小テストのちょっとした注意書きについて説明をしていて，念の為英語でも言ってみたところ，そのとたん留学生たちが動きだした．うーん，やはり彼らはそもそもあまり日本語がわかっていないご様子．まあそうだろうな，数あわせに入学させてるだけだろうし．
そもそも，日本の大学に日本語があまりわからない状態で留学しても，あんまり意味はないんだよね．百歩ゆずって，まともな学校の大学院なら英語で勉強できるかもしれないが，Fラン大学の学部じゃなあ．英語で授業したら日本人の学生はほぼ全滅だろうし，そもそも教員だってそんなことできるかどうか．
関数の返り値の処理，というか，「関数の呼び出し自体が式であり，値を持つ」という事実は，「変数」という概念に続く，プログラミングにおける初心者キラーだと思う．二年目でもけっこう理解してない奴がいるようだ．アレだ，いっそ純関数型言語でプログラミングの勉強をはじめて，「関数とは数学のアレと同じものである」って認識したら，マシになったりするだろうか．
ところで，プログラミングの課題をやらせるにあたって，本当に最初のほうは，どうやっても似たような問題にしかならない．だから，再履修してる連中はこのあたりだとすごく楽になる．楽になると，なんつうか調子こく奴が出るんだよなあ．で，油断してて中盤でまたついていけなくなったりする．困ったもんだ．