PCのdebianシステムをJessieに移行させた.今回は諸般の事情でdist-upgradeではなくクリーンインストールである.ひさしぶりにインストーラーを使ってみたら,USBカードリーダーに差したSDカードで起動できたのでちょっとびっくりした.あとインストーラーのイメージをSDカードに書きこむ操作が,cp debian.iso /dev/sdcみたいな感じで大丈夫で,ddとか全然使わなくていいのには感心した.すげえ.インストール用にCDを焼いてた時代からずいぶん変わったものだ.
以下俺用メモ.
- UEFIでブートする場合,ブートローダーはいわゆるMBRではなく専用の小さいパーティションを作ってそこに置く.そんなこと全然知らなくて,インストーラーが止まるので焦った.
- uimでロシア語を入力するのにm17n-ru-kbdとか使うと,キーマップをdvorakにしている場合キーの対応がおかしくなる.そもそもラテン文字をキリル文字に対応させてるだけなので当然だ.とりあえず/usr/share/m17n/ru-kbd.mimを直接書きかえれば直せるが,なんかホームディレクトリのファイルでできる設定はないもんだろうか.
- im-configでuimを使うように設定してても,自分で起動しないとuimが起動してくれないので悩んでいたのだが,どうも.xinitrcがある場合は.xinputrcを読んでくれないらしい(ナンデ?).そこで.xinitrcを.xsessionにリネームしてやると問題ない.でも,.xsessionはログインマネージャー的なものを使うときのファイルだ,とむかーし聞いたような気がするな.いつのまにかstartxのときも読むようになったんだろうか?