去年は、「試験受けるだけなら感染リスクは高くねえし、オンライン授業でも試験だけ対面でやればよくね」とか思ってたけど、そんなことはない気がしてきた。授業時間にどう感染対策してても、要するに学生を集めては駄目なのだ。いや別に学生に限ったことではないが、仲間や友達同士を集めては駄目なんだ。
というか「マスクなしで喋るな」というだけのことなのだが、人間というのはこれだけのことが守れないということがよくわかった。日本はほかの国に比べればコミュ障型人間が多いぶんマシかもしれないが(だから「お願い」だけでもここまで持たせられたんだろう)。
というわけで試験があいかわらずオンラインでもやむを得ないと思う。そして勉強したかどうかをマトモに判定できなくてもやむを得ないと思う。俺らの責任ではない。不可能なのだ。なんか授業支援システムのテスト機能とかでちゃんと判定できると思ってる奴がいたら、たぶんそいつはパーである。
まあ、資料を調べたり相談したりすることを想定した上で試験を作る、ということ自体は不可能ではない。ただ、それはとても難しい試験にならざるを得ないので、たぶん普通の学生は落ちるだろう。採点基準を超甘くするなら、結局何も判定していないのと同じだ。
学生がついったーとかで「対面試験をやめろ」とか言ってるのも、たぶん単にいまさら普通に試験やられると落ちるから、という奴がほとんどじゃねえかな。