFRawよりさらにあれこれ機能が付いてておもしろそうである.こんどの旅行でもいくつかRAWで撮ってみることにしよう.内部で全部32ビットで扱ってるとかいう話なので,単純にjpeg画像の色とか黒つぶれとか調整するのにもいいかもしれない.

ところで,試しに600ぐらい画像のあるディレクトリを開いてみたら,メモリが足りなくなってあやうくいろいろと落ちそうになり緊急停止する羽目に.まあ画像処理とかばりばりやるのには2GB弱のメモリじゃ足りねえか.

2011-08-09(火)

無題

最近思うのだが,「プログラミングには等幅フォント」というのも所詮は慣れの問題なのではないだろうか.プロポーショナルフォントを使ったところで,スペースやタブの幅が変動するわけではないのだから,別にインデントがわからなくなったりはしないんだよな.しばらく前から試しに,プログラムを書くときはGeany上でMigU 1Cを使ってみているのだが,特に困った気はしない.キーワードのハイライトとかがちゃんとしてれば大丈夫な感じである.というかこっちのほうが英単語が読みやすくていい気がする.それとも,高度に複雑なプログラムを書くときにはカラム位置というのも重要な情報になるんだろうか.

ついでに,最近はEmacsもほとんど使ってない.2chとメールはとりあえずJDとSylpheedで見てるが,まあ別に問題はない.というかJDはなかなか便利だ.あとはhowmに代わるものさえ用意できれば完全にEmacsが無くても大丈夫なんだがな.