たまに拝見している奇食の館の管理人リムさんが、ブログの方で奇食一歩手前なインド料理として、この店の「信長勝っ戦セット」を紹介されていたのだが…もう2年前の話、桶狭間の戦い450周年記念でのタイアップ企画という事もあり、流石にもう無かった。ちとネタをあっため過ぎたな…。

というか事前情報ではこの店のオーナーはバングラデシュの方で、カルカッタ風チキンカレーやフィッシュカレー等、ベンガルな雰囲気を推し出した店だと聞いていたのだが…退店時に頂いたチラシにはまだその名が残っていたものの、現状のメニューからはカルカッタという文言は消え、シーフードカレーの項にはフィッシュカレーも無かった。企画終了どころかオーナー自体がもう変わってしまったか…残念。

[豊明]力車 [豊明]力車
そんな訳で現状のメニューは、品数は多いがあまり見所も無いというか…。タイカレーや生春巻き等手広くラインナップされている中、只のチキンカレーでは雑多な中の1つとして埋もれているし、他に特に珍しい物も無く。以前より引き続き出されているビーフカレーと、シャチホコをイメージしたらしいエビカツ(エビフライ)カレーにちょっと目が行く程度。

セットはノバブセットという、カレーも選べてお得感のあるセットがあったので、それを注文。
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先ずは焼き物皿から。チキンティッカはありふれた出来だが、シークカバブはものすごく密度が高く、ちょっとしたソーセージ並みの噛み応え。お味はまぁ悪くないが、焼き物は全て作り置きらしくヌルい。
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そしてグランドメニューよりお好きなカレー1品とナン(orライス)。更に食後にドリンク(チャイorコーヒー)が付き、締めて\1,480也。お好きなカレーといっても、果たしてエビカツカレーは選べたのだろうか…。

カレーは折角なのでビーフカレーにした。まずまずスパイシーだったが、肉は三切れほどと淋しい。そして中辛でお願いしてこの辛さか…確かに中辛の上は既に激辛だったが…という訳で中辛派の方は注意が必要かも。ナンは変な甘味やボソッとした所のある、個人的には嫌いなケーキっぽいナン。ただ縁の所がパリパリに焼けていて、そこでサクサク感が楽しめたのが幸いだった。

焼き物が作り置きの割りにチャイは淹れ立てらしく、紅茶の香りは良かったが…まぁどーしてもビーフカレーが食べたい!とかでなけりゃ、無理に選ぶ理由も無いかなと…。

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伊勢湾岸自動車道の豊明I.C.下りてすぐ、スパークリングシティ ポルトの敷地内。ちょっと奥まった所にあるので、電飾されたサイクルリキシャを目印に。