海月玲二
2023-07-31(月)

無題

今年の夏休みの工作は、前からいろいろ試行錯誤している携帯用raspberry piのバージョン2である。Waveshareのサイトをなにげなく見ていたら、DSI接続で8インチ・1280x800ピクセルの液晶パネルという商品が出ていたので、買ってみた。

今まで使っていた液晶は7インチなので、当然今まで使っていたプラスチックケースには入らない。今回は新技として、3Dプリントサービスで専用のケースも作ってみた。このためにわざわざFreeCADの使いかたを覚えたので、けっこう手間がかかった。

3Dプリントで物を作るというのは初めてなので、もちろん微妙に失敗した点もある。ネジ穴の位置が微妙にズレててちょっと不安とか、raspberry piのコネクタの下に余裕を持たせなかったので接続に無理があるとか。まあ、いちおうなんとか使えそうなので、今年の旅行はこれで行ってみる予定。DSI接続だし、コネクタから外箱までの接続も考えなくてよくなったのでバージョン1よりだいぶシンプルになったし、総重量470g(もちろんバッテリーはない)におさまったので、思ったよりはよさそうだ。

ところで、この液晶パネルはWaveshareが出している専用のドライバを読みこまないと表示すらできない。ここだけはけっこう難点である。LibreELECやLakkaとかを使おうとしても、今のところドライバの読みこみに成功していない。とりあえずRaspberry pi OSのデスクトップからゲームとか動画プレーヤーとかは起動できるように設定した。

どうも最近のRPi用カーネルには、Waveshareの一連のLCD商品の(リバースエンジニアリング版)ドライバが入っているらしいのだが、これもうまく動かせていない。どうやるのかよくわからん。config.txtに書くだけじゃダメなんだろうか。