静岡よりマサラをこめて

最近、また新たなインド料理屋が浜松にオープンしたと聞き、早速訪ねてみた。いいなぁ浜松…インド人実業家の方、静岡市にももっと目を向けて下さい。(´・ω・｀)

しかしこのジャムナは…凄い目立たない所に在ります。直近は浜松駅なれど、繁華街からはだいぶ離れた住宅地区画の中にデンとそびえるマンションの1階部分に入る店舗。こんな所…この道を生活道路にしてる人じゃなきゃ気付かないだろ…。

珍しい引き戸の扉を開けて入店すると、シェフ着のインド人男性とサリー姿のインド人女性が1名ずつカウンターの中に。ご夫婦で営まれてるんでしょうか。元は中華料理屋という事で半分テーブル席、半分カウンター席という以前の面影を残しつつ、リフォームされたのか店内は小奇麗で、例の如く店内にはインドBGMが流れますが、お二人共物静かな方で先客が静かなお一人様だったのもあり何だかしんみりした雰囲気。もうちょっと活気があってもいいのでは…まぁまだ不慣れなのかしらん。ちなみにカウンター席は新調した(?)イスが低めで元からあるカウンターの高さと合っていません。座高の高い私には丁度良かったですが(汗)、股下の長いモデル体形の方、私のあしながおじさんを気取る方などはテーブル席の方がいいかもしれません。ヘッ！

ランチメニューとグランドメニューが置かれ、どちらでもOKそうな感じでしたがまぁ最初なのでランチセットで。カレーとそれに伴うセットの構成がドリンクも含めて固定という珍しい形態。インド料理屋といえば案外融通が利いたりするもので、ここも「単品メニューも気軽にお申し付け下さい」との文言はあったけど、値段もバラバラだし流石にセットカレーの組み替えは無理かも。辛さ調整も1〜5段階の表示ながら、1が既に[普通の辛さ]、3が[かなり辛い]となっており…当然ビビって1でオーダー。物静かな方ながら、注文対応はしっかりと。ナンを食べ終わる頃に『オカワリドウデスカ？』とも声を掛けて頂いたし。(勧めてくれる店は意外と少ないよね)

ランチBセット。キーママタル(チキン)，サラダ，スープ，ナンorライス，ラッシーで\880也。

ランチセットはナンがおかわり自由だけど、カレーは少なめ、キーマも少なめ、マタルも少なめ(マタル嫌いには嬉しい？)、スパイス感も弱く…うーんランチカレーですねと。辛さ3ぐらいにしとけばナンも進むかもしれません。1ではやはり全然辛くなかった。そのナンも、まぁよくあるランチのナンです…パリッとしてはいますが、それはナンの薄さからくるものという。味はプレーンで良かったのですが。
ラッシーは飲んでみると乳清の味と膜の様なものを舌の上で感じ取れ、おっ？本格的に作ったものなのかな？と。味は…人によるでしょうけども(^^;。美味しいとはいってもねー、まんまブルガリアのむヨーグルトの味では悲しいじゃないですか！それと比べればという事で…。

食後にグランドメニューを眺めてみると、なかなか豊富な品揃えでポークカレーなどもラインナップされており、ちょっと気にはなります。駅から離れているとはいえ遠鉄に乗っていく店ほど遠くはないし、ディナーにも行ってみようかなぁ。

浅田町にある西友の近く。ARCO2というマンションの1階部分。